株式会社リアルクロス

山口 義徳

PRに有名人・スポーツ選手を適正価格キャスティング

雇われ社長として5億の売上を20億にしてからの起業
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今回のインタビューは、企業PR向けに芸能人やスポーツ選手のキャスティング等を行う、株式会社リアルクロスの山口氏にお話を伺います。サービス概要や起業までの経緯、仕事に対する考え方などについて、語っていただきました。

株式会社リアルクロス 代表取締役 山口 義徳氏のONLYSTORY


【経歴】

2016年4月東京にて株式会社リアルクロス設立、代表取締役に就任、現在に至る。同社は『ベストチョイス&適正価格』をテーマに、イベント企画・運営、キャスティング、集客・広告・宣伝、HP制作・SNS運用から協賛スポンサー獲得まで実施。
◆ソフトバンクアカデミア外部1期生
◆野田政経塾1期生

人気有名人を適正価格でキャスティング

 
–まずは株式会社リアルクロスが手がけている事業について、お聞かせください。
 
山口氏:弊社はサイト制作やコンサルティングなど複数の事業を展開していますが、今一番ご依頼をいただくのは広告事業、その中でもキャスティングについてお声をかけていただくことが多いです。

いまやほとんどの企業が自社サイトを持っていますが、サイト上でのPRをタレントさんやスポーツ選手に頼みたい企業、実際に頼んでいる企業が多くなってきているんですね。そういったニーズに対して、人気で有名な方々をキャスティングするサービスになります。

一例としては、西田敏行さん、千葉雄大さん、堂珍嘉邦さん、久保田利伸さん、松雪泰子さんなどですね。

有名人に自社PRを頼みたい企業が増えているといっても、はじめて依頼する企業にとっては、キャスティングは不透明な部分が数多くあると思うんです。まず、誰に頼めば良いのか分からない。価格はどれくらいか分からない。そういった不透明な部分をクリアにして、適正価格でサービスを提供しています。そこはお客様にもご好評いただいている点ですね。

–業界のなかでは、どのような差別化をはかっていますか。
 
山口氏:まず、他社様より安価でキャスティングができる点が差別化のポイントだと考えています。なぜお安く出来るかというと、不透明な部分をクリアにしている分、基準がしっかりできているんですね。だからこそ、大手に頼んだ場合の2/3のお値段でのご提供が可能です。

また、大きなプロダクションや団体と繋がりがあることからビックネームをアテンドできる点も強みの1つです。

芸能プロダクションに関しては、もともと前職で、有村架純さんや前田敦子さん、広末涼子さんなどが出演するような雑誌を作っていたことがあるんです。部数で言えば、40万部と人気週刊漫画よりも多く作っており実績もあったため、当時の人脈からコンタクトが取りやすいんです。

スポーツ団体で言えば、弊社は国内初のチケットアフェリエイトサービスを提供しており、サッカーやバスケ、プロレスのチケットの販売を手がけているんです。

そのほかにも無料で情報発信できるプロレスメディア(プロレスTODAY)の運営や自社開催のストロングトークLIVEも行なっているので、そういった繋がりを生かしてリアル会場を利用したプロモーションサービスなども提供しています。

雇われ社長としての10年間を経て起業へ

 
–起業を決意したきっかけについて教えてください。
 
山口氏:前職はITメディアの会社に15年間勤めていて、うち10年ぐらいは雇われ社長として働いていました。そして、10年間で売上を5億から25億、社員数も15人から約100人まで増やすことができました。

数字として成果も見えていたので、仕事に対しての自信は持っていましたが、「この会社に残っていても自分が本当にやりたいことができるだろうか」という漠然とした不安も持っていました。 

その上、私の考え方は親会社の経営陣と考え方が大きく異なっていました。私はどちらかというと社員目線での経営を心がけていたのですが、親会社は本業とは違う事業で失敗したりと常に足を引っ張る存在だったので、志が感じられず目先の利益に走ってしまう姿勢があったので意見の相違が大きかった。

なのでこういう人たちと一緒にやっていくよりは、自分の考えに邁進できるような環境を作り、それに賛同してくれる仲間を増やしていく方がベストではないかと思い、起業に至りました。
 
–そこからなぜ、現在のような複数の事業を始められたのでしょうか。
 
山口氏:私たちのオリジナルサービスを提供することで、関わる人々の不安や不満を解消していきたいという想いが根本にあるんですね。そのためにもお客様が抱えている問題を弊社の技術力やサービスでケアできるように成長を続けたいと思います。

また、現在はクライアントファーストの考え方を持って事業を展開していますが、これからはクライアントファーストだけではなく、ユーザーファーストの目線も持ち合わせた展開をしていきたいですね。世の中には不便なことがまだまだあります。それを私たちの力で解決していきたいです。

ネットからリアルに出るきっかけ作りを

 
–今後の展望について教えてください。

山口氏:短期的な目標でいうと、前の会社では約10年間で売上5億を20億にしたので、5年で売上10億、社員数50人を目指したいと思います。

その後は、弊社独自の“チケットアフェリエイトというサービスをもっと根付かせる取り組みをしていきたいと考えています。現在もプロ野球やJリーグの一部のチームにはご利用していただいているのですが、全チームというわけではないので、全国の「プロ」とついているサービスに広めていきたいと思います。

チケットアフェリエイトというのは、応援団や応援部長を作る上で非常に良いサービスだと思っているので、もっと各チームに賛同していただき、イベント主催者の方々のお役に立てればと思います。
 
–社会の中ではどんな会社になっていきたいとお考えですか。
 
山口氏:弊社は「ネットからリアルへ集客支援」を一つのテーマに、集客にお困りの企業や団体を支援しているので、ネットからリアルというところにはとても意識置いているんですね。

例えば、大人気アプリ『Pokémon GO』を利用していた、人との関わりが苦手なユーザーが、ポケモンを通じて外に出て、コミュニケーションをとるようになったというような話があります。人間は最終的にはFace to Faceだと思うので、色々な人をネットからリアルに出すきっかけを作っていきたいと思います。

–最後に読者向けたメッセージをお願いいたします。

山口氏:スポーツやイベントで集客に困っている方、人が集まらないなどの悩みを抱えている方は是非当社にご相談ください!同時にタレントや著名人、スポーツ選手のキャスティングも行っておりますので、ご要望があれば随時ご相談可能です。お待ちしております!

執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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