ウィルソア株式会社
小井戸浩
POSTED | 2017.12.12 Tue |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:IT・情報通信業 創立:7〜8年 決裁者の年齢:50代 商材:BtoB |
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テクノロジーが世の中をもっと豊かにするサービス
既存モデルを変革して業界の問題を解決する!Topics
ウィルソア株式会社 社長 小井戸 浩氏のONLY STORY
テクノロジーが世の中を豊かにするために!
私は、ウィルソア株式会社の経営者として、「テックストーリー」というテック業界向けのPRプラットフォームの開発、運営を行っています。なぜ私が起業という道を選び、テックストーリーを立ち上げるに至ったのか、順を追ってお話したいと思います。
私が初めてテクノロジーに触れたのは、学生時代です。ちょうど私がプログラミングを勉強していたタイミングとWindows95が発売される時期が重なり、「これからはインターネットの時代だ!」と、友人たちとインターネットの可能性や、あったらいいなと思うサービスについて侃々諤々と議論していました。
ただ、当時は起業という選択肢を想像できなかったので、一般的な企業に就職しました。そのあと1社の転職を経て、最終的に執行役員として事業責任のある立場を経験しました。これらの経験の中で、テクノロジーに携わるものとして、とても大切な1つのことに気が付きました。それは、「テクノロジーが世の中を豊かにするには、先ずニーズや背景を深く理解し、共感することが必要だ」ということです。
例えば、優れたプログラムを書けても実際に使われる機能でないと意味がないし、見た目が美しい販売サイトを構築しても、そのサイトで売上が上がらなければ全く意味がありません。ましてや、動いてさえいれば良いものではありません。実際、思い当たるものって1つや2つありませんか?一見当たり前のことですが、エンジニアやクリエイターの中には、どう使われるのかとか、誰が使うのかを想像せずに携わっている人が、残念ながら多いのです。
この溝が生まれる根本には、顧客ニーズを知る場に、エンジニアが関われていない現状があります。どれだけ優秀な人であっても、最終的な顧客の息遣いを感じ取ることが出来る機会は本当に少ない。私は、こういった現状を変えたいと思い始めました。同時に、この業界は賃金が低く、長時間労働でブラックだと言われています。自分自身の組織改革の経験を活かして、もっと関わる人たちが幸せで、もっともっと世の中を豊かにする業界にしたいと考えました。
これからの想いを胸にウィルソア株式会社を創業し、テックストーリーというプラットフォームを構築しました。
業界の既存モデルを変革するクライアントとベンダーを繋ぐプラットフォーム
テックストーリーは、2017年4月に正式な企画が立ち上がりました。その後、開発とユーザーヒアリングを進める中で2度のピボットを経て、2017年中にオープンする予定のウェブサービスです。ベンダーが発信する自社の技術や強みをステークホルダーに伝える場であるのと同時に、事業ニーズに対して適切な技術や経験を提示し、最適なクライアントとベンダーのマッチングをするサービスです。
テックストーリーのデータベースには得意技術や強み、経験などの情報が蓄積されていきます。その情報を基にして分析した結果を、テクノロジーニーズがある企業に提供します。プラットフォーム上で企業同士が最適なマッチングをすることにより、業界の大きな問題となっている過度な多重請負構造(元請の仕事を細分化して2次、3次と再委託していく構造)を解消するキッカケにして欲しいと思っています。
世の中には企業PRや、案件マッチングを目指したプラットフォームがありますが、テックストーリーの特徴は「技術や経験情報をDB化して、事業ニーズとの最適なマッチング」を行うという点です。
例えば、テックストーリーには各企業やチームの技術要素や経験が登録されていますが、情報の羅列だけではそれを必要とする人が活用することは出来ません。それをインタビューや取材という形でストーリーにすることで、リアルで熱量を感じられる形で届けることが出来るようになります。
もちろんその裏付けとなる情報だけを提供することも可能ですが、技術が高度なものであればあるほど、ベンダーが提供する質の違いを理解し辛くなってしまう。秘話や過去の実績を1つ1つのストーリーとして発信することで、利用者にとって価値の高い情報をお届けすることが出来るのです。
テクノロジーでみんながワクワクする未来を作り出す
私たちが描く未来。一言で言うなら「テック業界をもう一度あるべき姿に変革する」ことです。
先ほど申し上げた通り、この業界は複雑な多重請負構造になっていて、働く人が仕事に魅力を感じないとか、充実感がない、給料が低い、と言われているのがリアルな現状です。実は現在のテック業界は人手不足が深刻で、2020年には30万人、2030年には80万人が不足すると言われています。
一時期、海外企業に再委託するオフショアがもてはやされていましたが、すでに国内賃金を抜いている海外都市も増えてきました。また賃金が同じであれば日本企業への就職を避ける海外人材の傾向も見えてきています。この様な状況の中で、テック業界を目指すための教育機関は、スポーツや介護に押されて人気が減少しており、どんどん減ってきてしまっています。
でも、テクノロジーに関わる事が出来る仕事に携わるって、とても幸せなことだと思うんです。みんなをワクワクする楽しみがあるし、どんどん世の中が便利になっていく過程を、その中心で体験出来る仕事ってやり甲斐が物凄いんですよね。実はもっと面白くて楽しい業界なんです。
だからこそ、私たちは働く人たちがワクワクしながら仕事ができる環境を作っていきたいと思っています。そして、そういう集団が手を取り合い輪になって世の中を豊かにしていく。
まだお話出来ないことも多いのですが、このプラットフォームを活かした構想がまだまだ沢山あるのです。先ずは、2020年までにテックストーリーという一つの形を成熟させて、そのあとどの様な形になるか分かりませんが、1つ1つ構想を実現していきたいと思っています。
テクノロジーでみんながワクワクする未来を作り出す。そんな事業に興味を持たれましたら、ぜひご連絡をいただけたらと思います。
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