株式会社tyotto
新井 光樹
POSTED | 2017.05.01 Mon |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:研修・コンサル 創立:7〜8年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoC |
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中高生向けのキャリアデザインスクール!
教育で社会の限界をなくすTopics
株式会社tyotto 社長 新井 光樹氏のONLY STORY
本当に合格できる塾を作って、教育格差をなくしたい!
お金を稼ぐということに関しては、中学生の頃から興味がありました。
改造版のゲーム機を格安で仕入れ、転売したり。
いま思えばいい経験でしたが、その頃から将来起業して社長になりたいと思っていたわけではありません。
大学は物理学科に進学しました。1年生のときに塾講師のアルバイトを始めたことが、現在の事業につながっています。
個別指導塾でしたが、高い授業料のわりにみんな成績が上がらないし合格できない。
ならば「自分でいい塾を作ればいい!」と考えたんです。
塾で教育格差を感じたのも、起業のきっかけになりました。
全員が塾に通うべきだと思っているわけではありませんが、チャンスは誰にでもあって然るべきで、生まれた家庭や生まれた場所によって教育の選択ができないというのはおかしい。
これを何とか是正したいと感じていました。
大学は1年で中退し、2年生の夏19歳のときに一緒にやろうという仲間が現われたので、塾の立ち上げに携わりました。
その1年半後、20歳のときに子育てキュレーションメディアの立ち上げに参画。
この2社で経営ノウハウを学び、3社目として現在の会社を興しました。
アットホームな雰囲気で「毎日でも来たくなる」塾
株式会社tyottoの核事業は【未来プレイスWithdom 武蔵小杉店】の運営です。
第1期生がこの4月から高校3年生になり大学受験をします。
授業は、個別指導とプログレスタイムの2種類です。
受験指導は一対一、プログレスタイムは多人数授業です。
授業では、勉強の仕方そのものを教えることに重点を置いています。
単なる知識の暗記ではなく、時系列で繋がりを理解したり、記憶の定着法や計画を立てることの大切さなどを教えます。
「計画立て・記憶力・論理的思考力」の3つの力で合格することを目指します。
教育において私が大事にしているのは、いい大学に入ることではありません。
大手の塾はまず受験ありきですが、将来なりたいものがまずあって、そのために行くのが大学です。必要がないなら、大学受験なんてしなくてもいいはずです。
それよりも、何のために勉強するのか、将来どうなりたいのかということを、もっと考えてもらいたい。
そういった機会を学校は与えてくれないので、代わりに私たちがやりたいと思っています。
プログレスタイムは、キャリア教育の一環として行っている授業です。
月に一度はゲストスピーカーを呼んで話をしてもらい、ディスカッションなどのアクティブラーニングも行っています。
始めたきっかけは、「勉強しろ」と言われなくても自ら勉強するようになるにはどうしたらいいのか、ということでした。
結局、どれだけ真剣に大学に行きたいと思えるかが重要で、「なんのために勉強するのか?」 「将来どうなりたいのか?」ということを生徒自身が自覚していなければなりません。
授業では、楽しくやりがいを持って働いている大人に、価値観や働き方について話してもらいます。
これまでに、ダボス会議の日本代表の方や企業の社長さんなどをお呼びしました。
今の高校生は、働くことに対してネガティブなイメージがとても強いんですね。
でも、世の中には楽しく働いている人がたくさんいます。
そういう人たちの考え方を知ってもらい、将来を考えるヒントにしてほしいと思っています。
クリティカルシンキングやロジカルシンキングを教えているのも、当塾の特徴です。
一つの理想像としては、大学に進学したらすぐインターンとして即戦力になれるというような生徒を育てたい。
営業でもエンジニアでも業種・職種問わず、共通して求められる仕事力というものがあります。
常に改善していこうとする姿勢や、短時間でスピーディーに行動する方法など、実社会に出て仕事をする上で大切なことを、勉強を通して身につけられたらと考えています。
おかげさまで、「3ヶ月で偏差値が20上がった」「学年順位が180位から60位になった」といった嬉しい声が届いており、武蔵小杉の口コミでは一位になりました。
■通塾する女子生徒の声
面談のときに、計画表のことや勉強のやり方を教えてもらい、「一緒に頑張ろう、大丈夫、合格できるよ」って言われ、ここなら合格できると思って来ました。授業がない日でも、毎日来ています。
ただ成績を上げる、大学に合格するというのではなく、将来をしっかり見据えた勉強をして、実社会でも通用する力をつけさせるのが当塾の方針です。
無料で全員第一志望合格を実現し、日本の塾を壊す!
短期的な目標としては、全員第一志望に合格させる塾にする、それがまず急務です。
全員が第一志望に合格するというのは大学受験では至難の技。
だからこそ、全員合格が当塾のミッションです。
教育格差をなくすということに関しては、今年中にまず第一歩として、収入に困ってるご家庭や親がいない子に対して、一人でもいいので教育を提供してあげたいと考えています。
長期的な目標としては、校舎を増やしたり、学校や自治体と連携して公教育の一環となり、いずれは無償化したいと考えています。
学校で私たちが行っている教育ができれば、そもそも塾なんていらなくなります。
この塾で全員合格でき、かつ無料だったら、みんな通いますよね?
そうすれば、学力偏重で教育格差がある日本の塾をなくすことができます。
いつか実現したいと思っています。