有限会社精工パッキング

平井秀明

新しいアイデアを形にするための製品開発支援

製造業を通して、世界の夢を応援する企業へ
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今回のインタビューは、新製品支援開発支援サービス業として、部品の製造で製品開発のサポートを行う有限会社精工パッキングの平井氏にお話を伺いました。新しい物を作り出すために惜しみなく技術を提供する同社の取り組み、そして平井氏が目指す将来の目標についてお話しいただきます。

個人から大手メーカーまで、幅広く支援


–まず、有限会社精工パッキングの事業内容を教えてください。

平井氏:有限会社精工パッキングは現在、新製品開発支援サービスを中心に事業を展開しています。これは、一言でいうと新しいものづくり、新製品を開発するための支援サービス。新しいものを作りたい人の支援に注力しているんです。
商材の規模感はさまざまですね。個人で物作りをしている方のアイデア商品を形にするサポートから、大手家電メーカーの製品開発のサポートまで。ご相談をいただく内容も幅広く、「ここまでは上手くいったけれど、一部が上手くいかない」というご相談をいただくこともあれば、一から「こういうアイデアを形にしたい」という構想を、お客様と一緒に形にしていくこともあるんです。
有限会社精工パッキングはもともと部品製造メーカーなので、いただいたアイデアを具体的な部品にまで落とし込んで提供していくことができます。

‒他社との差別化をはかっている点や、強みについて教えてください。

平井氏:有限会社精工パッキングは、ビクトリア型を使用した打ち抜き加工を長年メインに据えていて、その技術を使ってお客様のアイデアを形にしていく取り組み方が特徴です。型にはたくさんの種類があって、現在弊社にあるものだけ数えても1000枚くらいはあると思いますが、その中でもビクトリア型は初期コストが非常に安いのがポイントです。

‒御社のようにビクトリア型に特化している会社は、他にもあるのですか。

平井氏:もちろん有限会社精工パッキング以外にも全国にあります。そのなかで、私たちのさらなる特徴は、シールとダンボールと両方の加工ができる点。
ビクトリア型を使った加工屋は大きく二つに分けられ、シールを専門で作る会社とダンボールを加工する会社があるのですが、有限会社精工パッキングはその両方ができる。
この技術によって、サポートできる製品の幅は大きく広がり、たくさんの加工を行ってきたことにより、非常に繊細な技術も身につきました。この経験とノウハウが有限会社精工パッキングの強みです。

十代のころから現場で習得し続けた技術


‒事業を継承した経緯について教えてください。

平井氏:私は高校卒業後、東京理科大学の夜間部に進学しました。昼間はスキー専門店のショップ店員として働いていたんですが、当時弊社の社長だった父から、今の給料の1.5倍出すから働かないかと声をかけられたんです。
正直なところ、小さいころから知っている場所だし、大学の四年間くらいは別の場所で働いてみたいと思って少し迷ったんです。それでどうしようかなと迷っていたら、車の免許も取らせてもらえることになって、その条件なら悪くないなと思って有限会社精工パッキングで働き始めました。
キャリアとしては東京理科大を卒業したことにそれほど大きな意味はないのかもしれませんが、図面などを見てすぐに頭の中で展開図を作り上げて回転させたりする技術が身についたのはとても良かったと思います。
20歳を過ぎたころ、やはり一度他の企業で社会勉強をするべきなのではないか、と考えたこともあるんです。社長は実の父だからぶつかることもありましたし、外で経験を積むのも悪いことじゃないだろうと思いまして…。しかし、その時は父と相談して会社に残ることを決めました。
その結果、今思うと若いうちからずっと現場で技術を習得して、ノウハウを積み上げてきた経験はとても大きかったです。大学に通いながら仕事をするのは余裕がなかったし大変なことも多かったのですが、5年前から社長という役職について、いろいろなことに取り組むようになっても、それがまったく苦ではない。それはひとえに、若いときの経験があったからだと思います。

世界の夢を応援できる企業へ


‒今後の目標について教えてください。

平井氏:弊社は「世界の高みに向かって、全力で走り続ける町工場」「夢やアイデアを形にし、地域社会と共に発展する町工場」「援け合い成長していく、社員のパワーがみなぎる町工場」の3つを会社理念として掲げています
その目標の裏側にある想いとしては、私の水泳経験があります。と言うのも私は水泳が好きで子供のころは水泳でオリンピックに出ることが夢だったんです。その夢は叶わなかったのですが、34歳になるくらいまでずっと水泳を続けていました。
ある時、通っていたプールが立て替えになることを区切りにして泳ぐのをやめたのですが、その帰りで「あのころ夢に見ていた水泳のオリンピック選手にはなれなかったけれど、物作りで何か、オリンピックに貢献できるものは作れないだろうか」と考えました。
水泳だけでなく、バスケでもサッカーでもいい。特にパラリンピックなどは道具の性能が非常に重要になってくるので、パラリンピックを支援できたら、大きな社会活動になると考えて、それが私の新たな夢になりました。
会社の利益を伸ばしていくことはもちろん重要ですが、それ以上に世界の夢を応援できる企業になりたい。夢の実現をサポートできるという誇りを持った企業になりたい。その目標を実現するために、有限会社精工パッキングはこれからも物作りを続けていきます。

‒ありがとうございます。学生目線で感想を述べさせて頂きますと、今まで社会の教科書の中でしか知らなかった製造業の事業、働かれている方々の想いを知り、製造業のイメージが大きく変化しました。
まだ、製造業について詳しく知らない学生こそまずは記事、現場を見て欲しいと感じました。

執筆=スケルトンワークス
校正=山崎・笠原

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会社名:有限会社精工パッキング

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