税理士法人シン総合会計

秦光一郎

企業の財務守り、活かすため。妥協のない。

中小企業の立場に立った会計・税務サービスを提供
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税理士法人シン総合会計事務所は、会計・税務サービスを提供している会計事務所。
会計事務所としてさらなる高みを目指す背景や今後の展望について代表を務める秦氏に伺うと、事業に込められた確かな1つの想いにたどり着きました。

「お客様と成長を分かちあえる会計事務所でありたい。」


中小・零細企業を中心に会税・税務サービスを提供


主に中小・零細企業の会計・税務サービスを提供しているというシン総合会計事務所。まずは、事業やサービス概要についてお話を伺いました。

「私たちシン総合会計事務所では、中小企業向けの会計税務を中心に行っています。その他にも、大企業や個人の資産家向けの会計・税務サービスも行っていますね。
中小企業への会計税務として、私たちが大事にしているのが“月次決算”。これは、毎月毎月、前月の会社の試算表を月の中旬位までに作成し、毎月お客様のもとへ訪問し、報告することを意味します。」
この月次決算は必ずしもすべての会計事務所が推奨しているわけではありません。それでも、秦氏らがここにこだわりを置いているのには訳があるといいます。

「月次巡回監査率ともいいますが、翌月に前月の月次決算が閉まるのをパーセンテージでその割合を管理しています。
月次決算を実施することで、毎月の決算数値の誤差を無くし、決算時に予定してなかった納税が出てしまうということを避けることが出来ます。また、資金繰りが厳しくなる前に借入れの申込みをするというようなこともコントロールできるようになります。」
持続的な企業活動においてもっとも重要な資金繰り。ここを、第三者視点と専門知識・経験でサポートしてくださるというのは、中小企業の経営者にとってこれほど心強いことはないのではないでしょうか。
さらに、日々会計業務・税務と向き合うエキスパートだからこそ、サービスにおいてこだわっている部分がある。

「お仕事の上では、会計上の表示も大事にしています。
損益計算書や貸借対照表というのは、表示の仕方について細かいルールがあることをご存知でしょうか。例えば、損益計算書であれば、売上総利益、営業利益、経常利益という段階利益の表示が必要になりますが、その段階利益を間違わないようにするということを徹底しています。
費用ですと、固定費と変動費をきちんと分けて精査する。そうしないと、損益分岐点が表示されないからです。また、貸借対照表は流動負債と固定負債の区分もきちんと分けます。当たり前のようですが、こうしたところに抜けがあると書類や数値が本来の役割を果たせなくなってしまうんですよね。
中小企業の場合、役員からの借入金が貸借対照表に記載されることが多いのですが、多くの会計事務所が短期借入金という科目で処理をしています。シン総合会計事務所では、これを固定負債の役員借入金として処理するようにしています。
他にも、変動損益計算書は毎月ご説明し、売上げ目標など会社にとって必要かつ大切な数値を会計数値という視点からお客様にアナウンスするようにしているんですよ。細かいところもあるんですが、こういった事柄は会社の経営状況においては大切なこと。」

ここまでこだわりを伺っていくと、その確かなプロ意識と受け手側を理解したサービスに脱帽です。

加えて、全体のクライアントのうち多くを占めているという中小企業に対しては、限られるリソースを守り、活かしていくために正確な財政状態の把握が欠かせないといいます。

「中小・零細企業の場合、資金面での体力が決して強くはありませんから、毎月の決算や資金の管理、会計上の表示や決済を徹底するようにしています。一つ一つ見れば細かいことなのかもしれませんが、その地道な積み重ねが会社の財政状態を可視化させる重要なものと位置付け、日々サービスを提供しています。」

企業の抱えるリソースや規模感に応じて、生じる問題は様々。その一つ一つに対して、定期的な訪問や丁寧なヒアリング、そしてコンサル・相談業務を行っているシン総合会計事務所は、まさに日本の社会を支えるすべての企業の味方であると言えるでしょう。


