株式会社プチトリアノン

山内 美穂

1つ1つ手作りで、結婚式の招待状をつくる

花嫁経験者が、結婚式の招待状を作っている会社
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株式会社プチトリアノン 社長 山内 美穂氏のONLY STORY

一生に一度の結婚式に、+αの幸せを


「結婚式を経験することで、結婚式に対する考え方は変わります」このように語る株式会社プチトリアノンの山内社長は、これから結婚式を迎える女性向けに、オリジナルの招待状をはじめとするウエディンググッズを作るサービスを展開している。

「始まりは自分の結婚式のときに、紙にレースを貼った招待状を作って色々な人に送ったことです。受け取った方達からの反応が嬉しくて、そして何より自分自身が楽しくて、結婚式が終わった後、もう結婚式の準備をする事は無いんだなあと寂しく思いました。ちょうどその時、夫の転勤先の海外へ行く事となり退職、インターネットを使って今の事業を始めました。自分の好きなことを仕事に出来て幸せです。」そうして始まったプチトリアノンは今年で10年目を迎えるそうだ。

競合他社には招待状を海外で安く大量生産している業者もいる中で、プチトリアノンには、他の会社では真似できない、2つのこだわりのポイントがある。


「私たちのこだわりは、全て手作りで、そして全ての商品にレースを使っていることです。結婚式は自分の大切な人が一同に集まる一生に1度の場所です。そして結婚式の招待状は、新郎新婦と、新郎新婦にとって本当に大切な人とを結ぶ大切なものです。だからこそ私たちは1つ1つの招待状に想いを込めて、1つ1つ手で作っています。

また、全ての商品に必ず本物のレース素材を使っています。だから人とは違った、受け取ったゲストも当日が楽しみになるような招待状ができます。新郎新婦だけでなく、ゲスト一人一人の心にまで残るような結婚式にするためのお手伝いが出来ればと思っています。」山内社長は商品に懸ける想いをこのように話して下さった。


こうして作られたプチトリアノンの商品は、メリーゴーランドをモチーフにした招待状、雪のプリンセスというテーマで創られた招待状、タキシードとドレスをモチーフにした招待状など、実に多様で、個性的で、そして素敵なものばかりだ。

仕事ができる居場所を大切に


株式会社プチトリアノンには現在約10人のメンバーが在籍している。メンバー全員が既婚の女性で、ほとんどの方が子供を育てながら仕事をしている。そんなプチトリアノンだからこそ、お互いの家庭での悩みを理解することができ、協力しあう体制が自然とつくられているのだという。


「皆主婦だからこそ、お互いの家庭での悩みや大変さを心から理解することができるんです。だから自然とお互いに協力しあうような体制ができているのだと思います」

そんなプチトリアノンだからこそ残業などは無く、メンバー1人1人のワークライフバランスを何より大切にした働き方が推奨されているそうだ。

従業員の声


澤岻 香子さん
4年目


〜仕事をすることで、自分の居場所が生まれる〜
私のここでの仕事は、お客様対応と商品の制作がメインです。商品のデザインは社長が考えて、私たちは制作の実務を行っています。この会社の良いところは、自分たちと同じ立場の女性が集まっていることです。みんな子育てをしているので、例えば誰かの子供が急に熱を出したときなどにも、落ち着いて対応をしてくれます。そういった環境は温かみを感じられますし、出勤が嫌だと思うこともありません。私にとって、職場というよりも居場所という感じですね。

仕事に関しては、お客様から喜びの声を頂くとやりがいを感じます。「自分たちにぴったりの商品が見つかりました」、「商品が届いて感動しました」など連絡を頂くと、仕事に対するやる気も生まれてきます。制作は目に見えて、成果物も見えるし、新しいデザインを作っているときは新鮮な気持ちにもなれます。

編集後記


一生に一度しか経験しない結婚式だからこそ、手作りに、レースにこだわって1つ1つ想いを込めてつくる。そうして新郎新婦だけでなく、ゲストの幸せまで考えた商品には素直に共感した。女性ならではの、主婦ならではの視点からのお話だったからこそ、刺激を受け、勉強になった。働き方としても、従業員1人1人がお互いの悩みを理解し、お互いの生活を尊重しあうことが習慣化されている、本当に素敵な中小企業だった。

株式会社プチトリアノンの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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