スマートキャンプ株式会社
EVENTカンパニーEVENT事業本部 営業統括部 部長 須佐 拓史さん
スマートキャンプ株式会社は、「BOXIL SaaS」を軸に企業のセールスやマーケティング支援を行う。2019年11月に、株式会社マネーフォワードのグループ会社となり、両社の強みを生かし、近年、バックオフィスをサポートする事業も展開。
スマートキャンプ株式会社
オンライン展示会「BOXIL EXPO」
“過去の失注企業と再度接点を持つ”
‐ どのような背景から「チラCEO」にご興味をお持ち頂いたのでしょうか。
当時はホットリードの減少が課題でした。顕在層にはある程度こちらからはアプローチ済みで、Web広告や問い合わせフォームアプローチなど、色々と導入してみたのですが、あまり受けが良くなかったんですよ。また、CPAも高騰してしまっていました。
そこで新しいアウトバウンド施策やリファラル施策を検討していた折に「チラCEO」と出会いました。
‐ 「チラCEO」を選んだ理由はありますか。
導入に至った理由は大きく3つあります。
1つ目は、我々がターゲットとする企業の登録数が多かったことです。当社のターゲットリストをお渡しし、それに対して登録者がどれくらいいるか見ていただいたんですが、想像以上にマッチ率が高かったんですね。
新規のアプローチ先はもちろんのこと、過去失注した企業の名前もありました。失注企業に対しては、メールやテレアポを行っていましたが中々数字に結びついていない状況でしたので「チラCEO」を使った新しいアプローチが出来ればという期待がありましたね。
2つ目は、多くのリード獲得手法で、マーケティングの担当者にしかアタックできなかったところ、「チラCEO」ではトップ層に直接アプローチできる点に魅力を感じました。
3つ目は、ユーザー数の増加率です。チラCEOのプラットフォームには、継続的にユーザーが増え続けており、アプローチ先が増え続けることを期待できました。今後のチャンスは広がり続けると判断し、導入を決めました。
“ROI=3倍&周りの経営者を紹介してもらえるケースが発生”
‐ 「チラCEO」での成果はいかがでしょうか。
利用から10か月で決裁者との商談が70件ほどで、12件受注に至りました。費用対効果としては3倍以上になっています。
「チラCEO」で出会った方には、その場で導入頂かない場合でも、周りの経営者の方を紹介してもらえるケースが多いですね。また、半年以上前に一度お話した方に、改めて導入したいと連絡を頂けるケースもあります。
‐ 成果を出すために意識されていることはありますか?
ガツガツと一方的な営業をしないようにしています。
成約が出ずに困っていた時に、専任のCS(カスタマーサクセス)の方から他社の成功事例として、売り込みを抑えるというアドバイスを頂きました。実際に行ってみると、メッセージ経由でもアポイントに繋がりやすくなり、結果として成約も生まれるようになりました。
当社はBOXIL EXPOというイベントマーケティング事業を展開しているのですが、商談の際も、サービスの中身についてお話するよりも、オンラインイベントの必要性や先方の持つ課題についてディスカッションをして、先方が求めているであろう情報の提供を第一にするようになりました。
“受注できる顧客の幅を広げる”
‐ その他「チラCEO」利用の感想はありますか。
決裁者に会うことで、事業・サービスに対しての意思決定者の目線から意見やアドバイスを頂けることにも価値を感じています。社内でも、サービスをどうしていくかの議論は重ねていますが、どうしても内輪の視点に偏りがちだと感じています。ターゲットに成り得る方からの率直な意見は、サービスのブラッシュアップに大いに役立っています。
‐ 今後の活用イメージがあれば教えてください。
チラCEOを通して出会った中で、今までターゲットとして考えてこなかった業界でも、いざ商談してみると受注になったり、良い所感をもらえたこともあるので、サービスの可能性を広げるためにも使っていきたいですね。
‐ 「チラCEO」はどのような人におすすめだと思いますか?
自社の持つサービスが高単価で、ターゲットを明確にしている企業が良いと思います。
また、このプラットフォームの特性を考えて長く使っていくことで成果を出そうと考えることができる方ですね。リードタイムが長くなることもありますが、できるだけ営業色を抑え、有益な情報を提供することを意識すれば、後から成果として返ってきます。