株式会社ケーエフエスコンサルティング

小島 清一郎

一つでも多くの会社に「未来経営」を広めたい!

あるべき姿からの逆算~400社の経営を変革~
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株式会社ケーエフエスコンサルティング 社長 小島 清一郎氏のONLY STORY

東日本大震災を通して痛感した仕事の価値


私は福島県福島市の出身で、関東学院大学に通っていました。
学生時代は、いわゆる“お調子者”。
目立つことは全部やってきました。
学園祭の委員長や生徒会の広報など、やりたい人いますか?となると、すぐに「はいっ!」て手をあげてしまうタイプ。
落ち着いていられないというか、同じ場所にじっとしていられない性格でした。

父が会計事務所を経営していて、父も、父の部下の会社のナンバー2も怒りやすいタイプでした。
残業も100時間とか当たり前で、離職率は86パーセント。いわゆる一般的な中小企業でした。
父と一緒に母も仕事をしていましたが、7年前に癌で亡くなりました。母はとても優しい性格で、父とは真逆のタイプ。
会社の中でも組織のバランスを取ってくれていましたが、母が急死したことで、父がさらに怒るようになってしまいました。
その2年後位に、会社のナンバー2が、若い社員たちから悪口を言われてるというフィルターがかかってしまい、会社や父を攻撃するようになりました。

しかし、会計事務所なので父がいないと会社を存続できない。
当時20名位の社員とお客様が200~300社いたので、なんとか会社を存続させなければという思いで一念発起、私が事業を継ぐことになりました。

今のケーエフエスコンサルティングの事業が確立したきっかけは東日本大震災です。震災当初は、震災の影響は少なかったのですが、しばらくしてから、会計事務所の書類申告が1年間申告期限が延長されたりするなど、災害の特例でストップするようになりました。

こういう大変な時に「お客様の役に立てているのか?」と、仕事の本質を突きつけられました。

会計事務所というのは、毎月お客様を訪問するのですが、震災時はお客様からの電話が少なくなり、本当の意味でお客様に寄りそえていたかと疑問に思いましたし、職業観も大きく変わりました。

ケーエフエスコンサルティングとして、今後やるべきことは、お客様に必要な情報や、ためになる情報を提供することだと気づきました。

ちょうどその時が、新しい事業を始めようとしていたタイミングで、福島だとまた大きな震災が起きた時に社員を守れないし、東京の情報を私たちが福島に伝えていく役割を担えれば、もっとお客様のお役にたてると思い、東京への進出を決意しました。

「未来経営」を通じて明らかにする、会社の未来


現在のケーエフエスコンサルティングの軸は「未来経営」という考え方です。
未来経営は、過去に起こった出来事にだけフォーカスするのではなく、理念や未来の見通しを立てる経営戦略にフォーカスしていくというものでです。
ここが、未来経営の核となる部分であり、現在、未来経営LABというセミナーを通して東京で普及しています。”未来経営”の背景には「社長と社員に物心共に成功して欲しい」という想いがあり、経営に対する在り方とやり方の両軸でサービスを提供していきたいという考え方があります。
仲の良い社長が過度な節税をして赤字決算をしているという話しを聞き、「自分も赤字でいいや、景気が悪いから仕方がない」とおっしゃる社長にたまにお会いしますが、詳しく話しを聞いていくと本当は誠実に経営して社員やお客様、地域社会に貢献する会社にしたいとおっしゃいます。
自ら会社や事業を起した社長であれば、みな自分の事業を通して成功し幸せになりたいと思っているのです。
今貧しい会社でも、その会社に豊かになる見通しがあれば、未来に共感する人材やお客様が集ま可能性もあがり、未来の見通しが現実のものになっていきます。

“未来に向けて、この会社はこう在るべき”と社長が示すのが、未来経営のスタートライン。この9つのマトリックスで言うと、未来を軸にココロの「ビジョン」、カラダの「戦略」、アタマの「計画」、この3つを一体化して進めることがとても重要です。
しかし、ほとんどの企業はこの3つの歯車がはまらないため、経営が上手く回らない場合が多いのです。
長期的・本質的・客観的の視点で経営を見ると、生き残る会社というのは、ビジョン、戦略、計画のバランスが良いです。
結局、未来のあるべき姿から考えた戦略と、実践が言行一致している会社が成長していきます。
このようなサービスを提供している会社は他にはないので、ここがケーエフエスコンサルティングの強みになります。

未来経営を広く知ってほしい。行動の全ては未来につながる


未来経営LABに来ていただいている全ての社長が、成功したいという強い想いを持たれております。だからこそ、ケーエフエスコンサルティングは少しでもその想いを実現する、お力になるために日々「どうしたら社長様のお力になれるのか」考えています。
現状は、未来経営に関する6つのテーマをメインにセミナーを開催しています。
私たちは、そこからさらに、集中的に未来経営を学ぶことができる商品を開発することが目標になります。また長期的には、未来経営の考えを広めるための「未来経営ACADEMY」を立ち上げようと開発に力を入れています。

ACADEMYでは、オンデマンド配信・通信教育など、未来経営を勉強する場所を提供したり、プロフェッショナルを集めたプラットフォームを作成します。
社長が、大学の単位をとって勉強するというような形に近いです。このような仕組みが全てでき、経営者が未来経営の考え方を知り実践するようになると、シンプルに黒字につながります。
未来経営を実践していると1日1日がとても大切になりますし、実践したこと全てが未来につながっていくので、社長も安心して経営に従事することができます。
やはり、会社の将来というのは、短期的な視点よりも、長期的な視点が大切だと思います。
だからこそ私自身が見通しとして、在り方とやり方に基づいて、社員やお客様を大切にして地域に貢献する企業で在り続けていきます。

☆取材・記事作成・構成=川角、木皿、佐久間

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