株式会社プロテクトホーム

小高 泰男

笑顔あふれる「さわやか職人集団」による塗装工事

建築・工事業界全体のホスピタリティ向上を目指して
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今回は、外装リフォームの塗装防水工事業を行う株式会社プロテクトホームの小高氏にお話を伺います。リフォームを「高級商品」と捉え、お客様へのホスピタリティを追求する同社の事業内容、強み、事業にかける想いを語っていただきます。

株式会社プロテクトホーム 代表者 小高 泰男氏のONLY STORY


【経歴】

1973年3月生まれ 東京都足立区出身。1997年 東京理科大学卒業。大学卒業後、IT企業にて営業マンとして6年間営業経験をつむ。その後、父の会社(現在と同業種)を手伝い、地元での顧客(工務店など)を獲得。8年前に新規会社を立ち上げ現在に至る。

さわやかな対応でお客様の満足度をより高める


―株式会社プロテクトホームの事業内容を教えてください。

小高氏:当社は、塗装防水工事業を行っています。戸建、マンション、アパート、商店のビルなどの建物全般を対象にしており、自社で足場、塗装、防水工事をすべて請け負います。

取引先は工務店で、20年前や30年前に建てた建物のメンテナンスを行うときに、外装リフォームの提案をしたり、依頼を受けたりしています。エンドユーザーの方から、口コミで直接依頼を受けることもあります。
―他社との差別化をはかっている点や、強みはどのようなところですか。

小高氏:私たちは「さわやか職人集団」というキャッチコピーを掲げています。笑顔で挨拶のできる、ホスピタリティを意識した職人が多いことは強みのひとつです。

技術が確かであることはもちろん重要ですが、工事費用は大体、100万円から150万円ほどかかるんですね。世間一般で100万円を超えるものは高級商品と言えます。それを提供する側は洗練された対応をするべきだと考え、当社では笑顔の対応を大切にしています。

実際に、当社の職人の中では一番後輩になるベトナム人の男性がいますが、彼は技術こそ先輩に追いつかなくても、お客様からは笑顔が良いと評判なんですよ。そうした付加価値を大切にしたいですね。

もう一点、工事業界では、塗装と防水を別の業者が行うことが多いため、段取りが今ひとつ悪かったり、ちょっとしたサービスが行き届かなかったりということが多いんですね。100万円の商品を扱う対応にしては、及第点と言いづらい。

その点、株式会社プロテクトホームは、防水と塗装を一貫して行い、すべてに対応できるメリットがあります。
―お客様からはどのような声をいただいていますか。

小高氏:一般的には工務店はリフォーム工事をする際に、足場、防水、塗装のそれぞれの業者に依頼をしなければなりません。それぞれの業者と予定を合わせなければならないため、お客様の希望に添う日程でスケジュールを組むのが難しいこともあります。

株式会社プロテクトホームでは、その3つの工事を一貫して請け負うことができるので、手間が省けて助かるという評判をいただいています。
―事業に取り組む中で最も重要視していることは何ですか。

小高氏:成長することです。具体的には、同じ失敗を2度繰り返さない。あらゆることを保留にしないということですね。クレームがあったら、それが熟年の職人であってもきちんと伝えて改善していく。それを一番大切にしています。

継いだ会社を廃業し、一からスタート


―事業継承に至るまでのエピソードを教えてください。

小高氏:私自身は、大学を卒業してIT企業に入り営業マンとして6年勤めました。その会社では、BtoBで受発注や販売管理などのシステムの販売を行っていたんです。IT企業を就職先に選んだ理由は、ちょうど時代がIT化に向かっていて、私自身大きな金額を動かす仕事がしたいと思っていたからです。

その後、家業を手伝うようになり、会社を継いでから3年後に父が他界しました。父が亡くなってから5~6年は継承した会社を経営していたのですが、借金が莫大だったことと、3件の不渡りがあったため、その会社は潰して、8年前に今の会社を立ち上げました。

―会社設立にあたって辛かった出来事はありましたか。

小高氏:現在掲げている「さわやか職人集団」を目指して、職人にさわやかな対応を求めたんですが、同業者に批判され、職人も半分以上辞めてしまう、ということが起きました。

職人さんたちの話を聞くと、自分の要求も酷かもしれないと思いましたが、大切にしたい理念を否定されるというのは辛かったですね。今では少しずつ理解を得られるようになり、社内では完全に浸透しています。

―会社を設立してからの変遷はどのようなものでしたか。

小高氏:右肩上がりで、8千万の売上が1億2千万ほどになり、それが3~4年続いた後、昨年2億1千万円を達成しました。創業時と比べると、2倍以上に伸びています。社員数も創業当時2人だったところから、現在は7名まで増えました。

業界全体がホスピタリティを追求するために


―今後の目標を教えてください。

小高氏:今後2~3年の間に、売上を今の1.5倍の5億円まで伸ばしたいと思います。そのためには、私が営業するための時間を確保する必要があります。

現状、契約を取ってからの職人管理、現場管理、材料の選定、お客様との打ち合わせなどの業務に追われているんです。そのあたりのマネジメントを人に任せるようになって、去年の7月から異業種交流会の活動などを始めました。

営業にかける時間が増えてはきたのですが、見積もりや電話対応はまだ私が担当しているので、そのあたりも人に任せて、営業に集中できる体制を整えていきたいと思います。また、営業マンを私の他にもう一人採用することも視野に入れています。
―お客様にとって、どのような会社になりたいですか。

小高氏:お客様が安心して工事を任せてくださる会社になりたいです。また、この業界全体に影響力を持った会社に成長したいと思います。

住宅工事に携わる業種には、工務店をはじめ、電気屋やタイル屋などさまざまな企業があります。この業界全体が、お客様へのホスピタリティを追求できるような、そのきっかけを担うのが株式会社プロテクトホームであれたらいいですね。

あとはやはり、マインドです。社員が楽しんで仕事ができる環境を作りたい。社員とともに成長できる会社を作っていこうと思います。まずは、私自身が笑顔でいること、仕事を楽しむことからスタートしたいです。

―読者の方に一言お願いします。

小高氏:私たちは、仕事にやりがいと成長を求める若い方たちと仕事をしたいと思っています。当社の企業理念に共感いただける方はぜひご連絡ください!

                                  執筆=スケルトンワークス

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