スギハラグループ

社員インタビュー企画

その一言・一手間がつくりあげる、幸せと安らぎ。

100年前から変わらない、スギハラ流おもてなしとは。
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今回話を伺うのは、フードビジネス、販売などホスピタリティ産業における人材サービス業を展開するスギハラグループの社員の方々だ。

同グループの創業は明治40年、創立当初から外国人公邸、各国大使館、公式・非公式の宴席会場などで、世界各国のVIPを相手に高度なサービス技術、接客を提供してきた実績と歴史がある。現在は、「株式会社スギハラサービスクリエイツ」「有限会社スギハラサポートサービス」「有限会社パートナー」「有限会社エイチ・ディ・エス」の4社からなるグループ企業として、人材紹介・リクルート代行、人材派遣・アテンド、アウトソージングの人材サービスに加え、商品製造やコンサルティングを行う販促支援サービスの大きく4つの事業を展開している。

「人とのつながり」を大切にしながら、世界へ誇れる「日本のおもてなし」を率先して発信していくため、新たなビジネス・サービスに挑戦し続けている同グループで働く方々に、入社のきっかけや仕事の内容、やりがい、今後の展望を伺った。

アルバイトスタッフと一緒に、チームで披露宴を作りあげることが楽しい


桑原 弘奈
所属:都内・結婚式場
入社:2016年


ー入社の経緯を教えてください。

桑原:スギハラグループを知ったのは就職活動をしていたときでした。好きだった接客業を行っていること、創立100周年超の安定企業であることに惹かれ、入社を決意しました。

就職活動の際はホテルの選考も受けていたのですが、スギハラグループに入社すれば、ホテルに限らず幅広い業態で接客の経験を積めるところも決め手の一つでした。面接のときは、緊張を適度にほぐしてもらい自分らしく面接ができたことも印象的でしたね。

ー現在の仕事内容を教えてください。

桑原:アシスタントとして、コース料理を提供するタイミングをコントロールしたり、アルバイトスタッフがスムーズに仕事を進められるようにマネジメントを行うことが私の仕事です。結婚式場には3つの会場があり、1つの会場をキャプテンとアシスタント、アルバイトスタッフ合わせて約20名で担当しています。

ー仕事で心がけていることはありますか?また、やりがいを感じるのはどのようなときでしょう。

桑原:何よりも、新郎新婦や招待客の方々にご満足いただくことが重要なので、そのためにもアルバイトスタッフにやりがいを持って、楽しく仕事をしてもらえる環境作りを心がけています。

アルバイトスタッフとは常日頃から積極的にコミュニケーションを取ることで、わからないことや不安に思っていることを解消するなど、チームワークを高める努力を重ねています。

また、お客様にとって、結婚式は人生で一度の大事なイベントです。ミスやトラブルは絶対に許されません。その分、自分たちの手で計画通りにとびきりのおもてなしをもって終えることができた時には、やりがいを感じます。


そのほかにも、アルバイトスタッフから「桑原さんがいるから、アルバイトを続けている」という言葉を掛けてもらったり、指導したスタッフが長く続けてくれていたりすると「この仕事をやっていてよかったなぁ」と思いますね。

ちなみに、アルバイトスタッフとは年齢が近いこともあって、飲みに行ったり、フットサルや旅行に行ったりと、プライベートでの交流の機会も多く、良好な関係を築くことができています。

ー今後の展望を教えてください。

桑原:披露宴の司令塔を担う「キャプテン」になりたいです。ただ、今はアシスタントとして、アルバイトスタッフと一緒にチームで披露宴を作りあげることが本当に楽しいので、当面はアシスタントとして頑張っていきたいと思っています。

ゆくゆくは大規模な宴会など、さまざまな現場の仕事を担当し、スキルを高めていきたいですね。当社には「こんな現場を経験したい」という希望を出して異動する仕組みもあるので、そのチャンスは十分あると思います。

