株式会社NewsTV

杉浦 健太

ビデオリリースを広告の新たな商習慣に

人と会社を繋ぐためのPR動画配信サービス
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今回のインタビューは、届けたいニュースを動画化しターゲットに直接配信する『ビデオリリース事業』を行う株式会社NewsTVの杉浦氏にお話を伺いました。同社の取り組みやビデオリリースを広告のスタンダードにしたいという杉浦氏の事業にかける想いを語っていただきます。

株式会社NewsTV 社長 杉浦 健太氏のONLYSTORY


【経歴】

早稲田大学法学部卒。株式会社ベクトルに入社後、株式会社サイバーエージェントの子会社の立ち上げを経て、2010年に独立。独立後は複数社の経営を行う。2014年にベクトルとマイクロアドの合弁会社ニューステクノロジーの立ち上げに伴い再度ベクトルにジョイン。2015年よりNewsTVの経営に携わる。

ビデオリリースでPRする


–株式会社NewsTVの事業内容を教えてください。

杉浦氏:弊社は企業の新商品情報や記者発表会、PRイベント、展示会などの内容を無料で動画化し、動画配信プラットフォーム「NewsTV Network」で配信したり、SNSを活用してターゲットに直接届ける『ビデオリリース』を展開しています。
配信する動画のスタイルは、映画の予告編、いわゆるトレーラームービーをイメージしていただけると分かりやすいと思います。例えば2時間の映画であれば、見所だけを抜粋して動画を作る形です。
そうやって企業が伝えたい情報を適切な形に凝縮して、さらにその動画を伝えたいターゲットに届けられることが特徴です。サービス開始以降、約4年半で2500本以上の動画制作・配信を行っています。

–御社のサービスを利用されるお客様はどのような方が多いのでしょうか。

杉浦氏:ナショナルクライアント様が多いですね。ニュースや記者発表会できちんと情報を広めたいというニーズを持っていらっしゃることが多いです。

‒他社との差別化をはかっている点や、強みについて教えてください。

杉浦氏:まず動画のクオリティがとても高い点です。具体的に言うと、クライアント様が伝えたいことと視聴者が見たいものの間を取る能力に優れているんです。そして動画を制作するフローもきちんとフォーマット化しているので、安定していて且つ速く、ハイクオリティな動画を提供することが可能です。

また、独自の動画配信・分析基盤を有しているため1秒単位での離脱データが取得可能となっており、ユーザーの離脱ポイントを元にした動画制作を行える点も強みの一つです。
その他、社内には運用部という組織があって日々どのコンテンツをどういう媒体、どういうターゲットに配信すれば一番効率がいいののかを分析しています。そのような分析/調査をして、1本1本動画を作成しているからこそ動画の質が高くなっているのだと考えています。

会社の新事業から、法人化へ


‒起業のきっかけについて教えてください。

杉浦氏:NewsTVの親会社でもあるベクトルの社内で新規事業を立ち上げようということになり、その一つとして誕生したのがNewsTVでした。立ち上げの後は、ノウハウを積んでブラッシュアップを重ね、事業として形にできるという確信が持てたのが2014年ごろ。その1年後の2015年、これから伸びていく分野だと確信し、法人化に踏み切りました。

‒なぜ動画広告の分野で法人化をされたのでしょうか。

杉浦氏:これまでPRは、ニュースリリースや記者発表会などを通じて、企業側がメディア関係者に商品やサービスに関する情報を提供し、テレビや新聞、雑誌などで取り上げてもらうことを目指したものでした。しかし、必ずしもメディアが取り上げてくれるとは限りませんし、どんな取り上げ方をされるかも、メディア側のコントロール下にありました。
その後スマートフォンの普及や情報通信技術の発達、SNSの動画表示開始などの流れの中、企業が発信するニュースリリースを動画(ビデオリリース)にし、直接ユーザーのスマートフォンに届けられる環境が2015年頃に整いだしたのです。そこで、これまでの「企業側が届けたいことがユーザーに伝わらない(伝わるとは限らない)」という課題を解決するべく、NewsTVの事業を開始しました。

企業と人を繋ぎ、社会を活性化する


‒今後のビジョンについて教えてください。

杉浦氏:株式会社NewsTVは「広告マーケティング業界で、『ビデオリリース』を商習慣にする」というビジョンを掲げています。
インターネットの業界では数年前になかったものがスタンダードになることはよくあることです。それまでどこもやっていなかったことが常識になる。
例えば十数年前にはリスティング広告は存在していなく、日本に上陸してきた時もその価値に気付いている人は少数でした。しかし今ではマーケティング活動において欠かせないプロダクトとなっています。そういった商いの習慣にビデオリリースを加えていきたいと考えています。
リスティング広告やLP制作、プレスリリースなどの商材を広めたい企業のやることリストの中に「ビデオリリース」が上げられるような未来を作りたいですね。

‒そのビジョンの実現のためにどういったことをしていきたいと考えていますか。

杉浦氏:まずは「ビデオリリース」という言葉自体を広めて行く必要があると考えています。
そのほかにも動画の使い方として、クライアント様のニーズに合わせた展開をもっと作っていきたいですね。
ビデオリリースはもともと記者発表会と共に使っていただくサービスとして生まれたのですが、実は今、全ご案件の中で記者発表会での利用は3割程度です。というのも、「新商品をリリースするので動画でコミュニケーションをとりたい」という記者発表会を伴わなずにご活用頂く機会が多くなっているんです。元々のサービス提供時の狙いと、クライアントニーズが徐々に変わってきているということですね。今後はこのようなクライアント様のニーズ、またユーザーのニーズに合わせたサービスをもっと考えていきたいと思います。

そして、その結果として、NewsTVがあるからこそものが売れるとか、施設に来店客が増えるとか、そういう存在になりたいと考えています。私たちの作る動画が企業と生活者を繋いでいく。それによって人の生活を豊かにしていき、社会を活性化していけるような存在になりたいです。

‒ありがとうございます。読者へのメッセージをお願いします。

杉浦氏:自社の商材がどれだけいいものでも、伝える方法がわからない・伝え方に迷っている経営者の方は多いと思います。商材の魅力を、生活者にとってどうわかりやすくするか、という課題を抱えていらっしゃるのであれば、ぜひお気軽にご相談ください。BtoB・BtoC商材、いずれの場合もお力になれると思います。

執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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電話番号:03-5572-7353
お問合せメールアドレス:info@newstv.co.jp

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