株式会社アットグローバル

小田島 耕治

翻訳・マーケ・市場調査で海外プロモーションを支援

海外大手ITベンダーの信頼を得る、高品質なサービス
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今回は翻訳業務を中心に海外向けプロモーションの支援を行う株式会社アットグローバルの小田島氏にお話を伺いました。

「翻訳の目的はプロモーション」という考えに行き着き、単なる翻訳に留まらずに、海外現地での法調査や市場調査までを提供する同社の経営者 小田島氏に、起業のきっかけや今後の展望を伺います。

株式会社アットグローバル 社長 小田島 耕治氏のONLYSTORY

【経歴】

1970年、神奈川県茅ヶ崎市出身。学生時代には、テニスサークルでキャプテンを務める。卒業後、教育関連の仕事に就いた後、25才の時に翻訳の仕事を始め、主にIBM系の翻訳会社で翻訳を行う。

2002年に株式会社アットグローバルを設立し、英語翻訳サービスの提供を始める。その後、中国語や東南アジア言語のニーズ拡大に合わせて、2013年には中国の上海に、2015年にはベトナムのホーチミンにそれぞれ現地法人を設立し、アジア言語でのサービス強化を推進。2015年に海外市場調査サービスを、2018年にデジタルマーケティングサービスを立ち上げる。

現在は、翻訳、デジタルマーケティング、海外市場調査などのサービスを幅広く提供しつつ、外国語サポートに役立つウェブメディア「ストラテ(https://www.atglobal.co.jp/strate/)」や、ベトナム人向けに日本の魅力を伝えるウェブメディア「WAppuri(ワップリ:https://vi.wappuri.com/)」を運営している

海外向けプロモーションを包括的にサポート


–はじめに、株式会社アットグローバルの事業内容を教えてください。

小田島氏:弊社は①翻訳 ②デジタルマーケティング支援 ③海外市場調査の3つの事業を通して、海外向けプロモーションのサポートをしている会社です。

翻訳サービスについては、日本語から外国語、外国語から日本語への双方向の翻訳をしています。これまで10万件以上の案件に対応し、ご好評いただいております。

ただ、海外向けにプロモーションをしていきたいと言っても、日本語を外国語に変えるだけでは成果につながりにくいので、そこをお手伝いするためにデジタルマーケティング支援と海外市場調査を提供しています。

–ありがとうございます。続いて、デジタルマーケティング支援と海外市場調査について教えていただけますか。

小田島氏:はい。デジタルマーケティング支援では、日本企業の優秀なサービスや製品を外国の方々に理解し、受け入れてもらうために、多言語Webサイトの構築やSEO、海外向けSNSファンサイトやオウンドメディアの企画・運営によるプロモーションサービスを行っています。

また海外市場調査については、外国の法律調査と市場調査の2つを、弊社の海外スタッフと連携して行っています。

自社の製品やサービスを海外で売りたい場合、まずはその国の法規制に準拠させないとマーケットに出せないので、日本だけでなく進出先の国の法をクリアしているか、現地の法律を徹底的に調べます。その後、競合他社がどれくらいいるのか、どうしたら現地で受け入れられるか、などのマーケティング調査を行い、現地でのプロモーションをお手伝いします。

–同業他社と比較した際に御社ならではの強みはどこにあるとお考えですか。

小田島氏:プロモーションサービスを展開する中で、翻訳のみに留まらず、マーケティング、その後の市場調査までワンストップで行える点が強みですね。

弊社は、ベトナムとホーチミンに現地法人をもつ他、世界中に住む約1,700人の翻訳者と契約を結んでおり、40ヶ国語以上の翻訳に対応することが可能です。翻訳者にとって不可欠な能力が「調査力」や「訴求力」です。海外現地の言語表現力と調査力に秀でたプロフェッショナルなスタッフが数多くチーム内に在籍しているからこそ提供可能なサービスだと自負しております。

自動化できない、人間ならではの翻訳


–なぜ現在の事業を始められたのでしょうか。

小田島氏:私は2002年から主に「翻訳」にフォーカスしてサービスを提供してきたのですが、いま翻訳業界は大きく変わりつつあります。例えば、機械翻訳の品質が上がってきたことから、最初の翻訳は機械に任せて、その少しぎこちない日本語や英語をリライトするといった仕事が増えてきています。

