GIVE&GIVE株式会社

松原吉輝

お客様に徹底的に寄り添ってサービスを提供する

EC運営代行
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ECサイトの運営や制作業務、販促の企画立案などのサービスを提供し、きめ細かいコンサルティングが評価されているGIVE&GIVE株式会社。今回は代表の松原氏に運営業務代行について、また事業を立ち上げた際の想いなどをお聞きしました。

GIVE&GIVE株式会社 代表 松原 吉輝氏のONLY STORY


【経歴】


2008年に大学を卒業後、業界最大手のクリエイティブエージェンシー会社にて大手企業を複数担当し、様々なプロジェクトを担当する。2年半後、ヘッドハンティングをうけてコンサル会社へ転職。未熟ながらも事業責任者としてコンサルティングサービスを提供する日々を送る。

しかし、「お客様に心の底から満足していただけるサービスが提供できているのだろうか」と自問自答する日々を送る。そして、「実際に、会社運営と店舗運営を行わないと本当のコンサルティングサービスを提供できないのではないか」と思い至り、ネットショップと実店舗を運営する10名ほどの会社に実質経営者として入社。

財務戦略から銀行対応、組織運営、バイイング業務、出荷業務等々を行う。そして、任期1年半で、月商1500万円から3000万円へ倍増、また資金繰り上3年間赤字状態だったが黒字転換させることに成功。

そして、2016年9月にGIVE&GIVE㈱を設立し、EC運営代行、ECコンサルティングサービスを軸に事業を展開。経営的観点、小売事業者としての観点、事業コンサルタントとしての観点を持ち合わせていることが強み。

豊富な経験と実績が的確なアドバイスを提供


–GIVE&GIVE株式会社の業務内容をお伺いします。
松原氏:ネット通販の運営代行業務になります。これは企画立案、販促・広告設定の他、商品登録、商品ページやバナーの制作、データ分析、SEO、SNS対策など多岐に渡るものです。
対象は、楽天やYAHOOショッピング、Amazon、Wowma、ZOZOTOWN、自社ドメインなどのECサイトで業種や業態を問いません。

–同業他社との差別化、御社の強みはどういうところにありますか。
松原氏:当社は3人で創業しているのですが、コンサルティング経験だけではなくその創業メンバーがECや実店舗の小売経験がある点が強みだと思います。
ECサイトを立ち上げてから1年で月商1億円のショップを作った者、コンサルから小売をやった者、私は事業再建の経験があるので多角的にEC事業をご支援することが出来ます。
これらのノウハウがお客様の様々なご要望にお応えすることにつながっていまして、ここが他社との違いであり当社の強みだと思っています。

–サービスを提供するにあたっては、何を大切にしているのでしょうか。
松原氏:たとえば、ECのコンサルサービスは一定の契約期間を設けて月額で報酬を頂戴するのが一般的で、コンサルサービスの成果にかかわらずお客様には費用が発生します。
もちろんコンサル会社はそのご契約期間の中で成果を出すために全力を尽くすわけですが、しかしながらお客様側の経営資源の都合、だいたいが人材面であることが多いのですが・・・たとえばデータ分析を基に施策をご提案したとしても、その施策が実行されなければ結局は絵に描いた餅に過ぎなくて、売上・利益に貢献することは出来ません。

お客様の経営資源を見定めて「施策が実行できるか否か」をご提案することがコンサルサービスですが、実態として中小企業の多くが人材不足に直面していて特に「IT系人材」は枯渇しています。当社もコンサルティングサービスもご提供していますが、運営代行サービスにこだわる理由は、「中小企業の人材不足を補填するため」なんです。

また、EC業界のコンサルティングサービスは一般的に1ヵ月に1回打合せを行う形なのですが、「課題の明確化」「課題解決方針の策定」「課題解決のための施策実施」を最短で行っていくには1ヵ月に1回の打合せでは間に合いません。

