株式会社ヒーリングクリエーション
三浦京子
POSTED | 2016.03.28 Mon |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:飲食店・実店舗 創立:15年以上 決裁者の年齢:40代 商材:その他 |
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エステを通じて、日本の男性に癒しと活力を!
リピート率90%!完全予約制のメンズエステティックサロン。Topics
株式会社ヒーリングクリエーション 社長 三浦 京子氏のONLY STORY
社会になかったメンズエステティックに挑む。
~株式会社ヒーリングクリエーション 代表取締役 三浦 京子 様~
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神奈川県出身。2004年、当時はまだ珍しかったメンズエステティックサロンを起ち上げる。
業界のパイオニア的存在。
「アロマメンズエステティック」という新たな分野の確立に向けて
社団法人を設立するなど精力的な活動を続けている。
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勉強で肩こりや疲れを感じる事が多かった私。
中学生の頃は、針灸師になりたかったんです。
でも、鍼灸の学校ってあまりなくて、イメージが近かった美容専門学校へ進みました。
通ってみたら、全然違っていて驚きましたね。
ヘアメイクも楽しかったんですが、やはり興味は健康の方にあって。
ボディケアができるエステティックサロンに就職しました。
エステの専門学校もあったんですけど、姉から
「現場で働く方が勉強できるんじゃない?」
と言われて…。
私も思い立ったらすぐ動きたいタイプなので、現場でゼロから学ぶことにしました。
エステティック業界って、華やかに見えて、実は体育会系。
毎日のように先輩を追いかけては「仕事をください!」ってお願いして、
技術も接客も全部見て学びましたね。
独立を考えたのは、理想的な職場がないことに気がついたから。
ひとつのエステサロンで学べることって限られるので、
整体院やフェイシャル専門店などでも働いたんですが、
どのお店でも「私ならこうはしないな」と思う事がたくさんあって。
「もう自分で作っちゃえ!」って思ったんです。
せっかく自分でやるのですから、メンズエステティックサロンをやろうと思いました。
当時のエステティックサロンはほとんどが女性向けで、男性が入れるのは、ホテルのスパか海外くらい。
これを個人でやったら面白いなと思ったんです。
整体院のようにベッドをずらりと並べるのではなく、一人一部屋の完全予約制で、リラックスして施術が受けられるサロンが理想でした。
2004年にメンズエステティックサロン「プレサンティール」の一号店を出店した時は、
宣伝していないにも関わらず、ネットを中心に広がり、全国からお客様が来てくださいました。
社会にないものを初めてやったことは、良い選択だったと思いますね。
プレサンティールは、癒しと活力を生み出す場所。
現在、「プレサンティール」は日本橋店、大門店、白金店、横浜店の4店舗になり、
お客様の9割がリピーターです。
地方からわざわざ来てくださっているお客様も多いですね。
これって、この業界ではすごく珍しいことなんですよ。
男性のお客様は、施術のクオリティだけでなく、スタッフの笑顔や雰囲気を重視される方が多いんです。お客様の話をよく聞いて、よく笑って、一歩踏み込んだ反応をして差し上げると、
とても喜んでくださいます。
以前「ここに来て商談が上手くいった」と言われたことがありました。
男性って、仕事のプレッシャーや家庭の悩みがあっても、
身近な人には弱みを見せられない人が多いんです。
でも、プレサンティールに来ると、スタッフに何でも話せて、肩の力が抜けるんだそうです。
私たちの存在が、お客様の癒しと活力になれていると知って、本当に嬉しかったですね。
出張先のお土産をわざわざ買ってきてくださるお客様もいらっしゃって、普通のエステサロンとはちょっと違う、特別な存在になれている誇りも感じます。
2013年には、一般社団法人日本アロマメンズエステティック協会を設立。
認定スクールとしてアロマエステティックアカデミーを立ち上げました。
セラピストの育成や、独立開業の支援もスタートしています。
私が行動的なのには、父の影響が大きいと思います。
バブルの時に脱サラした父は、バブル崩壊と共に数億円の借金を抱えました。
でも父は逃げなかったし、自分で道を切り開いて借金を完済しました。
自営業の怖さと逃げない強さを、背中で見せてくれたんです。
私もスタッフにそういう背中を見せられるオーナーでありたいと思いますね。
男性を支えるサポーター集団を育成したい。
私は現場が大好きですので、エステティシャンとして現場に立っていますが、
いずれは経営に集中したいという思いもあります。
他のオーナー様たちと連携して、フランチャイズで店舗拡大をしていくのもひとつの手かなと思いますし、今後の可能性は模索していきたいです。
また、日本でメンズエステの資格はうちでしか取得できませんから、そこも力を入れて行きたいですね。
個人的な意見ですが、日本って、男性が先頭に立つ事で成長してきた国だと思うんです。
時代が変わって、女性がどれだけ強くなっても、やっぱり男性を後ろから支えてあげることでバランスが取れる社会じゃないかと。
ですから、男性を支えるサポーター集団としてのセラピストの育成や、
メンズエステティックの認知度を高める活動に、これからも力を入れて行きたいですね。
プレサンティールから独立しているスタッフもたくさんいますから、
メンズエステティックの輪はどんどん広がっていくと思います。
プレサンティールが、人が人を呼んでハッピーになれる場所になること。
その思いは、これまでも、これからも、変わる事はありませんね。