株式会社プロネート

狩野征次

創業45年の何でも屋さんが印刷・SP・Web支援

新たなビジネスへ挑戦し続ける「不易流行」の考えとは
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今回のインタビューは、印刷やIT・デジタルを活用してセールス・プロモーションを行う株式会社プロネートの狩野氏にお話を伺います。設立から45年以上の実績を持つ同社の事業内容や、今後のビジョンについて語っていただきました。

株式会社プロネート 代表取締役会長 狩野征次氏のONLY STORY

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他業種に必要なプロモーションを支援


–まずは、株式会社プロネートの事業内容をお聞かせください。

狩野氏:弊社は1973年に広告・製版会社としてスタートし、現在は印刷やWEB・デジタルを使ったセールス・プロモーション業務を中心に事業を展開しています。

例えば3年前に立ち上げた「OPEN FACTORY(オープンファクトリー)」は様々な資材に印刷できることを特徴としたサイトです。このサイトへは毎月約50件のお問い合わせがあり、その中で25%~30%が実際の受注に繋がっています。

具体例をあげると、外務省や理化学研究所、美術館などの政治的・アカデミックな機関から、大手輸送機器及び機械工業メーカー、住宅建材メーカーと多種多様なお客様からご依頼をいただきます。


また、15年前から冷凍食品を販売されているたくさんの企業様と一体となり、冷凍食品のおいしさや便利さを広めるイベント「フローズンフェア」を全国、年間のべ28カ所で運営をしています。

そのほかにも最適な冷凍食品を探したり、食生活に幅を持たせるための冷凍食品のアレンジレシピを紹介したりする冷凍食品に特化したポータルサイト「FAN FUN FROZEN(ファンファンフローズン)」の運営も今年からはじめました。

セールスやイベント運営・プロモーション、Web制作などとにかく何でもできるのが弊社の強みですね。


–実際に御社にご依頼されるお客様はどういった方が多いのでしょうか。

狩野氏:事業が幅広いため、お客様の層も様々です。特にセールス・プロモーション業務は企業とは切っても切り離せないものですからね。


–幅広い企業のご要望にお応えされているんですね。そのような事業を運営する上で狩野様が大切にされてきたことはありますか。

狩野氏:私の座右の銘である「不易流行(ふえきりゅうこう)」という考えですね。これは松尾芭蕉の言葉で、変えてはならないもの(不易)と変わっていくもの(流行)の両方を指す言葉です。

「不易流行」を掲げる中、創業時から変わらない会社理念を3つ掲げています。1つ目が可能性へ挑戦すること。2つ目が会社の経営情報は全部公開すること、そして3つ目がここで働く従業員やその家族が幸せであること。

この3つを掲げて35歳の時に株式会社プロネートを起ち上げたのですが、特に1つ目に関しては私自身が新しいビジネスをやりたいと考えるタイプなので、スタッフにも「失敗は恐れずに挑戦してほしい」と伝えていますね。

私は現在82歳で、すでに事業を継承していますが、こういった考えや会社の骨格のところは守ってもらいたいと思っています。

ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズとの出会いが転機


–広告・製版会社として起業されていますが、その後現在のセールス・プロモーション事業へと変革したきっかけは何だったのでしょうか。

狩野氏:創業時の話をすると、そのころは海外雑誌向け広告事業の柱としており、お客様のブランド力を最大限に惹き出す会社としてサービスを提供していました。

何十年も前の話になりますが、私が開発した技術は国内シェア9割を占めていたんです。当然、収益力があり、賞与は大体平均で1人120万。それ以上に利益が出た時は特別賞与を出したり、社員旅行として海外へ行ったりと景気の良い時代でしたね。


そして転機となったのが1997年。アメリカのサンフランシスコで開かれた電子出版・印刷業向けのコンファレンス「シーボルト・サンフランシスコ・パブリッシング’97」に出席をしたのですが、その際に登壇したのがビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズだったんです。

そこで話を聞き、インターネットで販促を行う時代が来ていることを知って大きなショックを受け、海外向けの雑誌広告の仕事から業態を変えていこうと決意しました。


–具体的にはどのようなことに取り組まれたのでしょうか。

狩野氏:コンファレンスの1年後には「複合メディア印刷業」を打ち出し、インターネットなどの複合メディアに対応するため、ネットワーク設備の導入と組織改革を行い、「印刷・プロモーション・Web」を中心とした事業を始めました。

その準備として、大手広告代理店に社員を出向させて、ノウハウや技術を吸収し、新たな分野の開拓を続け今に至ります。


–変革をされる前、御社の柱であった印刷事業は現在縮小傾向にありますが、そこに関してはどうお考えですか。

狩野氏:そうですね。私は印刷業界自体に大きく2つ課題があると考えています。

まず1つはスマートフォンやタブレット端末の普及で、「紙」への印刷が減少していること。

もう1つは印刷業の営業のあり方です。というのも、印刷会社のお客様である大半をしめる代理店やプロダクションはお客様の方で制作が全てできていて、私たちは印刷をするだけになっている、つまり、営業現場でお客様の根本的な課題解決の提案ができないんです。

それでは自分たちで仕事を作ることができないので、そこは弊社を含め各印刷会社の課題になっていると思いますね。

新たなビジネスに挑戦していきたい


–今後のビジョンについて教えてください。

狩野氏:現在プロモーションの中にAI(人工知能)を取り入れ、お客様の課題を予測し、先回りして解決するサービスを構想しています。例えば、お客様の購入に関する行動をAIと連結させ、スムーズに購入が完了するような内容を考えています。プロモーションを通してそういった新たなビジネスを提案していきたいですね。

そして、少しぐらい失敗をしてでも、新しいビジネスをどんどん考えて作っていければと思いますね。自らが最も「可能性へ挑戦」も体現できる存在でありたいです。


–ありがとうございます。では最後に、読者の方にメッセージをお願いします。

狩野氏:企業様のプロモーションのお手伝いができると考えておりますので、ぜひご連絡をいただけば幸いです。

執筆=山田
校正=笠原

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会社名:株式会社プロネート

多様な資材へ印刷できる「OPEN FACTORY」はこちら↓

冷凍食品に特化したWEBメディア「FAN FUN FROZEN」はこちら↓

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