テクロ株式会社
代表取締役 天野央登さん
テクロ株式会社は、コンテンツマーケティングやSEO、Hubspotを活用したマーケティングオートメーションの実施を通して、BtoBの伴走型ウェブマーケティング支援を行うベンチャー企業。
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TOPICS
・商談を増やすなら決裁者商談だと考え、チラCEOに契約。
・プラットフォーム内外の経営者間で口コミが生まれ、受注ROIは約500%に。
・稟議がスムーズに進むことが多い。決裁者の所感をもとにプレゼン資料のアップデートにも活用。
決裁者との商談機会を増やす
チラCEO導入前のご状況を教えてください。
クライアントからの紹介が3〜4割、残りがWEB経由の問い合わせでの商談獲得をしていました。大きな課題があったわけではなかったのですが、商談数をさらに増やしたいと考えていて、他のマーケティング施策と併せて行うことのできる施策を探していたところ、チラCEOに辿り着きました。
なぜ、チラCEOに決めたのでしょうか?
商談を増やすのであれば、決裁者との商談だと考えていたので、決裁者と会うことのできるチラCEOを選びました。
しばらく経ってから連絡をもらうケースも
チラCEOではどのような成果が出ていますか?
利用を初めて最初の4か月間は受注が出なかったのですが、5か月目で1件受注が決まり、それ以降は、ほぼ毎月受注が出るようになりました。
200人以上の決裁者とお会いし、現段階で受注額のROIは約5倍ですね。お客さんに契約更新して頂ければ、今後さらに数字が伸びます。
受注が出始めた要因は何でしょうか?
プラットフォーム内で自身の評判が良い形で回っていました。経営者にお会いしていく中で口コミが生まれていて、それが成果に結びつき始めたのが5か月目あたりからだったのだと思います。
あまり商材の話はせず経営目線での会話をして、経営者としての繋がりを築いています。その場では契約に至らなくても、課題が生じたときに「そういえばあの人いたな」と思い出してもらうことを意識しています。しばらく経ってから相談の連絡がくることも増えてきました。
また、CS(カスタマーサクセス)の方と毎月のMTGで要望の伝達やすり合わせを行い、マーケティング予算が少ない層へのアプローチを減らしていけたことも、受注が出始めた要因だと思います。
プレゼン内容を定期的にアップデート
その他、チラCEOを使った感想はありますか?
規模によりますが、経営者と直接話すことができるとすぐに稟議が通ることが多いので、経営者に直接当たれるというのはメリットです。
また経営者と多く会えるので、プラットフォーム内だけでなく、外でも口コミが立っていることがあります。お会いする前から良い印象を持って頂けることもありますし、会社のブランディングとしても良いですよね。
あとは、決裁者へのプレゼンの練習にもなりましたし、この1年で資料を細かくアップデートしていきました。打ち合わせする相手の業界によっては、ご理解頂ける説明内容と、イメージを湧かせづらい内容があったので、それぞれに資料を作り変えたりプレゼン方法を変えたりしました。決裁者の所感が得られるので、マーケティングや営業のメンバーにも共有して、定期的に資料をアップデートしています。1年前の資料を見て驚愕しましたよ(笑)。
長い目で受注を出す使い方がおすすめ
チラCEOは、どんな人にどんな使い方でおすすめできるでしょうか?
年間で1件でも契約が取れれば費用対効果が回収できるような、BtoBの高額単価の商材を持つ会社は、相性が良いと思います。
営業ツールとして、がつがつアポを取って契約を取ろうとするのは、あまりおすすめしません。契約が取れないことはないと思いますが、長い目で見て最大限の価値を得ることは難しいと思います。良い印象も良くない印象も意外と裏で回るので、営業や売り込みの側面を出しすぎると、お金を払ってブランディングを下げることになりかねません。
使い方次第でゼロにもなりますし、百にも千にもできるサービスです。結構アライアンスの話にも発展するので、できれば取締役以上の方が使った方が良いと個人的には思っています。