株式会社ハッピースマイル

佐藤 堅一

全国保育現場の写真に関わる「困った」を解決したい

写真販売の文化を変えて喜ばれるサービスを!
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今回のインタビューは、写真の代行販売サービス事業を手掛ける株式会社ハッピースマイルの佐藤氏にお話を伺います。2016年から4年連続「ベストベンチャー100」に選出されるほど活躍が著しい同社。詳しい事業内容やこの事業にたどり着いた理由、また今後のビジョンなどを詳しく語っていただきました。 

株式会社ハッピースマイル 代表取締役 佐藤 堅一氏のONLY STORY

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アナログ展示からネット写真販売へ


–まずは、株式会社ハッピースマイル様の事業内容を教えてください。

佐藤氏:弊社は保育園や小学校などで先生方が撮影をした写真を販売する「みんなのおもいで.com」というサイトを運営しています。

より具体的に説明しますと、全国の保育園や幼稚園などの先生方が撮影した写真の、展示・販売・仕分け・発送・代金回収のすべてを代行するサービスです。保育園側は、写真の展示や仕分けなどにかかる時間や手間を削減でき、保護者は今までよりも多くの選択肢から子どもの写真を選ぶことができます。

–手間を省くサービスとのことですが、そもそも保育園ではどのような写真販売を行なっているのでしょう。

佐藤氏:一般的には壁に写真を展示し、番号を付けて、注文を集計し、代金を徴収して、写真を仕分けするといった流れで写真販売を行います。

さらに保育園では子どもの写真の数が公平になるよう1枚1枚厳選しなければならない。現像費がかかる。そういった理由から、たとえ2000枚撮ったとしてもすべてを展示することはできません。

しかし一方で保護者からすると、子どもの写真がもっと見たいという気持ちがあります。

だからこそ、弊社では保育園と保護者の両者が抱えるモヤモヤを解決できるサービスとして、写真の販売代行を行なっています。

–マネタイズはどのようにされているのか、詳しく教えていただけますか。

佐藤氏:まず保育園と卸値契約をします。たとえば、L判1枚を50円で契約した場合、保育園は保護者にいくらで売っていただいても構いません。仮に保育園が保護者に1枚100円で売ると決めた場合、保護者はハッピースマイルに100円を支払いますので、弊社はお約束をしている50円をいただき、残りを保育園にお返しします。

つまり、使えば使うほど保育園の利益が増えるのです。この仕組みを全国に無料で提供していますので、誰も嫌がる人がいないオールウィンのビジネスモデルなんです。

現在「みんなのおもいで.com」は、全国4000カ所で導入されていますが、今後もさらに普及させ、アナログの展示からネットへと写真販売の文化を変えていきたいと考えています。

–佐藤社長が事業を運営される上で一番大事にされていることは何ですか。

佐藤氏:みんなが困っていることを解決し多くの人を喜ばせたい、本当にそこだけを考えて日々業務に当たっています。喜んでもらえるお客様からの「ありがとう」が自分たちの生き甲斐でもありますし、関わるすべての人が写真で幸せになれる世界を創りたいと考えています。

とくに、保育園に子供を預ける保護者の方は共働きの方が多いので、成長が早い幼少期の子どもと接する時間は保育士の方が長い場合があります。すると親よりも先に保育士が、子どもの「つかまり立ち」や「歩く姿」を見る。親にとって、その瞬間を残した写真は大切な宝物になるんですよ。

撮影が上手い、下手ではなく、先生方が写真を撮ってくれたことに感謝をするんですよね。私たちはたくさんの感動と喜びが詰まった写真を提供することで、思い出作りのお手伝いができればと思っています。

保育現場の困りごとを助けたい


–起業までの経緯を教えてください。

佐藤氏:中学生の頃から社会貢献度の高い仕事がしたいと思い、高校卒業後1998年に自衛隊に入隊しました。そこでは対テロ部隊教官や新入隊員の教育を行う教官などを歴任しましたが、もっと身近に困っている人を助けたいという想いで、2006年に自衛隊を退職しました。

退職する1年ほど前から写真にハマっており、私が撮った写真で喜んでくれる人の姿を見て写真業界への転職を考えるようになりました。しかし当時はコネも知識も技術も何もありませんでした。けれども未知な領域だから、とできない理由を並べるのではなく、やるためにどうするかと考え、写真の技術を学んでいきました。

その後さまざまな撮影現場を経験し、その中で子どもを被写体にした写真ビジネスをしていきたいと思うようになったんです。

–なぜ子供の写真に携わるビジネスをしていきたいと思われたのでしょう。

佐藤氏:子供は喜怒哀楽がはっきりしていて、その表情や行動を写真に残したいと思ったからですね。

また、保育園に営業へ行った際に先生が撮った写真が壁に貼られていたんです。何気なく園長先生に尋ねたところ、保育現場ではどこも写真の展示作業が大変だと言うことを知りました。「保育現場で困っている人たちを助けたい」、その想いがきっかけとなり、写真代行販売サービスを始めました。

–事業を始めるに当たって、苦労されたことはありますか。

佐藤氏:2009年に「みんなのおもいで.com」をリリースしましたが当時2つの課題がありました。

1つは、その頃はスマートフォンではなくガラケーが主流でしたので、小さな画面に写真1枚を表示させるのには時間がかかり過ぎてしまうこと。

もう1つは、インターネット環境は今よりも身近ではなかったので、一部の家庭でしか使えないサービスを保育園では導入できなかったことです。

そんな中、営業先の園長先生から「今はまだこの時代だから無理かもしれないけど、絶対これを求めている人いるから頑張って」と励ましをしてくださったことは今でも覚えています。

その後、2012年に法人化をしたのと同時期にスマートフォンが普及し始め、日本国内が一気にネット社会に変わりました。そこで一気に波が来て、契約数も増え、国内トップシェアへと成長しました。

社内体制も整い、今では60人ほどの社員がいます。社員みんながいてくれたからこそここまで来られたと心から感謝していますね。

保育園にとって当たり前のサービスに


–今後の展望を教えてください。

佐藤氏:無料で使えるこのサービスによって、保育園の先生方の手間をもっと削減したいと思っていますので、保育園にとって当たり前のサービスにしていきたいと考えています。

–御社は社会にとってどういった企業になりたいですか。

佐藤氏:なければ困る会社です。会社は世の中に求められなくなった時が終わりだと考えていますので、常にお客様が求めているものをヒアリングして、現場に合わせてサービスを提供し続けていきたいと考えています。

そのために現状維持ではなく、常に変化していかなければならないと思っています。

–最後に、メッセージをお願いします。

佐藤氏:弊社では、保育園や幼稚園以外にも小中高の学校や大学サークル、老人ホームなどでの写真代行販売サービス「フォトパーク」や、写真代行販売以外にも、ビデオ代行や出張撮影、撮影アルバムの作成なども展開していますので、もしも気になる方がいらっしゃいましたらぜひお声かけください。

執筆=山田
校正=笠原

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会社名:株式会社ハッピースマイル

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