株式会社ワイエスディ

鈴木 崇明

自ら学ぶ姿勢を持つエンジニアが働きやすい会社

丁寧な研修制度で、フルスタックエンジニアを目指す
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今回のインタビューは、クライアントのニーズに合わせた形でシステム開発を行う株式会社ワイエスディの鈴木崇明氏にお話を伺いました。エンジニアの分化が進む中、さまざまな知識と幅広い技術を持つフルスタックエンジニア・T型エンジニアを目指す同社の取り組みについて語っていただきます。

株式会社ワイエスディ 社長 鈴木 崇明氏のONLYSTORY


【経歴】

1974年、埼玉県生まれ。文系大学で国際関係/比較文化を学び、就職活動に疑問を持ち活動せずに卒業後は派遣社員として従事。
その後、貯めたお金を元手にワーキングホリデー制度を利用し渡豪、アジアを放浪。
帰国後、2000年にワイエスディに入社。当初はプログラマーとして業務系システム開発に携わり、後にプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーを経験。
同業多種へ転職後、本当に仕事としてやりたかったことがわかりワイエスディへ復職。
2015年の執行役員就任、2016年の取締役就任を経て2017年に代表取締役に就任。現在に至る。

幅広い知識を持つエンジニアを目指す


–株式会社ワイエスディの事業内容を教えてください。

鈴木氏:株式会社ワイエスディは、お客様のニーズに合わせたシステムやアプリの企画・開発・運用保守を行っています。基本的には、システム開発を行っておりますが、特定の分野に特化するわけではなく、その都度知識を吸収しながら万遍なく対応できる点が弊社の特徴であり強みです。
–幅広い分野に対応できる点が強みとのことでしたが、そのほかにはどういったところが御社の強みだとお考えですか。

鈴木氏:株式会社ワイエスディの強みはやはり働いているスタッフです。彼らはフルスタックエンジニアやT型エンジニアを目指して働いています。

フルスタックエンジニアというのは、平たく言いますと何でもできるエンジニアのことです。現在、エンジニアも分化が進み、フロントエンジニア、サーバーエンジニアなど、それぞれの専門分野を持っていることが少なくありません。専門性があるというのは長所ではあるのですが、一方で知識が偏ってしまうという側面もあります。


また、T型エンジニアは先々代から掲げている目標です。意味としては「T」の横棒がいろんな情報にアンテナを張って広く知識を求める人、「T」の縦棒は、ひとつの分野に深い知識を持っている人。これら2つを持ち合わせているエンジニアを目指しています。

「言われることしかできない労働者」は、AIなどにとって代わられる未来が見えてきた昨今ですが、真のエンジニアにしかできない“人ありき”の仕事は確実に残り得ると感じています。これら理由から、私たちはフルスタックエンジニアやT型エンジニアを目指し、育成を進めています。

–そういったエンジニアを育成するための取り組みとして何をされていますか。

鈴木氏:社員の要望を聞くようにしており、外部の勉強会などにも積極的に参加してもらえるように、予算を作っています。

また、新人研修も行なっています。研修では、外注で研修を専門としている企業のプログラムを2ヶ月ほど受けてもらいます。新人研修期間中は自分の足りない箇所を補えるよう個人のペースでeラーニングに取り組んでもらったり、先輩社員による補講を開催したりしています。

研修が終わった後も、慣れるまでは必ず先輩社員と一緒にチームを組んで作業を行うようにしています。弊社の新入社員はエンジニア経験がない人が多いので、そこから少しずつ、自分でできることを増やしていくという流れです。
–事業を進める中で重要視していることは何ですか。

鈴木氏:IT業界というと、どうしてもブラックなイメージがあると思うのですが、弊社はそのような会社にならないように、お客様からのご理解もいただいたうえで、働きやすい環境を整えています。

例えば、昨年度は月の平均残業時間が10時間以下で、有給休暇も95%の消化率でした。特に有給休暇というのは働く人の権利なので、自由に取れるようにしています。受託開発の仕事なので、お客様の会社に出向くときはその会社の文化に合わせてもらっていますが、自社の中では服装なども自由です。

ブラック業界と言われる中でも、株式会社ワイエスディは社員にとって働きやすい、自由な社風を大切にしています。

組織を回す能力を買われて経営者に


–鈴木様の経歴を教えてください。

鈴木氏:私自身の経歴としては、大学を出てバックパッカーをやっていました。その元手金を稼ぐために派遣社員として勤めました。

そこからワーキングホリデーでオーストラリアに行き、その後アジアに入って、バックパッカーをやっていました。

資金が尽きて帰国してからも、お金が貯まったら海外に行こうと思っていたので、手に職を付けようと仕事を探しました。今の世の中であればコンピュータ系なら海外でも食に困らないと思って、ちょうど募集が出ていた株式会社ワイエスディに入社しました。

–事業を継承された経緯について教えてください。

鈴木氏:私は3代目で、株式会社ワイエスディ自体は先々代が立ち上げたベンチャーだと聞いています。先代が次代は「若い目線を取り入れた方が良いだろう」という方針を持っており、私が選ばれました。

私は技術面よりも経営面というような会社のコントロール側の能力に評価をいただいており、私自身もその仕事の方が向いているという自覚があったので、3代目経営者という立場に就くことになりました。

会社に関わる人を、技術を通して幸せにする


–今後の目標について教えてください。

鈴木氏:理解のあるお客様のおかげで、社員も優秀な人材に育っており、受託開発を行っているのですが、いずれは自社で開発できるようにしたいという想いがあります。そのために、自社サービスを独自展開していきたいと思います。

また、株式会社ワイエスディは、「関わる人々の幸福を追求し、技術を通じて豊かな社会を作る」というの経営方針を持っています。なので社員や社員の家族、関わっているビジネスパートナーの方々、お客様など、私たちにに関わる人から、技術を通じて幸福の和を広げていきたいと考えています。
–最後に、読者にメッセージをお願いします。

鈴木氏:フルスタックエンジニア、T型エンジニアを目指す心持ちのある方は、ぜひ株式会社ワイエスディで一緒に働きましょう。

エンジニアとして自立できるように、教育をしていきます。物事を論理的な観点から捉えることができ、知的好奇心があって、情報を自ら広げて学んでいける方。そしてお客様の要望と自分の技術の折衷案を考えられる柔軟性を持ち、必要最低限のコミュニケーション能力を持つ方をお待ちしています。
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

株式会社ワイエスディの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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