産休・育休制度だけではない。育児と両立できる職場環境


奥原 佳代子
所属:箱根・リゾートホテル
入社:2007年

ー入社のきっかけを教えてください。

奥原:大学3年生の時にリゾートホテルでアルバイトを始めたことがきっかけです。大学卒業後は、都内のとある会社に勤務し、営業を担当していたのですが、副業ができる職場だったので、土日や祝日はそのままホテルで働き、アルバイトを続けていました。

ー月~金は会社員、土日はアルバイトってすごくハードですね。

奥原:土日のアルバイトは部活のような雰囲気で、楽しくて仕方がありませんでしたから、むしろ本業でのストレス発散になっていたくらいです(笑)

勤めていた会社を辞めた後、アルバイトを続けながら転職活動をしようと思っていた矢先に、当社の社員に「事務の仕事をやってみない?」と声を掛けてもらいました。それからはスギハラグループで社員として働いています。

ー現在の仕事内容を教えてください。

奥原:スタッフのシフト作成や求人広告の準備、労務関連の書類作成、請求書作成などの人事や総務系の仕事から、スポーツ大会や歓送迎会、BBQなどイベントの企画まで、バックオフィス全般を担当しています。


最初の頃は現場に出て接客をしていたのですが、いまは4歳の子どもを育てながら働いていることもあり、事務に専念しています。産休・育休もしっかり取得できましたし、復帰後も子供の送り迎えのために勤務時間の調整ができて、子育てをしやすい職場だと思いますね。

ー仕事で心がけていることはありますか?また、やりがいを感じるのはどのようなときでしょう。

奥原:ホテルを利用される「お客様」はもとより、ビジネスパートナーである「ホテル」や「取引先」、そして一緒に働く「スタッフ」など、あらゆる人々を幸せにすることです。お客様に「また来るよ」と声を掛けていただいたり、お礼の手紙をいただいたりするのはうれしいものですし、ホテルや取引先の方から「頼りになるね」といった言葉をいただいたときには、大きなやりがいを感じます。

大切なのは「どうすればお客様に自分のファンになってもらえるか」を一生懸命考え、実践することだと思うんです。設備などハード面は変えられませんが、ソフト面は自分たちの工夫次第で改善できる。ファンづくりを通して、リピーターの創造につなげていきたいですね。

ーどんな方と一緒に働きたいですか?

奥原:人が好きな方、人を喜ばせることにやりがいを感じられる方です。

私は一緒に働くスタッフが結婚や出産、引っ越しなど人生の転機を迎えたときに、できる限りのアドバイスをするようにしています。意識している訳ではなく、自然としてしまうんですよね。おせっかいといわれればその通りなのですが、みんなの喜ぶ顔をみるのが好きなんです。スタッフの誕生日や結婚記念日なんかも覚えていますよ。

そうやって、お客様やスタッフのちょっとした仕草から心の機微を読み取り、柔軟に行動できる方がこの仕事には向いていると思います。

チームワークを活かしながら“黒子”に徹する。サービスキャプテンの仕事術


根本 剛治
所属:東京近郊・イベントホール
入社:2007年

ー入社した経緯を教えてください。

根本:大学生時代にホテルでサービススタッフのアルバイトをしていたことが入社のきっかけです。当時働いていたホテルの委託先の変更に伴い、大学時代から続けているバンド活動と両立できること、指導してくださった先輩からまだまだ教わりたいことがあると思ったことから、スギハラグループに籍を移し、現在に至ります。

ー現在の仕事内容を教えてください。

根本:宴会場でのサービスや進行を取り仕切る「サービスキャプテン」をしています。宴会の規模は大小さまざまですが、幕張メッセの近くに位置することもあり、2,000名規模の宴会を担当することもありますね。この規模の宴会になると、スタッフも50~60名ほどになります。


参加人数が多ければ多いほど難しいというわけではありませんが、チームワークが重要になるのは間違いありません。大勢のスタッフを統括し、高品質かつ安定、快適なサービスを提供するのが私のミッションです。


ただいかに万全の準備をしようとも、イレギュラーなことは必ず起こります。そのため、万が一、スタッフの一人がミスを犯してしまっても、誰かがフォローして、宴会を滞りなく進行する仕組みを構築するようにしています。こうしたスキルやノウハウを後輩に伝えていくのも私の役目ですね。

