FVコンサルティング株式会社
西野 健
POSTED | 2016.03.31 Thu |
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TAGS | 従業員数:6~10人 業種:広告・マーケティング・制作 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:その他 |
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広告の効果は、絵力で決まる!
写真、動画…。他社に差を付ける広告づくりの極意とは。Topics
株式会社 FVコンサルティング 社長 西野 健氏のONLY STORY
~株式会社 FVコンサルティング 代表取締役 西野健様~
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日本大学建築学部卒業後、信販会社に就職。不動産部に配属され、所有するビルや不動産の設計から施行、販売、管理までトータルに行う。
その後、住友不動産グループに転職し、用地の仕入れや設計、販売などの仕事に携わる。
その際、高校時代から趣味であったカメラの技術を活かし、物件写真の重要性を感じる。
その後、ポートレート撮影で有名な土屋氏に師事し、現在 カメラマンとして広告撮影や人物撮影を行う。
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写真の効果を実感したディベロッパー時代
効果的な広告って何でしょう。私ならこう答えます。「絵に力のある広告です」と。
今は、スマホやタブレットの小さい画像の中に、たくさんの情報が溢れかえっている時代。その中でユーザーに目を止めてもらうには、「あ、素敵だな」「面白そう」と感じてもらえる絵力がないとダメだと思っています。
キャッチコピーでの訴求も大切ですが、ほとんどの人は、やっぱり感性が先に来ると思うんですよね。それを実感したのが、ディベロッパーに勤めていた頃でした。
当時は新築住宅の開発・分譲を手がけていたのですが、ある日仲介業者から「西野さんの現場は売れやすい」と言われたんです。
実は、高校時代から写真が好きだったこともあり、自分が担当した現場の写真は、全て自分で撮影していました。
角度、構図、ライティング…細部にまで気を配って撮ったベストショットをPRに使っていましたから、他の物件とは違った印象をお客様に与える事ができていたんじゃないかと思うんです。伝えたい部分にフォーカスできる写真はやっぱり凄いと思いましたね。
「カメラマンとして広告の世界で生きていこう」と思ったのは、私が50歳になろうかと言う頃。妻がずっと広告会社を経営していましたから、広告の奥深さは知っていましたし、私自身、不動産業界では、やりたいことはやり尽くしていました。
リーマンショックで業界全体が大揺れしたこともあり、これからは妻と二人三脚で歩んで行こうと決めたんです。
ちなみに、ディベロッパーとして最後に担当した現場も、赤字を出す事なく無事完売できました。
他の現場は、ほとんどが販売不振に悩んでいましたから、やっぱり、写真力の賜物だったんじゃないかなと自負しています。
“想いが伝わる広告づくり”で、営業マンを6期連続トップに
弊社では広告制作、WEB制作、写真撮影を主軸に、動画制作、SEO対策(コンテンツSEO等)まで、幅広く手がけています。
広告制作では、大手ハウスメーカーの法人営業部の広告を請け負っています。
不動産業界は私の最も得意とするところですし、ハウスメーカーのお客様って、家選びの決定権は女性が持っている事が多いですから、妻がプロデューサーを務めていることは、女性ターゲットの広告戦略を立てる上で大変な強みですね。
他社のほとんどの広告が家のビジュアルを使用している中で、弊社は担当の営業マンを前面に打ち出すなど、物件に込められた“想い”が伝えられる広告制作を行っています。
実は、法人営業部というのは、モデルハウスを持ちませんから、広告戦略が非常に難しいんです。でもその法人営業部の担当者は、6期連続でトップを維持されています。
広告を通じて、弊社がお役に立てている事は誇りですね。写真撮影部門では、ハウスメーカーで家を建てられたお客様を対象に、お誕生日、七五三、入学式など、ご家族の記念日の撮影を請け負っています。
入居者様とのご縁を大切にすることで、次の営業戦略にもつながっていますね。
現在最も力を入れているのが、動画制作部門です。1か月5社限定で、オールオーダーメイドのオリジナル映像を69,800円から制作させていただいています。
普通、ひとつの映像を作るには、取材、原稿作成、撮影、編集と、複数の制作会社に発注するため、どうしても価格が高くなるのですが、弊社では打ち合わせ、インタビュー、演出、撮影、編集まで、一人のディレクターが全てを行っているので、この価格を実現できているのです。
最近は動画を活用している企業様が増えてきましたが、多くの動画がダラダラと長いだけ。弊社のディレクターは取材力も長けていますから、企業様が伝えたい内容を端的にまとめた構成をつくりあげます。
弊社サイトで動画実績を掲載していますから、映像制作をご検討される際はぜひご覧頂いて、他社との違いを感じていただきたいですね。
アナログなビジネススタイルでオンリーワンを目指す
今後は、動画撮影部門に力を入れて行きたいと思っています。メッセージを送りたい時に、動画プロモーションは効果的ですので。
最近は、ネット上で完結できる広告ビジネスが増えていますよね。打ち合わせはメールのみで、電話をかけてもつながらないとか。
ホームページ制作も、既成の画像と組み合わせてテンプレートで簡単に作れる商品を提供している企業もあるくらいです。
一見効率的ですが、そのやり方では、いずれ価格競争に陥り、自分たちの首を締めてしまいます。
私たちは広告のプロ、画像のプロとして、常に心の通ったビジネスをしていきたいと思っています。打ち合わせもお客様ときちんと顔をあわせて、素材もお客様のご意向を大切にしたオリジナルのものをご用意したい。
もちろんデジタルの便利さは活かしますが、基本はアナログな仕事をしていきたいですね。その上で自社の個性を追求し、オンリーワンを提供していくつもりです。
また、本社は茅ヶ崎市、営業所は横浜市中区にあります。そのため、横浜市のイベント映像や、茅ヶ崎市の保育園や企業、川崎にある障がい者サッカーチームのPR映像など神奈川エリアの仕事を多く手掛けてきました。今後も地域とのつながりを大切にしていきたいですね。