株式会社livebase

胡内 祥太

あらゆる要望に応える、ブランディング起点の動画制作

「上位1%」のクリエイターたちが作る高品質の動画
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今回のインタビューは、幅広い動画制作を展開する株式会社livebaseの胡内氏にお話を伺います。ブランディングから始める動画制作のメリットや、新サービス「Effic」が目指す動画制作のあり方について語っていただきました。

株式会社livebase 社長 胡内 祥太氏のONLY STORY

企画から制作までワンストップで動画を提供


–株式会社livebaseの事業内容からお尋ねします。

胡内氏:弊社は動画制作を中心に、ブランディング起点のクリエイティブ制作事業を展開しています。単に動画制作の部分だけを引き受けるのではなく、企画やコンセプトワークなどの上流工程からの制作を基本にしています。

動画はどんな業界にもマッチする形式に変えられるメディアであるため、お客様の業種や規模も多種多様であり、商品の販促や企業イメージのPR、採用時の活用など幅広いシーンに対応することができます。需要も多く、弊社の年間制作本数は500本を超えていますね。

–動画制作のプロセスはどうなっていますか。

胡内氏:依頼の意図や課題感を理解するために、まずはお客様に入念なヒアリングを行い、動画の方向性が決まれば具体的な企画を提案します。その企画の承諾を経て、撮影、編集のプロセスに進むことになっています。

弊社が制作する動画は実写であったりアニメであったりと、お客様の意図に沿って選択・提案しています。

–御社の強みはどこにありますか。

胡内氏:まず、企画の段階から着手する制作会社はそれほど多くありませんね。また、動画やWebページ、パンフレットなどを別々の会社に依頼すれば、依頼意図の受け止め方が各社バラバラになってしまう場合があり、それぞれの制作物に整合性がないといった恐れも出て来ます。

企画段階から制作に携わり、ワンストップで動画を提供できることはお客様にとって何よりのメリットであり、これが弊社の強みと言えますね。

お客様からは「コンバージョン率が高い」「平均視聴時間が長い」といった声が寄せられており、「制作から5年経ったが、まだこの動画を使うつもり」と感謝されています。

–マネタイズについてお伺いできますか。

胡内氏:どういう動画を制作するかによって料金は10万から500万くらいまで幅があるため、一律の金額を言うのは難しいですが、弊社の制作費が相場より安い料金設定なのは間違いありません。

安売りのつもりはありませんが、制作過程の全てを社内で賄っているので、自然と金額も低くなっていますね。

アメリカ留学が私の意識を変えた


–起業しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

胡内氏:大学2年生の時に行ったアメリカ留学の経験がきっかけの一つになったことは確かですね。

「英語がしゃべれるようになったらいいな」程度の軽い気持ちで行ったところ、学生の本気度が日本とアメリカでは全然違うことに驚きました。彼らは自分の未来から逆算して進む道を明確にしているので、「君は何がやりたいのか」と聞かれて答えに困ったこともありましたね。

–アメリカで意識が変わったんですね。

胡内氏:そうですね。その後、自分が何をやりたいのかを模索し、外資系のブランディング会社のインターン生としてロサンゼルスで動画制作やラジオ番組収録などの現場に行ったり、イベント開催に携わったりしました。その時に「こういう仕事をやりたい」と思ったのが、今にして思えば「原点」だったかもしれません。

やがて日本に戻って就職する傍ら、個人として20代起業家のインタビュー動画を撮影し、編集する活動を続けるうちにコネクションが広がっていったので、会社は1年で辞めました。

–いよいよ起業になりますね。

胡内氏:はい。創業前に撮影した動画を気に入ってくれた社長が「会社を作ったほうがいい」と、無料で制作していたインタビュー動画に100万円の値をつけてくれたことをきっかけに2013年に動画制作会社が設立されました。

ところがビジネスを進めていく中で、私の中でより成長志向が高く、クリエイティブの領域を広くカバーできる組織をつくりたいという想いが強くなり、この「livebase」を設立するに至りました。

料金体系を明確にしてクリアな動画業界へ


–これからの事業展望をお聞かせください。

胡内氏:遅くとも年内には新たなサービス「Effic」をリリースします。これは、高品質な動画を効率的かつ適正な費用で提供することを目指し、個人のクリエイターをプロジェクトチーム化することで企業の制作依頼に対応するプラットフォームです。

弊社がつながりを持っている多くのクリエイターは、優秀であるにもかかわらず、個人での活動のため大きな案件には手が届かず、どこかの制作チームの一員に甘んじなくてはならないのが実情です。その一方で、動画を発注する企業側もどこに依頼すればいいのか分からないといった事情があります。

これを解決するのが「Effic」です。イメージはクラウドソーシングに近いですが、クライアントが顔も知らない個人に直接発注するクラウドソーシングとは異なり、間にディレクターを配置するため、依頼側と受け手側に意図の食い違いが起きることはありません。

「Effic」に登録されたクリエイターたちは弊社による面接やポートフォリオ審査、編集実技審査などのステップを通過した人だけなので特に優秀であり、私は「上位1%」の人材と呼んでいます。

–その他の展望もお伺いします。

胡内氏:制作規模の拡大やサービス提供エリアの拡大が難題ですが、これは「Effic」によって国内外の至る所にクリエイターがいることで解決できると思っています。

いずれはデザインやWeb制作も視野に入れて、「Effic」をデザイナーやエンジニアなどのバージョンとしても横展開させていきたいと考えています。

–社会的にどういう会社でありたいと考えていますか。

胡内氏:私は動画制作を依頼する企業の多くから「料金体系が分からない」「制作会社によって料金が大きく違う」などの声を聞き、他社の金額とクオリティの著しい乖離を見るたびに、この業界をもっとクリアにすべきと思っていました。

そのためにも「Effic」を軌道に乗せ、「世の中の当たり前を再定義し続ける」という弊社理念を実現する会社でありたいと思っています。

–最後に読者へのメッセージをお願いします。

胡内氏:動画制作会社をお探しの企業様、あるいは動画制作に不明瞭を感じている企業様などがいらっしゃいましたら、ぜひ弊社にご相談ください。

執筆=増田
校正=米山

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