ー仕事で心がけていることはありますか?また、やりがいを感じるのはどのようなときでしょう。

根本:先輩から教わった「黒子に徹する」ということを心がけています。黒子だからこそ、上手くいくように手配するのは当たり前。そのためにも、「基本的な仕事を疎かにすると、大きな仕事で失敗する」と考えていますし、後輩にもそう教えています。

たとえば、大きな仕事でバタバタするあまり、髭を剃り忘れるなどあってはならないことなのですが、基本的な事柄こそ失念しがちですよね。お客様の信頼を得るためには、当たり前のことを当たり前に行動することが大切だと思います。

また、黒子として作り上げたステージの上で、お客様に思う存分楽しんでもらえたときやリクエストやご要望の多いお客様に喜んでいただけたとき、そんな瞬間が、サービスのプロとして、一番やりがいを感じますね。

ーどんな方と一緒に働きたいですか?

根本:自分のモノサシで物事を考えるのではなく、他人の考え方や価値観をきちんと認められる人ですね。多様な個性を持つ人が、それぞれの役割を果たしてはじめて、強力なチームワークを発揮することができます。それぞれの長所を引き出し、短所を補い合うことが大切ですね。パーティを組むときにも、みんながみんな勇者では冒険はできませんからね(笑)。

「見逃し三振ではなく、振って三振」。チャレンジ精神のある人と働きたい


椎名 可知
所属:東京近郊・イベントホール
入社:2000年

ー入社した経緯を教えてください。

椎名:私は大学1年生の時からスギハラグループでアルバイトをしていました。そのままアルバイトを続け、迎えた大学4年生の就活時に「人と関わることのできる仕事がしたい」と思い、入社しました。

その後はダブルワークをしながら働き、一度この会社を離れ、大手の外資系ホテルやリゾートホテルなど、さまざまな現場を経験し、また戻ってきました。

ー働く場所によって求められるサービスレベルやマナーは違いますか?

椎名:本質的なところは同じです。ただ、お客様の目的によって、接客の仕方を工夫する必要があります。たとえば、リゾートを訪れるお客様は安らぎを求めてらっしゃいますので、フランクに話しかけてリラックスしいただく。一方、ビジネスでご利用になるお客様が多いホテルでは、1つ1つのオペレーションをより丁寧に行うことを心がけています。

ー現在の仕事内容を教えてください。

椎名:大宴会や披露宴のキャプテンやアシスタント業務を担当しています。当日は一緒に働くスタッフにお料理を出すタイミングを指示したり、披露宴では新郎新婦を先導・案内したりします。

ー仕事で心がけていることはありますか?また、やりがいを感じるのはどのようなときでしょう。

椎名:心がけているのはマニュアルにこだわりすぎないことです。マニュアルを守ることはもちろん大切ですが、真のおもてなしは、マニュアルを超えたところにあると思います。たとえば、年配のお客様のステーキは前もって切ってご提供するとか、お客様の身になって、どうすれば喜んでもらえるかを一生懸命考え、実行しています。

サービスは“セールス”そのもの。つまり、私たちがご提供するサービスがホテルの魅力を左右します。当たり前のことですが、だからこそいつも手を抜くことは許されません。その上で、おもてなしのノウハウを学び、いい意味でお客様との距離を縮めていくことが大事だと考えています。

新郎新婦様に感謝していただけるのはもちろん嬉しいですが、一番やりがいを感じるのは、“ワンチーム”で一つのものを作り上げたときですね。


いい披露宴はプランナーや花屋、料理人など、さまざまな関係者が専門性を発揮してはじめて実現できます。この一体感が大好きです。

ーどんな方と一緒に働きたいですか?

椎名:とにかく積極的な人ですね。「見逃し三振」ではなく「振って三振」。バットを振らなければ何も始まりませんし、失敗を恐れず果敢にチャレンジする人の方が伸びると思います。

スギハラグループの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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