株式会社 AZism

和田 敏典

14業種の立上げから学んだ経営の極意!

エンターテイメント、健康、飲食… 多業種経営成功の裏側
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株式会社AZism 社長 和田 敏典氏のONLY STORY


【経歴】
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1965年3月24日生まれ
(株)AZism 代表取締役
エーゼットグループ 代表

過去14業種の事業の経営を経験し、現在はエンターテイメント・健康・飲食の3分野で
ゲーム販売、フィットネス、ラーメン店経営など6業種の事業を経営している。
グループ理念:「私達はお客様、従業員、家族の幸せの為、日々努力し、社会貢献を目指す、人間集団である!」
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借金3600万円からの逆転経営!秘訣は時流適応!?


私は元々自分が起業するなんて夢にも思っていませんでした。
学生時代はバンド活動に明け暮れ、高校を卒業してからも起業をするわけでもなく、親元を離れたいという一心で、家電販売店に就職しました。

就職後は異例の早さでの副店長就任など順風満帆の日々を送っていたのですが、ある日突然、父から「レンタルビデオ店を経営したいと思っているので一緒に事業を手伝ってほしい」と相談を受けたのです。

家電販売店での仕事にやりがいを感じていたので、とても悩みましたが父からの頼みということもあり、結局は父の事業を引き継ぐことにしました。

その後、父と経営方針の違いから対立してしまい、結果的に父の事業を譲り受ける形となり、20歳にして、レンタルビデオ店の経営を任されることとなりました。

譲り受けた当初、店の借金は3600万円あり、経営者としてのスタートは前途多難でした。(笑)

開始時、店の近くに大手競合店があり、店の広さ、価格面、取り扱いビデオ数でも負けていたことから売り上げも少なく、経営状況も厳しい状態でした。

しかし、父から譲り受けた会社を絶対に失敗させるわけにはいきませんでした。そんな厳しい状況の中でも何とか競合店に勝てる方法が無いか寝る間も惜しんで考える日々が続きました。


そして、ある日取引先のビデオ店を訪ねた時に転機が訪れたのです。
その店はアダルトビデオを専門とするビデオ店でした。

その店の形態に興味を持ち調べてみると、映画の有名タイトルに比べ、アダルトビデオは複数本借りられることが多く、仕入れ値も一般映画の半分以下ととても安い価格で多くのタイトルを取り扱うことができ、小さな販売店でも、多くの商品を回転率高く売り上げることで大手競合店に対抗できると考えられたのです。

私はすぐに、店の主力の取り扱いビデオをアダルトビデオにすることを決断しました。

また、陳列方法も店内ランキングや人気作の複数展示を取り入れるなど、大手競合にはできないような
大胆な方針転換を行いました。結果としては、オープンして1年7ヶ月目にして、初めて黒字の月を出すことができ、その後もビデオ店は好調に売り上げを伸ばしていくことができました。

こうした時代の流れや環境に合わせる経営手法は、社内で「時流適応」と呼ばれており、今の経営にもつながるエーゼットグループの経営哲学です。

14業種の経験から編み出された事業成功の3つの軸


弊社はビデオ店での成功体験と同じように「時流適応」の方針の下、14業種の事業を行ってきました。
20歳に起業した頃では、考えられないくらい多くの事業を行ったと思います。

その後、時代の流れに合わせ変化をし続け、今は大きくエンターテイメント、健康、飲食という3分野でゲーム販売、ラーメン店、フィットネスなど6種の事業を手がけています。いろいろな事業を手がけていますが、どんなものでも良いということではなく、事業を立ち上げる際にはいつも、”3つの軸”を意識しています。

それは、
・お客様の顔が見えること
・トレンドがあること
・専門性があること
というものです。

お客様の顔を見れば、お客様が喜んでいるかどうかが分かります。
お客様の喜んでいる顔を見ることで従業員も楽しく働くことができますし、事業を判断する上で大切な評価基準になります。

また、時流適応していくためには、トレンドがある事業でなければなりません。そして、専門性を元にいろいろな施策を打つことで、他社にも負けない事業を展開していくことができます。


現在はこの3つの軸を元に事業を展開していますが、一度だけこの3つの軸を無視した事業を展開してしまったことがあります。ある日通っていた焼肉店のオーナーから、この店を200万円で買わないかと言われたのです。

200万円という格安の値段で焼肉店を譲ってもらえるということで、その店の常連であったこともあり、自分の舌と根拠の無い自信を信じ、焼肉店経営を始めました。しかし、結果は2年で2000万円の赤字を出し、閉店することとなってしまいました。

この焼肉店の経営は痛い失敗でしたが、それと同時にとても価値のある経験でもありました。その時の経験から、3つの軸を守ることの大切さを知り、また、飲食店経営のノウハウ、飲食店経営において注意すべきポイントも学ぶことができました。

焼肉店で得た学びを基に始めた横浜家系ラーメン「大和家」は今では10店舗以上を出店するほどのエーゼットグループの主力事業となっています。これは、事業を行ってきたことが新たな事業に経験として役立った一つの事例だと言えます。

今後も、事業を行う上での3つの軸を踏まえつつ、多くの事業を行って得た経験を基に常に進化して、新しいことに挑戦するベンチャー企業でありたいと願っています。

従業員のための”100年企業”へ


会社を始めた当初は私と父、そして弟の3人で始めた事業でしたが、
気づけば、アルバイトも含め400人以上の従業員を抱える企業となっていました。

若い時はがむしゃらに自分ひとりの力を信じ、社長としてこの企業を引っ張ってきました。しかし、20代後半に体力の衰えを感じると同時に、どうして自分は仕事をするのかと疑問が湧くようになり、その答えを探すようになりました。

それまでは、小さな目標を積み重ねるだけで、大きなビジョンを描いていなかったことに気づいたのです。そして自分自身の仕事へのこだわりが4つ見つかりました。
① 幸せ!
② 努力
③ 社会貢献
④ 人間集団
という4つです。

この4つのこだわりは、企業理念にも反映されており、常にこの理念に沿った経営を心がけています。

たとえば、従業員の働きやすい環境つくりのために、福利面での整備を整えています。また、従業員が持っているポテンシャルを引き出して成長させられるよう、社内セミナーを開いたり、いろいろな人の話を聞ける機会を作っています。

そういった環境の中で仕事をすることで日々従業員が成長を感じられ、毎日みんなで楽しく仕事することができる場を作りたいと強く願っています。それが結果的にお客様の幸せにもつながると思っています。


今後、この4つのこだわりを共有できるメンバーと一緒に仕事に向き合いエーゼットグループ一丸となって、進んでいきたいと思っています。その中で、近年私たちは一つの目標として、『100年企業』というスローガンを掲げました。

このスローガンには、エーゼットグループで働いている従業員のみんなが安心して、働けるようこの先も長く続く強い企業にしていきたいという思いが込められています。

そのために社内カンパニー制をとることによる社長候補人材の育成や、地区集中の店舗出店ではなく、世界も視野に入れた店舗拡大を考えています。

うちの会社はまだまだ創業期のベンチャー企業です。こうした改革を積極的に進めており、従業員のみんなにもどんどんチャンスを与え、意欲のある人には事業を1から立ち上げられるような環境もあります。そうしたチャレンジングな環境の中で、みんなで共に楽しく働き、エーゼットグループは100年企業を目指していきたいと思っています。

株式会社 AZismの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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