合同会社グランルート
大木 悠瑚
POSTED | 2018.03.05 Mon |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:卸売業・小売業 創立:9〜10年 決裁者の年齢:40代 商材:BtoB |
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循環型農業支援と茶類の企画製造販売
虫も鳥も微生物も悪者にしない循環型を目指して。Topics
合同会社グランルート 代表 大木 悠瑚氏のONLY STORY
【経歴】
1982年、東京都板橋区出身。2004年大阪あべの辻調理師専門学校卒業。学生のアルバイト時代から調理師を志し7年ほど飲食業界に従事するなか、オーナーという職業を知り、自営業を目指すように。
20代前半からFXやネットビジネスに携わり「雇われず自立する」ことをテーマに個人事業主として様々なビジネスと関わる。 東京へ戻り、結婚・妊娠を機に一旦全ての仕事を辞める。
29歳の時、娘を助産院で出産したことが転機となり、現代の「安くて・簡単・便利」を追い求めた結果である食の乱れや、 核家族化により受け継がれなくなってしまった育児の真髄や伝統的食文化や生活の知恵があることに気づき、2014年、ハーブやアロマ、自然食の大切さを伝えるべく、茶類のブレンド企画製造業として起業する。
飲食店向け卸販売を進めるうち、取引先店舗の顧客ニーズから有機野菜や自然食品といった質の高い食品、なかでも畑作の路地栽培農産物の生産へと向かう。
妊娠出産という大きなきっかけから・・・
合同会社グランルートの創業事業はハーブティー等の茶類製品の企画製造・販売事業でした。
なぜ弊社が茶類製品の製造に着目したのか。その経緯からお話します。
私が、食べ物や飲み物の質を意識するようになったきっかけは、娘を助産院で出産したことでした。
助産院では当たり前ですが、胎児の健やかな成長を一番に考えた生活指導を受け妊娠期間を過ごします。
医療機器のない、まるで一般の家庭のような雰囲気の場所で、ベテランの助産師さんが温かく迎えてくれます。そして、かつては当たり前であったであろう、妊娠期間の母子ともに健やかに生きるための過ごし方を指導してくれました。
たとえば、朝は日の出とともに目覚め、積極的に身体を動かす家事を行い、味噌や漬物などをメインにした手作り食を食べ。
野菜や海藻、玄米ををしっかり、肉は控えめ。
砂糖をなるべく摂らないようにすることや、身体を冷やす服装には気をつけることなど丁寧にたくさん教わりました。そして、お母さんの心身が穏やかで過ごすことが胎児が健やかに育つ秘訣だと、教えていただきました。
私は助産院に通うまでは、調味料や添加物を含め、食の品質には全く目が向いていませんでした。
振り返れば、体調もいつも優れていると言えるほど良いとはいえなかったと思います。
しかし、生まれた娘が自分の乳を飲んでいる姿を見た時、私が食べたものでこの子が育つのだなと実感し、口にするものにすごく気を使うようになりました。ー口にするものを間違ってはいけない、強い信念が芽生えた瞬間でした!
助産院に通った妊娠期間をきっかけに、私たち人間も「哺乳類」という動物なのだ、地球の自然の一部なのだと感じられるようになりました。
グランルート製品の特徴は!?
合同会社グランルートでは、0歳〜の乳幼児から高齢者まで、幅広い年代層の方に愛用していただけるハーブティーなど茶類製品を企画製造しています。
自然の中に育つ植物には、免疫力を上げてくれるものや気持ちを落ち着かせてくれるもの、リフレッシュ、心臓の守り神ハーブ、女性のためのハーブ、など多種多様に私たち人間の健康に寄与してくれる作用があります。
人になんらかの健康作用を与える植物をメディカルハーブと呼びます。
メディカルハーブの専門知識が弊社の強み。受注した際にブレンドレシピを担当するメンバーは皆メディカルハーブ協会に学んだ専門家です。
取引先としては、飲食店や健康サロン、ホテルなどの事業者取引がメインで、独自の個性を光らせたいとお考えのオーナーさまに特に喜ばれています。
医療、科学にすぐ頼るのではなく、自然を生かした治療の価値を知ってほしい。
私たちは、子どもが病気と感じた時に小児科に連れていくのではなく、まずはハーブティーを飲ませることが当たり前の社会になっていてほしいと願っています。そして、その第一線に私たちが立ちたいと思っています。
現在は、本社のある板橋区を中心に10店舗ほどで自社製品のハーブティーを提供していただいていますが、都内から全国へと広げていきたいですね。
取扱店舗さまからお客様へ届き、お客様はご自宅での愛用やお友達へのプレゼントにお求めいただいており大変嬉しい限りです。
グランルートには「ありのままを尊び、支え合い、穏やかな未来へ」という理念があります。
自然がもたらしてくれる、人が人として生きるために必要な命の循環。現代社会は大きく発展しましたが自然調和との乖離が大きくなり、その結果歪みがうまれてきたことに気づき始めている人も年々増えてきているように感じています。私たちが謙虚に末長く健康に子孫をつないで行くために必要とされる企業でありたい。そのために社会に貢献させていただけたら嬉しく思います。
そんな想いから、2019年より長野県は軽井沢町で畑を借り、循環型農業生産を開始しました。
初年度はじっくりと土づくりに向き合い、翌年から本格的に栽培を開始。
農薬を使わず、化学肥料も使わずにも健康で生命力たくましいお野菜を作り、そういったお野菜が欲しいと思っているお客様に直接お届けするー
コンセプトは、1000年持続可能な循環型農業、です。
品質の良いお野菜を求めるお客様を絶賛募集中です。