自らの意外な才能に気づき、会計・税務の世界へ


「もともと税理士を目指していなかった。」

これまでの経歴を伺うと、意外な言葉を口にした代表の秦氏。なぜ税理士になり、会計事務所を設立し、さらには代表を務めるまでになったのでしょうか。

「私は、実は初めから税理士を目指していたのではなく、サラリーマンをしていた時期がありました。
しかし、20代半ばの頃ですね。ちょうどバブルがはじけた位から就労環境がどんどん悪化し、働けど働けど、良くならない…。いくら稼いでも、いくら頑張ってもダメだというような雰囲気が社会にもあり、実際に私自身も肌で感じていました。そうした中で、個人の能力を実証するための“箔”が必要だと思うようになりました。
当時の私には、経済環境が良くなったとしても次は終身雇用が崩れていくというのが見えていたので、国家資格の取得を決心。それから、資格取得に向けて職業訓練校に通う日々が始まります。」

この時はまだ税理士ではなく、士業の中でもっとも年収が高いと言われていた司法書士を目指していたといいます。しかし、司法書士は職業領域が限定的であるように思えた一方で、クライアント企業の社長の近くで仕事ができる税理士という職業に秦氏は興味を持ち始める。

叔父も担っていた税理士という職業。もともと、そう遠い存在ではなかったのでしょう。

その後は、簿記の資格を取り、税理士の資格取得を目指すようになりますが、税理士という職業を選んだのにはもう一つ理由がありました。

「数字的なことが自分と合っていた、というのも税理士を選んだ理由の一つです。
職業訓練校で初めて簿記というものに触れたのですが、これがまた意外と自分の肌に合ってたんです。本当に、わからないものですよね(笑)
簿記三級、二級、一級と進んで、その延長にある国家資格が税理士ですから、これはまず簿記を身に付けて税理士になるしかないと。」

順調にいっても取得までに5年程かかるという税理士試験。秦氏は、取得までの間は会計事務所に就職し、30代中盤に税理士の資格を取得しました。その後、経験を広げるためにコンサルティング会社に転職した秦氏が現在にいたる経緯には叔父の存在がありました。

「税理士の資格を取った後、一緒に働ける人材を探していた叔父からずっと誘われていました。当時は一緒に働くつもりは無かったのですが、私が当時勤めていた会社では毎日終電か徹夜の状態で…。リーマンショックという背景もありつつ、これではそのうち体を壊すという心配と激務な日々から離れたいという想いがありました。
そこで、私は叔父の税理士事務所に加わって一緒に働くようになりました。」


お客様と成長を分かちあえる会計事務所でありたい


理想とする会計事務所を明確に描き、その理想を現実のものとすべく日々励まれている秦氏。その背景には、以前コンサルティング会社に勤務していた時の経験が活きているといいます。

「コンサルティング会社に勤めていた時、当時付き合いのあった銀行と一緒に税法のテクニカルな運用のような事業承継対策のスキームをお客様に提案していました。
独立後もそのような仕事をしたいと思っていましたが、スキーム提案のような仕事は銀行や大手税理士法人という、いわゆる看板が無いと受注するのは難しい。しかも、仮に仕事を請けたとしても満足なフィーも貰い辛いんですよね。通常の税務顧問のプラスアルファというように捉えられることが多く、手間の割には感謝されない仕事だなと…。
であれば、中小・零細企業やベンチャーでスタートアップの会社などとお付き合いさせていただいて、お客様が成長した時に事業承継対策のスキーム提案や相続対策などを取組ませてもらおうと考えたんです。
ここでは、やはり提案するスキームの内容も中小企業やベンチャー企業にきちんと寄り添った形にしたいと思っています。というもの、コンサルティング会社に勤めていた当時、本当にお客様のためになっているのかどうか、疑問を抱いてしまうようなスキームの提案を目の当りにすることもありましたから。
私たちは、お客様が心から喜んでくださるようなものを提案していきたい。」

やはり、こうしたサービス利用者に想いを寄せながら仕事に取り組む姿には、安心、そして信頼を感じずには入られませんね。

最後に、シン総合会計事務所が抱く今後の展望について伺います。

「今後は、今以上に中小企業やベンチャー企業に寄り添ったサービスに注力していきたいと思っています。今は小さくても100年続くような良い会社に育つように私たちが支援をしていきます。
そして、お客様と共に成長し、共に喜びを分かちあえる。そんな会計事務所を目指しています。」

お客様を成長させ、その成長と共に自らも成長していきたいというシン総合会計事務所。限られたリソースの中で成長、発展に挑戦する中小・零細企業やベンチャー企業には、心強い味方となってくれることでしょう。

会計・税務面でお悩みを抱えていらっしゃる経営者様は、ぜひ一度お問合せてみてはいかがでしょうか。

執筆・佐久間
編集・山崎

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会社名:税理士法人シン総合会計事務所

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