株式会社soeasy

中野 慧

「自分にとっての当たり前」をシェアする動画サービス

人、組織に眠るスキルを呼び起こし、求める人の所へ
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今回のインタビューは、スキルや知恵をシェアする動画サービス「soeasy」を営む、株式会社soeasyの中野氏にお話を伺います。事業に対する思いや、起業の経緯、今後の展望などについてお話しいただきました。

株式会社soeasy 代表取締役 中野 慧氏のONLY STORY

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「自分にとっての当たり前」をシェアする


–まずは株式会社soeasyが手がけている事業について、お聞かせください。

中野氏:一言でいうと知恵をシェアしていくサービスです。
誰かにとって当たり前の知恵やスキルなどが、他の誰かにとっては当たり前ではなく、勉強したいもの、真似したいものであるケースは多いですよね。そういったものがどんどんシェアされて学び合えるような世界ができていくと、知恵やスキルを受け取った側ももちろん、与えた側も自分が当たり前だと思っていたもので人からすごく感謝されるので、お互いにハッピーだと思うんです。

そういった形のプラットフォームを作ることができれば…という想いで、サービスのキーワードとして「あなたにとっての当たり前が世界をちょっと幸せにする」というものを掲げています。

–具体的なサービス内容はどのようなものですか。

中野氏:事業を2つ行なっており、1つは会社名にもなっている「soeasy」というサービス。これは「お役立ち15秒動画」と掲げているのですが、あらゆる生活の知恵をシェアできるプラットフォームです。

シェアされている知恵のなかには、例えば「2秒でできるTシャツのたたみ方」といったものから、「災害時に役立つ、ペットボトルをランタンにする方法」などといったものなどがあります。こういうものがどんどんシェアされていくことによって、みなさんの生活がちょっとずつ豊かになっていくと考えています。
この「soeasy」を展開していく中で、我々は「知識をみんなでシェアしていく」というコンセプトをBtoBの中に持ち込んだら面白いんじゃないか、と気づきます。そこで、去年の4月、業務におけるテクニックや基礎知識、情報を蓄積していけるプラットフォームとして始めたのが2つ目のサービス「soeasy buddy」になります。

–コンセプトを同じくしながらも、「soeasy」で培ったものをBtoBに展開していって出来たのが「soeasy buddy」。

中野氏:そうです。この「soeasy buddy」では、UXをさらに作り込んで、「どのように現場が学習するか」「どのように現場が知恵をアップしていただくか」「どのようにお手本となる良い知恵を抽出していくか」の3点にこだわりました。
というのも、単純に動画をシェアできるサイトというだけだと、ビジネスマンのみなさんは誰も知恵をアップしたりそれを見たりしようと思わないじゃないですか。

–いかにして、実用的なBtoBソリューションを提供するか…簡単ではないミッションですよね。御社の事業運営にあたって、一番重要視していることを教えてください。 
中野氏:僕らは「アクティブ率」という指標を常に意識しています。その背景には、僕らが「使っていただき、企業の業績や効率が上がること」に対してすごくこだわりを持っているということがありますね。

例えば実際に使ってもらっているお客様の中からは、「地方の販売員の営業トークを聞いた結果、他の店舗と比較して売上が150%伸びました。」などのお声をいただいております。

こうした価値をより多くの方に感じていただけるよう、お客様に対して結果を返すというところにコミットして、プロダクト作りやカスタマーサポートをやっていきたいと思っています

これまでのキャリアでの経験が繋がることで生まれたサービス

–起業を決意した理由・きっかけについて教えてください。

中野氏:社会人としてのキャリアをスタートした、経営コンサルティング企業では、様々な業界のクライアント様の業績改善のお手伝いをしてきました。
金融、飲食、通信、アパレル… 業界は違えど、特に営業や販売の生産性を向上させるための鍵は、多くの場合、社内に眠った成功事例を見つけ出し、抽象化して、現場へと徹底的に浸透させることでした。

時が移り、次のキャリアとして選んだリクルートで、僕は「スタディサプリ」というオンライン学習サービスの小中学生領域のプロデューサーを務めていました。このサービスの利用者からの成功例が届くたび、「動画を使った知識の伝達はすごく効率的だな」と日々感じていました。手軽な体験で最適な動画を届けることで、時間や空間を超えて効果をあげることができる。

この二つが繋がった時に、動画でスキルや知恵を学び合いおしえあうことができれば、現場の数だけ学びがある場を作ることができるのでは、という思想へと繋がっていったのです。

この思想に至るには、共同創業者である飯尾が欠かせない存在でした。彼はもともとみんなのウェディングというCGMの創業社長だったのですが、ここで培われた経験や、過去の苦しみからおりてきたビジョンと共鳴し、サービスを共に作り上げることになりました。
 

眠ったスキルを呼び起こし、世界を豊かに

–今後の展望について教えてください。

中野氏:今後は、グローバルでもサービスを展開していきたいと考えています。というのも、最近ミャンマーで使われはじめていたり、フィリピンやシンガポールなどでも商談をしているのですが、その過程で気づいたことがありました。それは、日本よりも海外の方が離職率が高いので、現場における新人教育・情報収集の必要性がすごく高いのです。

そのニーズにしっかりと応えていくことで、今後は海外へのグローバル展開を進めていきたいと思っています。

–「soeasy」の仕組みは、地域や国を超えて影響力を持つものなのですね。

中野氏:そうなのです。「soeasy」の仕組みにおいてもっとも優れている点は、誰でも発信者になれるし、誰でも貢献する人になれること。

そういった意味では、例えば地方の支店であまりモチベーションなく働いていた人が自分が当たり前に行っているトークスキルをシェアした結果、本部から採用されて全国版になるようなことがあるでしょう。そうすると、スキルをシェアをした本人は嬉しいと思いますし、それを見た人のスキルも上がりますよね。

僕らのサービスは、そのようにして組織の中の一人ひとりが輝ける、あるいは楽しさを持って働けるというカルチャーを作り出すことができるツールだと思っています。
また、日本の製造業や建設現場の働き方について発信することは、海外で同業に関わる方にとって大きな意味を持つでしょう。安全配慮の仕方や段取りなど、日本の企業の方が進んでいる点が多くありますからね。他にも、日本の企業にとって当たり前だと思っている事柄を発信することで、他国の方々からは価値があると認めてもらえるようなコンテンツを輸出することが実現できるはずです。

こうした取り組みを通して、これまでスキルはあるのに報われなかった人や組織、会社が活躍し、社会全体がもっと豊かになれる仕組みだと僕らは信じています。実際にそのような動きはもうすでに生まれているので、それを加速させていきたいですね。

–最後に読者へのメッセージをお願いします。

中野氏:組織のナレッジマネジメントにお困りの方はぜひお声がけください。

「soeasy」「soeasy buddy」で培った様々な経験とノウハウで、御社の発展をサポートさせていただきます。


執筆=スケルトンワークス
校正=山崎

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会社名:株式会社soeasy

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