株式会社わ

松田 考平

ITと教育の融合で、楽しく勉強できる環境づくり

学生時代から起業を考え、教育現場をIT化で変える
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株式会社わ 社長 松田 考平氏のONLY STORY


【経歴】

株式会社わ代表取締役の松田考平社長は、兵庫県出身で小さなころから野球少年だった。大学は愛知にある中京大学の情報科学部へ進学し、そこで起業について考え始める。起業するなら早い方が良いと言われて自分自身では自信がなく、大学4年生の時に在学しながらもベンチャー企業の株式会社エン・ジャパンへ入社し、社会人としての基礎を学ぶ。しかし、自分の可能性や未来に疑問を感じて独立を決意、当時良い思い出がなかった塾という教育現場を変えたいと考え、株式会社わを設立した。現在は、生徒数1300人までの企業へと成長、全国に展開している。

ヤンチャな野球少年が一念発起で塾を起業、若者の人材育成へ


私は幼い頃から野球少年で、高校でも野球部に所属していました。
高校3年生の野球部は、甲子園の夢が絶たれ部活を引退するとヤンチャになる人が多く、私自身も例外ではなく、夏休みにお酒や万引きなどで親を悲しませてしまいました。

ある時、自分のせいで涙を流す親の姿を見て、しっかり自立しなければいけない!と思い、気持ちを改めることができました。
野球が好きだったので、大学でも準硬式野球部に所属しましたが、4年生の時にはすでにベンチャー企業だったエン・ジャパンに入社して社会人としての基礎を学ぶために社員として働いていました。

海外諸国を見てみると、アメリカではベンチャーや起業が主流になっていますし、中国は軍隊に力を入れていたりと、その時々のトレンドというものがあります。
少子化が進む日本では、若い人たちは公務員になりたい人が多く、安定志向。
日本国内での市場では通用するけれど、社会人になってマーケットが世界規模になると、どこまで通用するのかわかりません。
そうした中でも、社会人としての価値を高めて、社会から必要とされる人材育成に努めたいと考えたのが、株式会社「わ」を立ち上げたきっかけです。

子供の一番の理解者になる!地域密着型の塾経営


株式会社「わ」の社名の由来は、人と人のつながりを大切にしたいという思いが込められています。
当社は、個別指導学院ヒーローズと青葉セミナー、東進衛星予備校、中学受験専門個別クランを経営していて、受験を考える子供を対象に授業を提供しています。

ITを積極的に導入することによって単価を低く抑え、勉強の内容ではなく、勉強のやり方を教えるというコンセプトで授業を行っているので、子供自身のやる気を最大限に引き出すこともできます。
学習塾というものは、子供に勉強を教える場所ですが、「わ」では、塾が子供にとって一番の理解者になることが大切だと考えています。

また、日本ではITが様々な分野で広く普及しているのに、塾業界では今でも紙を利用することが多くなっています。
教育の分野にも、ITを取り入れながら、子供が楽しく学習できる環境を提供するということが当社の理念です。

ITで効率的な学習環境を整えながら、女性が活躍できる企業へ


現在の子供の学歴は、できる子供とできない子供の二極化が進んでいるような気がします。
できる子とできない子、そのどちらに比重を置くのかは塾によって異なると思いますが、できる子ばかりに焦点を当てるという塾が多いような気がしています。

しかし、できる子ばかりに集中してしまうと、できない子が塾に通えない状況が作られてしますので、当社では、できない子が楽しく通えてやる気をアップできるような塾環境を目指しています。

また、「わ」では、これからも積極的にITを取り入れながら、将来的には全自動化して効率化を図りたいと考えています。
長期的には上場することも計画しています。
現在、当社のスタッフは4割が女性ですが、これからも女性が働きやすくて活躍できる企業を目指していきたいですね。

私は、坂本龍馬を尊敬しています。
彼の生き方を見ると、人生はいつも上り調子というわけではなく、最後の引き際もとても大切だと考えさせてくれるからです。
もしも、私自身が、自分よりも社長としてふさわしい人物を見つけたとしたら、社長の特権を主張したくありません。
その人にサッとバトンを渡せるような男になりたいですね。

☆取材・記事作成・構成=小山、小林、早川、佐久間

株式会社わ の住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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