お客様に成果でお返しするためにも、当社とお客様の間でお互いのタスクを常に明確にする仕組みが重要だと思っていまして、そのために月に2〜4回のお打合せをしています。

–お客さまの反応はどういうものでしょうか。
松原氏:たとえば、お一人で楽天ショップを運営していらっしゃったクライアント様ですが、お打ち合わせ以外に30分から1時間程度、毎日電話ですり合わせをし続けていたのですが、4か月後にはサイト訪問者が7倍、売上は4倍になりました。お客様にもとても熱心に取り組んでいただいたことも成果に繋がった要因だと思います。

今では3名もスタッフを雇用するまでになられています。採用面接にも同席させてもらってチーム作りにも関わらせていただいてますね。採用もお任せいただけることは信頼の証だと捉えておりますので、とても嬉しく思っております。

想いを貫く仕事で、お客さまに寄り添うサービスを


–起業に至るまでの経緯をお聞かせください。
松原氏:社長をやっている父親を見て育ったこともあり私も社長業に興味を持っていました。父のように入社した会社で活躍して経営者になるのか、起業して経営者になるのかは決めていなかったのですが、どちらにせよ自分に力がなければ経営者になる夢は叶えられないので、力をつけるためにベンチャー企業に入社しようと思ってクリエイティブエージェンシーの会社に入社しました。

ところが、当時はベンチャー企業だと思って入社しましたが実はそうではなくて、業界内で確固たる地位を確立している優良企業でした。(笑) 学生の頃の私はそんなに企業研究とかしていなかったので、なんとなくの思い込みで会社を決めてしまってました。(笑) 

そちらの会社は今では東証一部に上場していまして、大学卒業したての私でも比較的容易に売上が作れるほどのサービス力とブランド力を持った会社でした。優秀な方が多かったので色々と教えていただける環境はとても勉強になりました。

でもそれは私の力がすごいわけではなく、サービスを作り上げた先輩たちが優秀だったから仕事が成り立っていて、誇らしい仕事ではあったんですがもどかしさも感じていました。そして仕事にも慣れ始めたころ、自分が思い描いている成長曲線とは違うんじゃないか、と思い悩んでいた矢先にヘッドハンティングを受けました。

その時は軽い気持ちでヘッドハンティング先の会社に話を聞きに行きましたが、そのときに面談してくださった方が私と1歳しか年齢が違わないのに、すでにECのコンサルティング事業を起こしていて、経営知識や語彙力も豊富で圧倒され衝撃を受けました。

もしこの会社に入社することが出来たなら努力次第で自分も力もつけられ、「この人のようになれるかもしれない」という期待感が膨らみ26歳でこちらのコンサル会社へ転職しました。
–あえて茨の道を選んだことになりますね。
松原氏:転職先の会社は毎週経営知識を問うテストがありました。日常の仕事だけでもかなり大変だったんですが、常に勉強をしなければ皆に置いて行かれてしまう、という厳しさがありました。しかし、その厳しさこそが、自分が求めていた環境だったので毎日がやりがいで溢れていてとても有意義な時間を過ごしていました。
組織運営、コンサルティング、営業などを経験・勉強させていただきとても濃厚な6年間でした。
未熟さからお客様に苦言を頂戴したり、成果主義の会社でもあったのでのし上がるために成績や周りの目ばかり気にしていたり、上司から愛のあるとても厳しい指導をいただいたり(笑)、、当時色々な辛いことが重なって「なんでこんなにも楽しくない人生を歩んでいるのか、なんでこの仕事をやっているんだろうか」と精神的に辛くなって会社へ向かう足が重くなる経験もしました。

