ニューインデックス株式会社
津田 武
POSTED | 2015.02.11 Wed |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:IT・情報通信業 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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上位1パーセントの学生を対象とした逆求人サイト「ガクセン」
Web事業で世の中の「あったらいいな」を具現化するTopics
ニューインデックス株式会社 社長 津田 武氏のONLY STORY
Webサイトの受託開発を中心としたサービス
ニューインデックス株式会社は世の中の「こんなのあったらいいな」を「あってよかった」に、ITで実現して行くことを目指してWeb事業を行っている。それを実現すべく行っている事業内容について、津田社長は次のようにお話しくださった。
「私たちの会社には事業の柱が3つあります。
まず1つ目は、クライアントのWebサイトの制作・運用事業です。これはクライアント企業のホームページのリニューアルや、更新を行う事業です。
2つ目は、クライアントのメディアサイトの企画・制作・運用といった、トータルプロデュースです。クライアント企業の第二のメディアサイト提案から、運用まで幅広く手がけています。
3つ目は、自社ポータルサイトを立ち上げ、そこで収益を得る事業です。その一例が『ガクセン』です。クライアントへのWebサイトの受託開発はもちろんのことですが、自社開発の『ガクセン』にも力を入れています。」
脱ナビ時代を牽引する逆転の発想
ガクセンとは一体どのような事業なのだろうか。
それは、一握りの優秀な学生だけを検索して採用できる「新卒逆求人サイト」なのだ。
ガクセン
http://gakusen.jp/
特徴は大きく分けて2つある。
1つ目は、逆求人という点だ。一般的な就活サービスでは、学生側が企業を探してアプローチする形式のものだった。だが、ガクセンは企業側が学生を発掘し、企業から学生にアプローチをするという、従来の就活の仕方を逆転させた全く新しい採用メディアなのである。
2つ目は、一握りの優秀な学生を掲載している点である。津田社長に詳しくお話を伺った。
「ガクセンに掲載できるのは上位1パーセントの優秀な学生だけで、誰もがこのサイトに掲載させてもらえるという訳ではないんですよ。ここで私たちが定義している“優秀な学生”とは、自己成長型タイプとトラウマ克服型タイプの2つです。
まず自己成長タイプとは、自発的に動いて実績を出している学生。壁にぶち当たった時にその壁をほったからしにせず乗り越えることで成長してきた人のことです。
そしてトラウマ克服型タイプというのは、どん底から這い上がった経験がある人です。この経験がある人は社会に出た時に直面する数多の問題を解決する能力があり、さらにストレス耐性もあるんです。このように、学歴以外の新たな評価軸を生み出したいという気持ちで運営しています。」
ガクセンの具体的な流れは、まず学生を発掘し、学生一人ひとりに直接会って取材をして、その学生がどのような考え方を持って学生生活を送っているかを文章、写真、そして動画で掲載する。そしてそれを見た企業は、興味を持った学生に直接、面談依頼が出来るというものである。
学生の採用難が声高に叫ばれる現代だからこそ、企業に必要とされている急成長中のサービスなのである。
「ガクセン」を日本全国に
そんな素敵な想いで運営しているニューインデックス株式会社だが、今後の展開としてどのように見据えているのだろうか、津田社長に直接伺ってみた。
「今後の展開として、まずガクセンに関しては、今年の11月に関西支部をオープンしたので、この調子で全国に展開して行き、現在登録者500人のところを5,000人まで伸ばしていこうと思っています。
また、今後はこれをグローバルに展開することを考えています。
2015年3月にオープン予定のGAKUSEN GLOBALは、日本で学ぶ優秀な外国人留学生をスカウトするサイト。一部のトップクラス以外の留学生の就職先支援と、日本企業の人材不足解消をテーマに、自発的かつ日本への想いの強い外国籍留学生を逆求人できるサイトにいたします。昨今のあらゆる業界での人材不足問題の解決策として、政府は女性及び70~80代の再雇用をかかげていますが、実際、現場では受け入れが難しいと思います。
そこで、弊社では外国籍留学生に焦点をあてることで、問題の解消に努めていきます。さらには、2020年に向けて、日本企業が世界各国の優秀な人材に繋がるような仕組みを構築し、優秀な人材の分母自体を増やす構想を考えております。」
GAKUSEN GLOBAL案内ページ
https://www.facebook.com/gakusenglobal
編集後記
「ガクセン」という新しい発想から生まれた就活ポータルサイトは学歴に埋もれてしまっている、人一倍頑張っている学生達にとって大きな味方となっていると感じました。今後のGAKUSEN GLOBALにも、とても期待をしています。