株式会社クロノス
月村俊之
POSTED | 2017.04.28 Fri |
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TAGS | 従業員数:51〜100人 業種:IT・情報通信業 創立:15年以上 決裁者の年齢:60代 商材:BtoB |
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心の豊かさを育むIT企業、クロノス
お客様に応え続ける、Webシステム開発のプロ集団Topics
株式会社クロノス 会長 月村 俊之氏のONLY STORY
「ものづくり」と「ひとづくり」
株式会社クロノスは、2002年の創業以来15期、Webシステム開発を基盤とした各ソリューションを展開してきました。
具体的には「Webシステム開発」、「モバイルアプリ開発」、「IT教育・トレーニング」、「技術書籍執筆」、「プロダクト開発」といった分野です。
また、クロノスとは別に自身で2016年5月の創業しました「株式会社ボンネット」をモットーに日本初のリアルタイム訪問リラクゼーションに特化した「relappi」を展開しチャレンジを続けています。
多業種において様々な立場を経験。その全てが今につながる。
2002年4月、滋賀県近江八幡市において株式会社クロノスを設立し、今日に至るまでに、様々な業種・立場を経験し、その全てがつながってクロノスの現在があります。
大学を卒業した私は建設会社に就職、20代ながらも上場チームを牽引する経験をすることができました。
ここでのサラリーマン経験が、経営者として組織を作っていく立場になる今に活かされています。
それぞれのポジションの方々の気持ちを理解することができるからです。
その後独立し、はじめての起業経験は飲食店がスタートでした。
おかげさまで売上・利益ともに堅調で、多店舗展開に成功しました。
飲食店には経営に関する多くの要素が含まれており、飲食店での起業経験がなければ、おそらく今の私やクロノスは存在していなかったのではないでしょうか。
楽天市場にも参入。滋賀出身でしたから、近江牛ブランドでお土産の販売を楽天で販売してみると、長い期間、売上ランキング上位を維持していましたが、嬉しい悲鳴もありました。
何しろ一日の注文数が多過ぎて、どうしてもミスが頻発してしまいます。
ここで、コンピュータに出会います。ミスの頻発についてある方に相談したところ「コンピュータで管理すれば良いのでは?」とアドバイスを頂きました。
今とは比べ物にならない簡単なシステムでしたが、それでも、驚く程の効果を発揮し、まるで魔法のようでした。
あまりに感銘をうけたため「これをつくる側にまわりたい!」と思いIT業界に飛び込んだんです。
会社は、“成長できる箱”
経営理念に掲げた「ものづくり」とは、ソフトウェアの開発のことをさしており、顧客から受託するシステム開発、自社プロダクト開発の大きく2つがあります。
システム開発では、クラウドを使い高負荷に対応できるWebシステム構築技術などで業務効率化をお手伝いしています。
プロダクト開発においては、タブレットやPCのブラウザにリアルテイムで同時に書き込める共有ホワイトボード「Live Time Board」など、これまでに培ったIT技術を駆使し、ビジネスの課題を解決する新しいサービスや便利な製品を開発しています。
もう一つの経営理念である「ひとづくり」の分野「IT教育・トレーニング」では、「新入社員研修」をはじめ「資格取得コース」「起業家支援」「学生様向け教育」など、システム開発の現場にこだわった多様なコースを用意し、ITエンジニア育成に関することであればどんなことでも相談を受け付けています。
「自社の社員と同じように育成する」というのが弊社のスタイルです。
「面白いことに真面目に取り組むIT企業であり続ける」ための新卒採用にも力を入れています。
お客様に豊かさを提供するためには、弊社で働く社員もまた、心豊かにならなくてはいけないと考え、心の豊かさ(幸福感)を、経済的な豊かさ、生きがい、円満な人間関係、時間のゆとり、の4つに分けそれぞれを高めることを重視しています。
弊社が新入社員に求める人物像は、「謙虚で常に前向きにチャレンジする人」です。
これまでの経験、学んできたことを活かしつつ、成長していくためにはアップデートをしていかないといけない。
そこには、違う考えを受け入れ、新しい思考を吸収していく謙虚さが必要になってきます。
頭がいくら良くても謙虚さが足りないと、技術専門職・専門家の目線から「これは駄目、こっちの方がいいに決まっている」というコミュニケーションになりがち。
「あ、そういう考え方もあるな。何とか実現してあげたい」と謙虚になれば新しいチャレンジにつながり、それによって成長できます。
会社は、成長できる箱、社会人の学校であるべきと思っていますから、会社としてはそこにこそ一番注力したいと考えています。
培ったIT技術を活かして次のステージへ
株式会社クロノスの今後の展開としては、自社プロダクトにおいて、画像認識、AI・人工知能の分野にフォーカスした商品やサービスの開発を進めていく予定です。
そしてもう一つ、別法人株式会社ボンネットで2017年3月よりIT×リラクゼーションの新規事業を開始しました。
お好みのセラピストを呼べるアプリサービス「relappi」です。
2015年の渡米で現地のメガベンチャーを訪れ、経営者の方々に色々とお話を伺ううちに、IT企業で働くことの醍醐味とか、使命、そして、「心の豊かさ」を実現していくことについて改めて考えさせられました。
その結果、我々からイノベーションを仕掛けていくような独自の事業が必要なのではないかという考えに至り、株式会社ボンネットを設立、「relappi」事業をリリースしました。
「relappi」は、柔道整復師の山口建臣氏にお声がけし、チームとして事業を行っています。
山口氏は治療家歴20年の大ベテラン。
クロノスの設立と同年の2002年4月に訪問型整骨院を開業し、その後、日本初の法人向けに特化した訪問リラクゼーション企業としてサービスをスタートした企業訪問施術のパイオニア的存在です。
弊社の持つITサービスの技術・ノウハウと、山口氏のリラクゼーションで今まで日本になかったサービスを提供します。
育児や介護でお忙しい方や自宅から動きづらい方でもスマートフォン1つあれば、お好みのセラピストからサービスが受けられます。
こうしたサービスを提供することで、社会に新しい価値を提供していきたいと考えています。