株式会社ジーアイビー

鈴木 衛

リスクの低い資産形成としてのコインランドリー運営

オーナーにも利用者にも余裕のある生活を提供
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今回のインタビューは、コインランドリーのフランチャイズビジネスの紹介を行う株式会社ジーアイビーの鈴木氏にお話を伺いました。在庫を抱えたり、売掛金の貸し倒れなどのリスクのない新たな投資を提案する同社の取り組みについて語っていただきます。

株式会社ジーアイビー 社長 鈴木 衛氏のONLYSTORY

拡大傾向にあるコインランドリー市場のFC


–まずはじめに、株式会社ジーアイビーの事業内容を教えてください。

鈴木氏:弊社は法人と個人に対して、コインランドリーのフランチャイズビジネスの提案を行っている会社です。

流れとしては、私たちが厳選した出店場所をオーナー候補者様に勧めするところから始まります。その後出店を決めていただいた場合には機械を購入していただき、コインランドリーの建築を進め、開店します。

オープンした後も販促や管理、スタッフの雇用などはすべて株式会社ジーアイビーが行うので、オーナー様は何もすることもなく、コインランドリーを運営することができるんです。

–オーナー様からすると、手離れがいいコインランドリー経営ができるということですね。

鈴木氏:そうですね。私たちは、コインランドリービジネスを不動産に代わる資産形成ビジネスであると考えています。基本的に不動産運用は、建築した後に、運営は管理会社に任せて建物の利用者や入居者から収入を得るんですが、コインランドリーのビジネスはそれに非常によく似ているんです。

毎月営業をかけなくても売上が得られる。その上現金商売なので在庫や売掛金といったものも存在せず、貸し倒れのリスクもありません。利回りのいいビジネスであるというのが、コインランドリービジネスのひとつの特徴です。

–リスクが少ない点がコインランドリービジネスの特徴だとお話いただきましたが、そのほかにはどのような特徴があるのでしょうか。

鈴木氏:他には、生活密着型のビジネスで、景気や流行りに左右されにくいという点です。左右されるどころかコインランドリービジネスはこれからマーケットが広がっていくと予想されるのが特徴です。

というのも、気候変動によりゲリラ豪雨が降ったり、PM2.5や花粉が舞うようになり、付着を考えて外に洗濯物を干さない人が増えてきているんですね。また家事の効率化のため、共働きの夫婦がコインランドリーを利用することも増えてきています。

加えて、アレルギー疾患患者の増加です。最近は布団に住むチリダニの問題がよくメディアで取り上げられるようになりました。これは、アレルギーの原因の一つにチリダニが原因であるという事からなんです。1枚の布団に多くて5万~30万匹のチリダニがいるのですが、チリダニは60℃以上でなければ死なないため、50℃までしか温度が上がらない天日干しや洗濯だけでは撃退ができないんです。そこで役に立つのがコインランドリーの乾燥機。業務用の乾燥機は70℃に設定されているため、一瞬で死滅するんです。

そういった撃退方法が世の中に浸透してきたため、利用者が増えたという背景がありますね。

コンサル業で苦しむ企業を目の当たりにして


–起業のきっかけについて教えてください。

鈴木氏:私は30歳で独立するという目標を学生時代に立てました。独立するにあたってどういった企業が伸びているのかを知るために会計事務所に入ったのです。そこで様々な企業を見ていく中で、中小企業には経営に必要な情報が届いていないということに気がつきました。そのような状況にある企業をサポートしたいと思い、コンサルティング会社を立ち上げました。
そしてコンサルティングをしながら、中小企業の経営者の方が売上を作るのに苦しんでいる姿を目の当たりにしたんですね。
事業の内容によっては在庫を多く抱えたり売掛金の貸し倒れが起こることもある。ほかにも人事のことで悩みの尽きない経営者の方も多かった。
そういった企業を多く目にしてきて、現金商売で在庫を抱えずに、属人的ではないビジネスを広めていきたいという想いを抱くようになりました。

そこで着目したのがコインランドリーで、それをさらにさまざまな角度から強化したのが、私たちの提供する「ブルースカイランドリー」です。

最適な立地を提案するための、店舗拡大とデータ収集


–今後の目標について教えてください。

鈴木氏:まず2年以内に200店舗達成することが目標です。事業を立ち上げてからこれまでの4年間は開発能力や営業能力の構築を行ってきたので、これからはどんどん店舗を増やしていきたいと考えています。

–そのためにどのようなことに取り組んでいますか。

鈴木氏:現状、コインランドリーの開店には4千万円の投資が必要で「ビジネスを始めたくてもハードルが高くて踏ん切りがつかない」と話してくださる方もいらっしゃるんですね。そこで、今2千万円を切るスモールバージョンのサービスを開発しているところなんです。これがサービスとして完成すると年間100店舗を達成できるようになるのではないかと考えています。

–200店舗の開店を達成した後には、どのようなことを目標に考えていますか。

鈴木氏:店舗数を増やすことを重要視しているので、長期的には500店舗の達成を目指しています。これには理由があり、データを集積することで、オーナー様やオーナー候補者様により最適な提案をしたいと考えているんです。

弊社はAIを使って売上予測ができるようになっているので、その精度をあげるためにも多くの店舗データを集めることが大切だと思っています。そして多くの人にコインランドリーのオーナーとして、安定して収入を得られる資産形成ビジネスのあるライフスタイルを実現して欲しいと思います。

またオーナーの方だけでなく、コインランドリーの利用者の方にもコインランドリーのあるライフスタイルを提供し、家事の効率化を進めることによって豊かな生活を送って欲しいと思います。そういった環境を創る一翼を担えたらと思いますね。

–ありがとうございます。最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

鈴木氏:コインランドリーのオーナーに興味のある方はもちろん、それ以外にも様々な展開を考えていますので、ビジネスパートナーとして興味のある方はご連絡ください。

執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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