しかし、その期間は自分を見つめる時間でもあって、自分自身にひたすら向き合って自分の棚卸しをしました。自分の幸せってなんなんだろう、とひたすら考え続けました。

お客様にも喜んでもらいたいし、メンバーにも幸せになってほしいし、自分も幸せになりたい。幸せのためには、健康でいたいし、自由な時間もほしいし、お金もほしいし、仕事も楽しくないといけない。欲張りにも全部ほしいなって思いました(笑)。でも、そうやって自分の欲に正直になってみると、不思議なことに気持ちがラクになって自分が進みたい道が見え始めました。
–進みたい道とは何だったのでしょうか。
松原氏:自分の信念を思い通りに貫ける仕事、人生を歩んでいくことが進みたい道だったんです。
まず、コンサルティングにおいても、もっともっと質を高めないと上辺だけのサービスでお客様が幸せにならないと考え、自分で会社や店舗を運営しないとお客様のお悩みや課題をすくい上げることが出来ないと思いました。
丁度そのときタイミング良くご縁があって、ECと実店舗を運営する社員10名ほどの中小企業の社長業をおこなう機会をいただきました。

財務戦略、銀行対応、組織運営、商品仕入れ、出荷業務などに携わって、あまり経営状況は良くなかったのですが約1年で月商が倍になり黒字転換させることが出来ました。自分なりに自信がついたので、一心発起して起業することを決めました。
隠し事なく酸いも甘いも共有しながらお客様に寄り添って一緒に考えることで、お互いに売上・利益を上げることができるサービスを作ることを目標にしています。

起業に際して、GIVE&TAKEの考え方の中でも特に「GIVER(ギバー)」の精神を以って仕事をする集団でいたいと考え「GIVE&GIVE」という社名にしました。

ITを利用し、社会に貢献できる会社を目指す


–今後の展望をお聞かせください。
松原氏:短期的な売上目標は掲げていますがここでは発言を控えますね。中長期的な展望としては、今はEC分野がメインですが「IT」という大きな概念のもと社会貢献をしたいという思いがあります。

例えば、いま日本は少子高齢化・人口減少が社会的な問題になっていて働き手不足をいかに解消するかがテーマになっています。なかでも実際にサービスをご提供していて直面する課題が「中小企業のIT人材不足」です。

社内にIT人材がいれば、業務の効率化がはかれ生産性の向上につながります。生産性の向上が実現できれば慢性的な人材不足に頭を悩まずに済むかもしれません。

また、業務に役立つITツールが世の中にごまんとあっても、社内にIT人材がいないとITツールの導入は出来ないですし、外部に委託してITツールを導入したとしても結果としてまったくITツールを活用しきれていないケースも目の当たりにしてきました。

外部の立場からでも社内にいるIT人材のような存在になって企業活動を支援出来れば、、と漠然と思い描いています。
それは今のサービスの延長線上に何かしらの答えがあると思ってまして、本当の意味でお客様と一緒に考えて事業活動をしていくことが出来れば、外部にいながら社内のIT人材になれるのでは、、と思っています。

そして、長期的な展望としてはEコマース事業、ITサービス全般、その他飲食などのサービスを連携させながら健康問題、飢餓問題、水資源等の環境問題など社会的なテーマに貢献できれば良いなと思っています。もしそれが実現出来たなら、後世に何かしら良いものを残せるかもしれないですしそれは自分にとってもとても格好いい人生が歩めるかな、と思っています。
–読者へメッセージをお願いします。
松原氏:ネットショップ運営やIT分野で成果が出なくて困っている場合はぜひご相談していただければと思います。当社の観点において出来る限りのアドバイスをさせていただきます。

最後に、当社は「真心を通して社会を変える」というミッションを掲げています。
人に優しく、社会に優しく考えて事業活動をすることが良いサービスを生みだすと考えていて、その良いサービスが経済と社会を豊かにすると考えています。

私自身はちっぽけな人間でその想いを体現できていないので精進が必要なんですが、そういった想いを大切に活動しています。共感してくださる会社様、学生様とつながりたいと思っています。どうぞ宜しくお願い致します。

執筆=増田
校正=勝野

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