そのように業界が変わっていくなかで、翻訳会社として生き残り、お客様のビジネス目標達成を支援するために、翻訳会社としてのノウハウを最大限活かすにはどうしたらよいか。そう考えたとき、海外向けのプロモーション支援や市場調査に行きつきました。

自社の商材やサービスに関する資料を翻訳したい理由は、外国人にそのよさを知ってもらい、商品やサービスを使ってもらいたいからです。そこを考えた結果、自分たちは翻訳業界で20年ほど仕事をすることにより、そもそもお客様のプロモーション支援をしてきたのだ、という当たり前の事実を再認識するに至りました。それならば、「翻訳+プロモーション」を掲げて、サービスとして提供していくことで顧客のニーズに応えられるのではないかと考え、現在の事業を始めるに至りました。

–創業してから今までで、印象に残っているエピソードはありますか。

小田島氏:たくさんありますが、海外の大手IT企業の翻訳案件を主に扱う、MLV(Multi-localize Vendor:多言語ローカライズベンダー)と呼ばれる巨大な翻訳会社との取引開始に果敢にチャレンジし、継続取引に至ったプロセスは印象的でした。

ソフトウェアやハードウェアは、マニュアルやPR資料を一度翻訳しても、次々と新しい機能が追加されていくため、その追加部分の資料を翻訳する必要が必ず出てきます。また、最近はどの企業もWebを使ったプロモーションに非常に力を入れていますので、製品のリリースサイクルとは別に、マーケティングやプロモーション資料の翻訳ニーズがどんどん増えています。中でも、MLVはサービスの提供範囲が広いため、一度認められると、長いスパンで継続的に案件をいただくことができます。

しかし、彼らから信頼を得るのは簡単なことではありません。どの企業も自社製品やサービスに対する並々ならぬこだわりを持っています。誤訳や訳抜け、スペルミスなどのヒューマンエラーはもちろんのこと、「この専門用語をどう訳すのか」とか「この分野の資料はこういった読者をターゲットにしているので〇〇な雰囲気で訳して欲しい」とか、そういったことに非常に厳しいんです。

製品に対するお客様のこだわりを理解した上で翻訳できるチームの構築と継続的なトレーニング、キャパシティの拡充、とんでもなく高い品質要求への確実な対応などが必要になり、非常に大変でした。それでも、要望に応えるべく必死に改良を重ねました。翻訳部のチームリーダーや品質担当者、翻訳者の人事担当者たちが、各案件を扱うプロジェクトマネージャーと一体になって、まさに胃が痛むような課題に果敢に取り組んでくれました。

そうした地道な努力が実り、現在では毎月50万~80万単語ほどの翻訳依頼を安定して受注できるようになり、もっと多くをこなせるようにチームを拡充して欲しいとの要望を、繰り返しお客様からいただくるまでになりました。その間、機械翻訳の普及などの影響もありましたが、人間でなければできない訴求力のある翻訳品質にこだわり抜いたことが、現在の信頼と安定につながっていると自負しています。

日本のいいものを外国の人に知ってほしい


–今後の中期的・長期的な事業展開の目標を教えてください。

小田島氏:3つの事業のうち一番大きい柱は翻訳なので、翻訳以外の事業を「柱」と言えるぐらいまで育てていくことが中期的な目標ですね。
プロモーションの支援をする中で、3つの事業分やすべてがそれぞれ紐づき、シナジーを発揮すると思うので、3本の「柱」に育てることが中期的な目標です。

また、いまはどちらかというと「インバウンド」、つまり外国の人たちに日本に来てもらってそこで仕事の機会を生み出そうという流れが強いと思いますが、日本の人口減少が加速していくことを考えると、長期的には「アウトバウンド」、つまり日本のよいものを海外に向けてプロモーションする動きがどんどん活発になっていくと思います。そのプロセスで、弊社の強みを活かしたサービスを提供し続けたいと考えています。

「インバウンド」と「アウトバウンド」の双方向で外国語サービスを提供することで、世界の人たちとの相互理解が促進でき、海外の人たちや国との成熟した関係性とか、平和とか、そういうものの醸成に役立つと思うので、企業としてそんな面で社会に貢献できたらと漠然と考えています。

–ありがとうございます。最後に、読者の方へ向けてメッセージをお願いします。

小田島氏: 自社のすばらしい製品や技術、サービスを日本国内または海外の外国人に向けて効果的にプロモーションしたい企業様。ぜひ、アットグローバルにご相談ください。

執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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