Guidable株式会社
田邉 政喜
POSTED | 2018.05.18 Fri |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:IT・情報通信業 創立:9〜10年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoB |
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日本で暮らすなら、『Guidable』で検索!
生活情報から求人まで、外国人の暮らしをサポートTopics
Guidable株式会社 社長 田邉 政喜氏のONLY STORY
100万円目指して入居したシェアハウスが起業のきっかけに
今、日本にはどれくらいの在留外国人の方がいらっしゃるかご存知ですか?
その数は、約247万人。これは京都府の人口に相当すると言われています。
年々日本に住む外国人が増える一方で、彼らが暮らしの中で持つ“困りごと”は尽きません。そんな“困りごと”を3事業でサポートしているのが、Guidable株式会社です。
今回は、その代表取締役・田邉氏に起業の経緯からお話を伺います。
今となってはこうした役職を務める私ですが、大学生の時は存分に遊んでいましたね。その一方で、その頃は将来は不労所得を産める仕組みを作って、自分で働かなくてもいい生活を作りたいとも考えていました。
それでも就職活動だけは真剣に取り組み、ソフトバンクに入社します。ソフトバンクでは広報室の配属になり、社長と近い仕事をするなかで以前よりも少し「経営者」を意識するようになりました。
そんな中、「ソフトバンクアカデミア」というソフトバンクグループの次期経営者を育てる社内スクールに合格して通い始めます。
通っているうちに、不労所得の仕組みづくりよりも事業を自ら作り、多くの社員を抱えるチームとして拡大していくことで、世の中にインパクトを与えることへの関心が強まりました。
その後、シェアハウスに住んだことをきっかけに現在のような在留外国人向けの事業の着想を得ます。
というのも、ソフトバンクにはTOEIC900点を越えたら100万円の報奨金という制度があるんですが、その100万円が欲しいという単純な動機から外国人とともに住めるシェアハウスで英語を使いながら、外国人と寝食を共にするようになったんです。
このような環境の中で、英語のコミュニケーションが上達し仲良くなっていくと、外国人も自分となんら変わらないことに気づいて親近感がわいたんですよね。そうして彼らに興味を持ち始めると、多くの外国人が日本での暮らしのささいな点で困っていることが分かりました。
当時のシェアハウスのメンバーは日本の生活で困っていることなどをLINEグループで質問していたんですが、在留外国人をサポートしていく分野は確かにニーズがあるとも感じました。
それから事業計画を作って、ベンチャーキャピタルの人にどんどん会いに行き、事業内容を話したらかなり好感触だったので「これでやってみよう」と起業に至ったという形です。
Guidable自慢の三本柱で日本で暮らす外国人を支える
Guidable株式会社の事業を一言で表すと、「日本で暮らす、もしくは暮らしたい外国人のプラットフォーム」です。大きく分けると3つのサービスから構成されています。
・『Guidable Crew』クラウドソーシングサービス
・『Guidable Jobs』外国人向け求人サイト
・『Guidable Japan』日本の暮らしメディア
まず、『Guidable Crew』は、企業様からスポットの仕事依頼を受けて当サイトに掲載し、外国人を募っています。具体的には、グループインタビューやインターネットアンケート、イベントスタッフなど、外国人をスポットのニーズに合わせてマッチングする仕組みです。
この『Guidable Crew』立ち上げの背景には、次に紹介する『Guidable Jobs』の在日外国人ユーザーのおよそ95%が「働きたいのに仕事がない」という状況であったことがあります。
例えば、需要の高い英会話教師はアメリカやイギリスなど、ネイティブしか募集がないんですよね。では、仕事のない外国人に本当に需要はないのかとマッチングを検討してみると、外国人を自社の店舗に呼びたい、ツアーに呼び込みたい、彼ら向けに商品を提供したい、という企業側のニーズがありました。現在はサービスをリリースしたばかりですが、商談ベースで既に10社さん以上と話を進めています。
一方で、こうしたスポット型ではなく、外国人向けの求人サービスである『Guidable Jobs』もあります。こちらは現在、英会話教師に特化して運営しています。実績としては、1求人あたり1ヶ月でおよそ80応募という数の多さには自信があり、求めている人材に合うようにターゲティング広告などプロモーションに力を入れている結果が出ているのでしょう。
