株式会社F2Hconsulting

三輪 真史

「衣食住」をコンサルティングして経費削減

確実な利益と喜びをもたらす事業を展開する
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株式会社F2HConsulting 取締役 三輪 真史氏のONLY STORY

リーマンショックで人生の転機を迎え、最初の起業の失敗から経営を学んだ


F2HConsulting は、電気、水道料金をはじめ、 企業のトータルコスト削減を専門とするコンサルティング会社です。

 私のキャリアのスタートは、地元の名古屋で医療業界のお客様にパソコンを納品する仕事に従事していました。レセプトコンピューターや電子カルテというものを専門に取り扱っており、お客様が病院ということ以外は、ほとんどITの仕事と差がありませんでした。もともとITやシステムに興味があったこともあり、次第にIT業界で働きたいという思いが大きくなってきて、名古屋でIT企業に転職することになりました。

その後、転機になったのは、2009年のリーマンショックです。当時、アメリカの金融の話だと思ってまったく関係ないものだと思っていたのですが、同じ愛知県にある大手自動車会社が赤字となり、その会社と契約していた周囲の企業にまで大きく影響を及ぼしました。私がいた会社も仕事自体が半減して、社内の状況は非常に厳しいものになりました。愛知の企業は、少なからず似た状況だったのではないかと思います。会社が悪いわけではなく、世の中がそういう状況になってしまっていたのですね。上司からも、しばらくは給料が上がることはないと断言されていました。

 私は、当時30歳手前で、そこで自分の人生を深く考えることになったんです。出した結論は、愛知ほどリーマンショックの影響が及んでおらず、IT業界の中心である東京に出るということでした。東京では、建設業界のクラウドサービスを運営する会社に3年ほど勤めてから、国内でも大手のIT企業に転職することになりました。この会社では、今注目されているビッグデータ活用の先駆けのようなことをしていました。携帯会社や家電メーカー、自動車会社、製薬会社など、さまざまな企業を訪ねて、集めたデータの分析と活用をするコンサルティング業務を進めていたのです。

そのとき、ご縁である飲食店の社長に声をかけられ、共同で飲食店を立ち上げたのが、最初の起業でした。しかし、採算が取れずに一年足らずで店を手放すことになりました。会社員と経営者では必要なスキルがまったく違うのだと、身をもって学んだ経験です。その経験を生かして次の仕事を立ち上げ、そのときに出会ったご縁から、今のF2HConsulting を立ち上げるに至りました。

「衣食住」をコンサルティングして、お客様に利益をもたらす


F2HConsulting では、電気、水道料金を始め、企業のトータルコストの削減するコンサルティング業務を行っています。

具体的には、実際に店舗や施設に訪ねて照明や空調、水道周りの設備や現在の電力契約を診断します。古くなった部分を取り替えたり、契約の形態を見直すことで、コストが月額3割ほど削減になることもあります。このような事業を基本的に行っています。現在は電気と水道がメインですが、今後はガスの分野にも注力していきたいと考えています。

また、飲食店のお客様が多いので、ビールのサーバーのメンテナンスや店舗で決済できる決済端末の導入などの金融の分野も含め、店舗向けのソリューションは昨今大きく増えていますので、そのあたりも担当しています。もちろん飲食業界に関わらず、大手の商業施設から、医療、介護施設、シェアハウス、エンターテイメントの施設など、電気と水道を使っているところなら、基本的にはどこでもお客様になりえます。

 当社は、基本的に経費削減を前面に打ち出しているので、お客様が現在のコストから金額を下げられるのであれば、代金をいただくというシステムを取っています。どうあってもお客様は、損をしない仕組みになっているのです。ほかにも売上をアップするような業務も行っており、今後はそちらにも事業を広げていく可能性はあるのですが、現在は経費の削減というバックオフィス側の業務の方を得意としています。こちらは確実に成果が出ます。というのも、広告の打ち方によっては売上アップの見込みが外れることもあると思うのですが、経費削減には外れがなく、確実に出費を減らし、利益を上げることができるためです。少ないリスクで必ず効果が出るため、お客様には非常に喜ばれますね。

また、「電気」というと大手の電力会社のみを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、当社の取引先は、LEDや空調を手がけているような、電力業界に参入している数多の企業に及びます。電気について、手広く事業を行っている企業は非常に少ないのが現状です。初めの頃は私たちも何も知らなかったのですが、積極的に電気についての知識を深め、今では幅広い側面から電力の総合コンサルタント業務を進めています。多くのソリューションを揃えているところが当社の大きな特徴であり、強みでもあります。

 当社の「F2HConsulting」という名前自体、私たちの事業のキーワードです。「Fashion/Food/Home」それぞれの頭文字をとって「F2H」すなわち、衣食住をコンサルティングするという思いが込められています。親会社がアパレル企業であり、起業のルーツである飲食店、およびお客様にも飲食店が多いこと、そして電気など日常生活で役立つインフラを最適な価格で届けるということから、この「衣食住」のコンサルティングを根幹にして、私たちは業務を進めています。

様々な事業を展開し、一流のコンサルティング企業として認知されたい


2016年に電力が全面自由化されましたが、この同時期に、当社が電力業界に参入したのは非常にタイミングがよかったと思います。今は経費削減事業の専業で行っていますが、今後は経費削減以外にも、財務や売上のアップも含めて、経営コンサルティング全般を手がけていきたいと考えています。

加えて、人材育成事業ですね。当社は、人材育成事業もすでに行っていて、自社でコールセンターの運営を行っています。今はコールセンター運営のみなのですが、飲食業界をはじめ、人材不足が嘆かれる業界をターゲットにして、総合的な人材のコンサルティングを行っていきたいというのが、今後の方向性です。

今後とも、幅広く、お客様に喜ばれるサービスを次々に打ち出していきながら、一流のコンサルティング企業としてF2HConsulting という会社の認知度を上げていきたいと考えています。

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