株式会社ジプロス

石井武史

一人一人が自分自身をプロデュースできる世の中に

塾だからこそできる教育の可能性
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株式会社ジプロス 社長 石井 武史氏のONLY STORY

悩み続けた2年間。本当にやりたいことは教育だった。


私は現在、株式会社ジプロスという、主に教育事業を行う会社を経営しています。
なぜ現在の会社を経営しているのか、その経緯からお話します。

私が教育事業に興味をもったのは、大学時代です。
大学4年間、家庭教師と塾の先生の仕事をしており、毎日4、5件の家庭で勉強を教えていました。

そんな私は大学卒業後、システムエンジニアとして就職します。
実は工学部を卒業したこともあり、理系の仕事をしなければならない、と心のどこかで思っていたのです。
2年間働き続けたのですが、働きながらもずっと悩み続けていて。

自分が本当にやりたいことは何なのか考えた結果、大学時代に行っていた「教えること」ではないかと思い直し、転職活動を始めました。
そこで現在のオーナーに出会い、ジプロスの前身となる会社に入社することとなったのです。

その会社では明光義塾さんのフランチャイズ事業を行っていました。
順調に店舗数を伸ばしていたのですが、震災をきっかけに、もう一度教育について自分たちがやりたいことを考えたのです。

その結果、机の上だけでは勉強できないこと、進路や人生について考える機会を自分たちでプロデュースしたい、という意見が生まれました。
これを機に分社化し、設立されたのが株式会社ジプロスです。

教育を通じて、セルフプロデュースを支援する。 


株式会社ジプロスでは、「社会に必要とされる人材を育成する会社」を理念に掲げています。
自分自身をプロデュースし、社会に必要とされる人材を育成する会社として、行っているのが
教育を軸に展開している幅広い事業です。

明光義塾を始めとした学習塾はもちろん、英会話教室や、障害手帳をお持ちの方向けの就職支援等も行っています。また、山奥で二泊三日の森林合宿を開催したり、教室内でも土曜日の時間をつかって特別講座を開く等、勉強以外の体験の提供にも力を入れているのです。
現在は私自身も事業部長を務めている自転車販売店の創業など、社員のやりたいと思ったことは積極的に事業として形にしています。

私たちの特徴の一つに、社員の関係性があります。
他社様に、会議の様子を見学していただく際、よく「会議っぽくないね」というお言葉を頂くんです。というのも、私たちはエリアごとにリーダーを決めて小規模で会議を行っています。

こうすることでそれぞれが積極的に参加でき、まるで学生さんが文化祭について話し合っているような雰囲気で、会議を進めることができるのです
風通し良く、仲のいい関係性を築くことで、社員から出た率直な意見を反映し、より良い形に変えていくことができていると思います。

塾だからこそできる形で、子供たちに沢山の可能性を示していきたい。


私たちには大切にしていきたい二つの言葉があります。
「希望」と「必要性」です。

今、日本では2020年に向けて大きく教育が変わろうとしています。
学校の授業や机の上の勉強だけでは戦えなくなる時代が、すぐそこまで来ているんです。
筆記試験の能力だけではなく、「自分が今まで何をしてきたのか」について総合的に問われる機会が多くなってきます。
 そうした時代の中で、子どもたちに勉強だけではない、色々な可能性を示していける会社になりたい。これが「希望」です。

実際、国もよりよい教育に向けて動き出しています。
ですから今のままでは塾という存在は必要なくなってしまうと思うのです。
大手の予備校も規模の縮小を迫られている中、私たちに何ができるのかを考え続け、「自分が何をしていきたいのか」を考えるための活動へ変化する「必要性」に迫られていると思います。

こうした活動は、学校の先生にはできないことだと思います。
だからこそ、塾にしかできない教育の形を実現していきたい。
一人一人が本当にやりたいことに注力を当てて活動していける会社、社会になるために、
これからも変化していきたいと思います。

株式会社ジプロスの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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