株式会社イノベーション
富田 直人
POSTED | 2017.11.15 Wed |
---|
TAGS | 従業員数:51〜100人 業種:IT・情報通信業 創立:15年以上 決裁者の年齢:60代 商材:BtoB |
---|
仕事を通じて「感動」と「成長」を広めていきたい!
BtoB特化の営業支援サービスでお客様をサポートTopics
株式会社イノベーション 代表取締役社長 富田 直人氏のONLY STORY
経歴
1965年生まれ、静岡県浜松出身。
1987年4月に株式会社リクルート(現 株式会社リクルートホールディングス)に入社。
企画営業・マーケティングやIT関連メディア「キーマンズネット」立ち上げなどの経験を経て、2000年12月に株式会社イノベーションを設立、代表取締役に就任。
「法人営業の新しいスタイルを創造する」べく、法人向けにインターネットマーケティング支援事業を展開。
上場準備の過程で創業事業であるテレマーケティング、リスティング広告代理事業を撤退・譲渡。継続性が高く・利益率も高い「オンラインメディア事業」と「セールスクラウド事業」に経営資源を集中。
2016年12月に東証マザーズ市場に上場を果たした。EO Tokyo(若手起業家組織)に所属し、起業家支援活動にも積極的に尽力している。
継ぐはずだった父の会社の廃業…イノベーション起業までの道のりとは
私は父が電気工事の会社を営んでいまして。
長男として生まれたこと、家族の周りが皆自営業を営んでいたこともあり、学生の頃から父の会社を継ぐのが当然と思っていました。
卒業後はまずどこかの会社に就職し、数年間修行をしたいと考えまして。
自分自身が成長できるような人材系の会社を選んで就職しました。
ここで10年ほどインターネット系の新規事業の営業を行なっていたのですが、その間に父の会社が廃業してしまったのです。会社を継ぐことを考えていた私としては、梯子を外されたような気持ちでした。
ではそのまま今の会社で働いていこうかと考えると、それも違うなと。
仕事自体は面白く、そこでは成長ができたのですが、「人の会社で働くというよりも、自分で立ち上げて挑戦したい」と会社を辞め、起業することにしたのです。
起業して事業を決めるにあたって、まず4つの軸を定めることにしました。
それは、「好きなこと」「得意なこと」「成長する事業」「1番を取れる可能性」。
前職で培った新規営業の経験、テレアポなどの営業に苦手意識を持つ人が多かったこと、法人営業領域はインターネットがまだ活用ができていなかったこともあり、BtoBの営業支援に関わる事業が候補になりました。
こうしてできたのが、現在の株式会社イノベーションです。
イノベーションに関わる全ての人の「感動」と「成長」のために
株式会社イノベーションは、「全ての働く人が、仕事を通じて感動と成長を得られる世界にする」という経営理念「inno-ism」があります。
というのも、起業当初やリーマンショック、震災などの影響を受けて非常に苦しい時期があったんです。ですがその困難を乗り越えた時に、大きな感動と成長がありました。
このような想いを広めていくため、上記のような理念を掲げました。
私たちは「inno-ism」の実現に向けて、事業領域をBtoBに特化し、”法人営業の新しいスタイルを創造する”というミッションを掲げ、お客様の営業活動を支援しています。
具体的には、2つの事業があります。
1つ目は自社で運営しているオンラインメディア事業です。
現在は、BtoB企業に特化した「ITトレンド」と「BIZトレンド」という比較サイトを運営しています。この媒体に掲載することで新規顧客を効率的に開拓したい広告主様が、まさにサービスや製品を検討している質の高い見込み顧客を獲得できます。また閲覧するユーザーは、簡単に各社のサービスを検討・比較、資料請求することができるのです。
2つ目が、セールスクラウド事業です。List Finderというマーケティングオートメーションツールを用いて、BtoBに特化した見込み顧客情報を管理・運用する事業です。営業は直近のニーズがないと、その顧客に営業活動をしません。その潜在顧客にアプローチを怠るとニーズのあるタイミングを逃してしまうことが起こり得ます。
そんな時、List Finderを用いて社内にある見込み顧客情報を管理し、受注確度の高い見込み顧客の発見をサポートすることができるのです。今ではアカウント数も1,000を超え、日本で最もアカウント数の多いマーケティングオートメーションツールとして、メディアでも取り上げていただくようになりました。
そんなList Finderのサービスの最大の特徴は、“中小企業やスタートアップに向けたサービス”であることです。マーケティングオートメーションというと大手会社が使うイメージがありますが、実は中小企業やスタートアップの会社にこそ必要なのです。
以上が当社の事業ですが、私たちは事業だけでなく、社内文化や風土作りにもこだわりを持っています。
例えば、社員が効率的に仕事をすることができる環境作りや、クラブ活動やウェルカムランチなど、社内のコミュニケーションが非常に活発なんです。
他にも、毎月誕生日会を開いています。誕生日メンバーは、その人ごとのカラーに合ったプレゼントをもらえたりするんですよ。
こういったイベントを創業以来続けることで、会社の文化として浸透させています。
事業としても文化としても、共通するのは「すべての働く人が、感動と成長を得られる世界にする」という経営理念「inno-ism」です。この「inno-ism」を実現するためにイノベーションは活動を続けています。
イノベーションの成長が若い社員の成長へ繋がる活動を
今後はより成長のスピードを加速させていきたいですね。
事業としても会社としても、もっと成長させていかなければなりません。
昨年はマザーズに上場を果たしたので、そのメリットを最大限に活かしながら、次のステージを目指しています。
なぜここまで成長にこだわるのか。
それは、会社の理念である感動と成長をより大きな領域に広げていく目標があるからです。法人営業領域を中心に世の中の働き方を変えられる会社にしていきたいと思っております。
また、現在のオンラインメディアとセールスクラウドという事業を深めていきながら、新しい領域にも手を伸ばし、社会全体に対する影響力も強めていきたいですね。
実は、会社を成長させて行くのは社員のためでもあるのです。
私自身、若い人々を支援するのが好きでして、若手社員にどんどん権限を譲渡していきたいと思っているんですよ。ですから誕生日会や社内運動会などの運営も全て新入社員に任せています。
これからも、若い人たちがつくポストを用意するためにも、より早いスピードで会社の規模を大きくしていきたいと思っています。
最終的には、会社に所属している人全員が、充実した人生を過ごせるような会社を作り、長く働き続けたいと思える会社にしていきたいです。
株式会社イノベーションの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓
無料の経営者マッチングサイト~ONLY STORY~への登録はこちらから↓
ONLY STORYは国内最大規模の経営者マッチングサイトです。
登録料無料で、記事の掲載・修正や経営者同士のマッチングが可能です。