株式会社キントウン
渡邉 政良
POSTED | 2019.02.13 Wed |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:飲食・サービス 創立:11〜14年 決裁者の年齢:50代 商材:BtoB |
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培ってきたセールスのノウハウで企業をサポート
営業力に頼らない、誰でも結果が出せるサービスを提供Topics
今回のインタビューは、どのような商材にも適応するセールスのノウハウを提供する株式会社キントウンの渡邉氏にお話を伺います。きちんと結果が出ることにこだわる、同社の取り組みについて語っていただきます。
株式会社キントウン 代表取締役 渡邉 政良氏のONLYSTORY
売れるためのノウハウを構築して結果を出す
–株式会社キントウンの事業内容を教えてください。
渡邉氏:株式会社キントウンは「セールスのノウハウ」を商品としている会社です。セールスに関しては、営業の本質が仕組み化できるため、どのような商材であってもポイントを押さえればノウハウ構築ができるのです。そのノウハウをコピーアンドペーストで広めていくような形を取っています。
具体的には、企業のニーズに合わせてサポートが行えるよう、販売の代理やマーケティングツールの販売をなどを行なっています。
–マーケティングツールやセールスノウハウについて、詳しく教えていただけますか。
渡邉氏:営業ツールに関して申し上げますと、アポイントのリストが一つの例になります。例えば健康障害などのデリケートな問題を抱えた人のリストを作ろうと思ったときでも、1万人分のリストを一晩で作れるくらいのノウハウをもっています。
また、最近ではインスタマーケティングのノウハウも蓄積しています。一般的にインスタグラムの「いいね」率はフォロワー数に対して10%程度と言われていますが、弊社のノウハウを使えば、それを30%から70%まで上げることが可能です。
そのような特殊なノウハウツールを持っていると、同じ商材を使ってセールスを始めたときに他の代理店と比べて圧倒的に速く結果を得ることができるのです。
–御社のサービスの特徴はどういったところにあるとお考えですか。
渡邉氏:結果がきちんと出る点は一つの強みだと思いますね。私たちがノウハウを構築し、それを再現性の高い形で1から10まで教えるので、お客様の結果が出やすいのです。そのため、弊社のサービスを利用していただいた代理店様は、結果的に売上1位になるケースがとても多いのです。
–御社のサービスをご利用になられるお客様はどのような方が多いのでしょうか。
渡邉氏:良いプロダクトを売っているけれど今ひとつ売上が伸び悩んでいる企業や、インスタマーケティングに注力しているけれど結果が出ない、もしくは、フォロワーが増えたけれど効果的な宣伝方法がわからないという方が多いですね。
–事業に対して重要視していることは何ですか。
渡邉氏:きちんと結果を出すという点です。たとえば、コンサルティング会社はたくさんあると思うのですが、いただいたアドバイスが本当に結果に結びつくかわからない。その一方で、ノウハウがある株式会社キントウンのサービスは、しっかりと結果に結びつけることが可能です。
実際にセールスに入り込んでお客様と一緒に結果を出すことができるという点は私たちのサービスの強みであり、私が最も大切にしていることです。
理論ではなく実践で身につけたノウハウ
–渡邉様の経歴を教えてください。
渡邉氏:私は20代後半まで新聞配達をしていました。そのため、20代後半まで基本的な社会人経験はなかったんですね。そこからベンチャー企業に入ったのですが、システムが稼働しなくなって会社自体がなくなるということが起き、退職を余儀なくされます。
それから、その会社の役員の方に誘われて事業を立ち上げたのですが、その人が失踪して、いきなり数百万円の借金を抱えたまま無職になってしまったんです。
どうしようかと思っていたときに、アルバイトでとある会社の通信事業の新規事業を立ち上げないかという話をいただきました。最初はまったく期待されていなくて、パソコン一台すら支給されていない状況でしたが、本社の通信事業でもっとも大きな規模まで拡大したんです。
それで評価されて、多くのメーカーや電力会社から声がかかるようになり、さまざまな事業に携わるようになりました。最終的に大手電気メーカーから声をかけられ、法人を作ってほしいという依頼をいただいたのが、株式会社キントウンのはじまりになります。
–社名の由来について教えてください。
渡邉氏:セールスノウハウの会社を作るにあたって、ものが売れることの本質を考えたときに、私はそれをお客様との優位性であると定義したんですね。良い商品だから自動的に売れるということはなく、お客様に理解されて、信頼を得られるから販売に繋がるのではなく、有意性を取るために理解を得て、有意性を取るために信頼を勝ち取る。
有意性を取るために有効な手段として、「興味づけ」が有効な手段になるのですが、それにもっとも適しているのが、どこかダサくて、そしてシンボリックなアイテムです。そういった意図から、私が西遊記を好きだったことも関わり、キントウンという言葉を選びました。
世界の問題にも目を向けられる企業へ
–今後の目標について教えてください。
渡邉氏:株式会社キントウンを巨大な組織にしたいという思いはないので、少人数で売上を取れる会社に成長させて行きたいと思っています。短期的な目標としては2~3年で年商を10億円まで伸ばすことを計画しています。
長期的には、海外で飢餓に苦しむ人や、貧困で困っている人を事業を通して助けたいと考えています。日本の少子高齢化で、今後日本企業はどんどん海外に目を向けるようになると思うので、日本企業の海外展開をサポートしながら、世界の問題にも目を向けられる会社になりたいですね。
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原