3つ目の『Guidable Japan』は日本で暮らしている、あるいは暮らしたい外国人向けに日本のHow toを紹介する情報サイトです。11ヵ国語に対応していて、現時点で8000記事ほどあります。例えば、ビザ更新の仕方や仕事の探し方、大学の見つけ方、日本人彼女の作り方など、日本在留の外国人に日本での暮らしについて幅広く紹介しています。
私たちの強みである「オンラインで外国人向けにアピールする力」は、こうした三本柱で支えられているのです。
Guidable株式会社の事業を一言で表すと、「日本で暮らす、もしくは暮らしたい外国人のプラットフォーム」です。大きく分けると3つのサービスから構成されています。
・『Guidable Crew』クラウドソーシングサービス
・『Guidable Jobs』外国人向け求人サイト
・『Guidable Japan』日本の暮らしメディア
まず、『Guidable Crew』は、企業様からスポットの仕事依頼を受けて当サイトに掲載し、外国人を募っています。具体的には、グループインタビューやインターネットアンケート、イベントスタッフなど、外国人をスポットのニーズに合わせてマッチングする仕組みです。
この『Guidable Crew』立ち上げの背景には、次に紹介する『Guidable Jobs』の在日外国人ユーザーのおよそ95%が「働きたいのに仕事がない」という状況であったことがあります。
例えば、需要の高い英会話教師はアメリカやイギリスなど、ネイティブしか募集がないんですよね。では、仕事のない外国人に本当に需要はないのかとマッチングを検討してみると、外国人を自社の店舗に呼びたい、ツアーに呼び込みたい、彼ら向けに商品を提供したい、という企業側のニーズがありました。現在はサービスをリリースしたばかりですが、商談ベースで既に10社さん以上と話を進めています。
一方で、こうしたスポット型ではなく、外国人向けの求人サービスである『Guidable Jobs』もあります。こちらは現在、英会話教師に特化して運営しています。実績としては、1求人あたり1ヶ月でおよそ80応募という数の多さには自信があり、求めている人材に合うようにターゲティング広告などプロモーションに力を入れている結果が出ているのでしょう。
3つ目の『Guidable Japan』は日本で暮らしている、あるいは暮らしたい外国人向けに日本のHow toを紹介する情報サイトです。11ヵ国語に対応していて、現時点で8000記事ほどあります。例えば、ビザ更新の仕方や仕事の探し方、大学の見つけ方、日本人彼女の作り方など、日本在留の外国人に日本での暮らしについて幅広く紹介しています。
私たちの強みである「オンラインで外国人向けにアピールする力」は、こうした三本柱で支えられているのです。
日本人と同じように外国人も活躍できる社会へ
現時点では、当たり前のことではありますが生活するためには収入が必要と考え、在日外国人が仕事を持てるようにすることにフォーカスして、このような3つのサービスを提供しています。
今後はそれらのサービスの質や精度を上げるために、人材となる在留外国人の量と質を高めることに専念します。具体的には、日本で職を得られるくらいのスキルをオンラインで勉強できるような仕組みを作って、Guidableの教育で全体の質が上がり、マッチングが増えていく、そうした流れにしていきたいですね。
さらに先の未来では、市場のマーケットを完全に獲得することを目標にしています。日本で最も外国人が知っているサービスとして、「Guidableで検索してみたらどう?」というワードを浸透させられたらいいと考えています。
こうした目標設定の背景にある私たちのビジョンは、「外国人と日本人の境界線をなくすこと」。
日本人の人口が減少しているなか、外国人も活躍できるような社会を作る必要がある。人手がいないという事態は既に到来しているので、私たちはそこを補う仕組みを作っていきますよ。
最後になりますが、Guidable株式会社では、社員3人、インターン7・8名という体制で同じ目標に向けて前進し続けています。中でも、インターンは多くが外国人で、外国人と共に働く環境でもあるため、彼らの気持ちや目線も大事にしていますね。
オープンで気を遣わない環境ではありますが、スピードとクオリティを重視して、プロフェッショナルな仕事を意識しています。こうした環境にやりがいを感じて、大きい夢を持ち、腹の底で何か狙っているような大胆な方がいれば、是非一緒に働きましょう!
編集=勝野・山崎