デザインプール株式会社

田中 真史

日本のモノづくりに、もっとクリエイティブの力を。

付加価値を持った提案型クリエイティブでBtoB企業を支える。
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デザインプール株式会社 社長 田中 真史氏のONLY STORY

高校2年生で見つけた夢への道。


広告業界に興味を持ったのは、高校2年生の時。
ある駅ばりポスターを見たことがきっかでした。
都内の遊園地の広告でしたが、そのアイデアが非常に面白くて、広告に何の興味もなかった私が、衝撃を受けたんです。
広告には、人の心を動かし、頭にインプットする力がある。
ワンビジュアルで商品に対する印象を高めるすごいものなんだなと、印象が一転しましたね。
それからアートディレクターに憧れ、一直線に目指すようになりました。

多摩美術大学を卒業後、広告代理店に入り、クリエイティブ・コミュニケーションを担当してきましたが、金額の大きい「広告媒体(TV、WEB、新聞、雑誌など)」を扱うことが最優先で、クリエイティブを目的としていないと感じるようになりました。
もちろんビジネスとして金額と利益の大きい「広告媒体」を優先すべきは当然ですが、「コンテンツ(企画・制作)」が良質でなければ、“伝わらない”ことを繰り返すだけになってしまいます。
顧客のことを考えれば、必ずしも高額な媒体だけではなく、チラシの方が効く場合もある。
どんな媒体も、クリエイティブ・コミュニケーションが中途半端であれば意味がなくなってしまうんです。
もっと「コンテンツ」を突き詰めたい。
そんな思いから、2007年に独立し、デザインプールを設立しました。

私は、非常にラッキーだったと思っているんです。
高校生という早い段階で、アートディレクターという将来の目標を持ち、そこに向けて、大学も就職先も迷うことなく決めることができたのですから。
やりたいことですから、何でも興味を持てたし、どんな苦労も苦じゃありませんでした。
今の大学生の皆さんには、ぜひ、早くから目指すものを見つけて、そこに向けて自分の世界を広げて行ってもらえたらと思いますね。
そうでなければ時間がもったいない。そう感じます。

BtoB企業の課題解決に取り組む。


弊社は、大手企業から中小企業、スタートアップなど様々な規模の案件で、広告戦略・企画立案からブランディング、グラフィックデザイン、WEBデザイン、パッケージデザイン、SPツール制作など、領域にとらわれない活動を続けています。
現在力を入れているのは、BtoB企業様に対するデザイン企画業務です。
たとえば、主要取引先の一つである横浜ゴム様の場合は、一般的にはタイヤが有名ですが、弊社がPRを担当させていただいているのは、コンベアベルトの製造といったモノづくりの分野における広報戦略なんです。

今、日本のモノづくりは、グローバル経済の発展とともに、厳しい局面にさらされることが多くなりました。
優れた製品・技術を保有している大・中小企業はたくさんありますが、製品のカタログやパンフレット、WEBサイトなどを、しっかりとしたデザイン会社で作っていないケースも散見されます。
日本のBtoB領域の企業は、製品をスペック重視で捉える風潮が強いんですね。
でもスペックってそれほど大きな差が出るものではないし、新しい技術も、すぐに真似できてしまう。
そんな中で、世界レベルの競争を勝ち抜くためには、コンセプトワークからデザインまできちんとできている企業の方が強いんです。
そして、その事にお客様ご自身も気付くようになってきました。

日本のBtoB領域の企業は、「デザイン」や「アピール」が苦手と言われていますので、海外で使用される広告やパンフレット、パッケージ、イベントツールなども多数制作してきた弊社が、いわゆる「デザイン屋さん」としてではなく、コンセプトワークやPR方法全般までご提案させていただいて、お客様の抱えている課題を解決することに重点を置いています。

国内・海外問わず「製品・技術の良さ」をしっかりアピールするためのお手伝いを、根本的な部分からさせていただくことで、デザイン事務所として社会のためになればと思いますね。

デザイナーだからこそ見える一面がある。


これからも、主力の広告デザイン事業だけではなくクリエイティブ・コミュニケーションを通じて、社会に対する課題解決を提案できる企業になっていきたいと思っています。
その第一歩として、社会に役立つものを創る目的で「オリジナルプロダクト事業(creative pool)」を始動しました。
たとえば、「スタンドする使い捨てゴミ箱」や「部屋の隅に付く時計」といった新しい視点と実際の利便性の向上を目指したデザイン性だけではないモノを企画・製造する事業です。
こうした自社でのプロダクト開発を経て、特許や実用新案、商標を自社で取得し、メーカーとしての業務を実体験することによる「新しい解決方法」を提示できればと思っています。

現在「休眠特許」と呼ばれるたくさんの素晴らしいアイデアが埋もれている状態で、それらの上手な活用についてもデザインの視点から役に立てればと思っています。
専門にやってきた技術職の人から見ると活用方法などが一面しか見えない場合もあり、門外漢のデザイナーから見ると、新たな活用策が見えたりすることもあります。
それは非常に大事な事で、広告屋として色々な角度から物事を捉えてたくさんの案件を手がけ、発想を変える力を培って来たからこそできることだと思っています。

「クリエイティブ=創造すること」なので、ジャンルや分野を問わず、自由で柔らかい発想力と技術力で、新しい価値を生み出せればと思います。

また、受け身だと作業的なことに終始してしまいがちなデザイン制作において、ビジネス(経営)に対して課題解決を図れるような取り組み方をしていきたいですね。

デザインプール株式会社の住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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