株式会社アールラーニング
庄司 貢一郎
POSTED | 2017.05.01 Mon |
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TAGS | 従業員数:51〜100人 業種:IT・情報通信業 創立:15年以上 決裁者の年齢:50代 商材:BtoB |
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最強エンジニアチームが中小企業のお悩みを解消
ITお助け隊が、企業の業務改善でサポート!Topics
株式会社アールラーニング 社長 庄司 貢一郎氏のONLY STORY
夢に向かう人たちとの出会い。それが経営者への道が拓く
高校時代、私は勉強が嫌いで、将来に対してもノープランの状態。
大学には行きたくないし働きたくもないと思っていたので、専門学校への進学を目指したのですが、そのために今何をすれば良いのが検討がつきませんでした。
そんな時に友人から、「営業以外で、しかもデスクワークで、そんなに忙しくない仕事ってあるの?と人に聞いたら『情報処理』しかないよ」と言われたという話を聞きました。「情報処理」って何?と友人に聞くと「要はパソコン」だよと言われました。
30年位前の事で、パソコンは仕事で使っている人やよほどマニアックな人くらいしか持っていない時代でしたが、パソコンをやっておけば潰しがきくと思い、パソコン関連の専門学校に行って2年間プログラムを学びました。
プログラムをやっていたおかげで、就職もすぐに決まり、さらに希望の部署にも配属され、それまでだらだら生きていた自分のスイッチが切り替わり頑張っていました。
しかし、ある時、この会社が完全に年功序列だという事実を知り、いくら頑張ってもプログラムも書けない大卒の同期より上には行けないのだと思って退職を決意。
転職し、営業の仕事に就いた時、そこで働いている同世代の人達がとても輝いていました。
「今、この仕事で終わるつもりはない。ここで、ビジネスやマネジメント、財務のことを学び、人脈を作って将来は独立するんだ。」
今はそのステップだと言って頑張っている人が沢山いました。
そうした人たちに刺激を受けて、私も経営してみようかな?と思うようになりました。
その後エンジニアとして就職活動をした時に、当時の社長と出会い採用していただきました。
エンジニアとしてより管理職をやりたいという私の思いを社長が受け入れてくれて、しばらくの間ナンバースリーとしてやらせていただいていましたが、最初10人程だった会社はたった1年半で100人規模の会社になり、独立支援制度でグループ会社も増えて、私も20名ほどを引き連れて2002年に独立しました。
エンジニアに夢を、企業にハッピーを!
本来の受託開発とエンジニアの派遣を中心事業としながら、グループ内でそれぞれ人、物、金、情報、という2本目の柱となるビジネスをやろう、ということで、私は本体にいる時に教育を立ち上げて、一般の人も集めてプログラミングスクールのようなものを行いました。その後、教育や人材育成のノウハウもあったのでアールラーニングを立ち上げました。
私は、とにかくエンジニアを育てたかったのです。
ただプログラムを組めるだけでは、エンジニアのキャリアプランは早い段階で止まってしまい、40代になると仕事がなくなってしまいます。
優秀な社員は、これ以上の仕事は出来ないと気付くと、せっかく3年も5年も育てた所で辞めてしまう。
それをなんとかしたいと思いました。
ITを使って何とか解決できないか、ITを使うと業績があがるのではないか、業務改善が出来るのではないかと思うけど、社内にIT部隊がないからどうしてよいか分からない、何がわからないかも分からない、という悩みを抱えている中小企業さんがあるなら、今まで私たちがやっていた、社内システムやスマホアプリの構築や、サーバーのトラブル対処など、IT事業全般を行っているノウハウを使って、何か役に立てることがあるのではないかと思いました。
ITは全く分からないとか、パソコンの操作も分からない、というようなお客様をターゲットにしている会社は、他にはほとんどありません。
そういた企業に対してサービスを提供するには、企業ヒアリングをして、現場調査をして、こんな方法がありますよ、という提案をし、そこから要件提議が始まって設計図を書くまでの仕事をしていかないといけません。
そこまで出来るエンジニアを育てながら、中小企業のITを教育するという事で、アールラーニングという社名にしました。
チームによるITお助け隊で、社員満足と顧客満足を!
これからのエンジニアは、広く浅く沢山のことを覚えなくてはいけません。
しかし、すべてのジャンルを完璧に把握することはとても難しいです。
アールラーニングには、現在約50人の様々なスキルを持ったエンジニアがいますが、ひとつのチームとして組むことができれば、お客様のニーズに合ったエンジニアに近いものになります。
同時にエンジニアも足りないものを補い合い、持っているものを共有し合うことで、キャリアプランも上がります。
2020年までには、社員全員がお助け隊となっているのが今の目標です。
マネジメント・管理、営業系、ハード系、ソフト系、3~4人のそれぞれの別々のスキルを持ったスタッフがひとつのチームになって、エンジニアとして出来ることを着実に積み上げていくとともに、キープチャレンジで新しいことにも挑戦していきます。
何か困っているお客様と直接やり取りして、お客様が喜んでくだされば、エンジニアのモチベーションもあがります。
私たちにとっては、社員のモチベーションが上がり、お客様に喜んでいただくというのが一番なのです。