株式会社アドコミット
梅本晋也
POSTED | 2019.09.20 Fri |
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TAGS | 従業員数:6~10人 業種:広告・マーケティング・制作 創立:9〜10年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoB |
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芸能×〇〇を通じてイノベーションを起こす
「明日からも頑張ろう」と思える非日常の提供したいTopics
今回のインタビューでは、株式会社アドコミットの梅本氏にお話を伺いました。IT化がますます進む世界で、エンタメの持つ熱意を伝え続ける同社の取り組みについて語っていただきます。
株式会社アドコミット 社長 梅本 晋也氏のONLYSTORY
【経歴】
1992年 京都府出身。2016年芝浦工業大学卒業。小学生から大学まで野球をする。大学生後半から、自分で居酒屋にお客さんを流すためのインナー向けのサイト制作管理、運営や、原宿で飲食店の開業。当時の読者モデルと呼ばれたインフルエンサーの方のオフ会やイベントで原宿の店舗で交流が増え、今の広告代理店、インフルエンサーキャスティング会社として2015年の大学在学中に起業。就活を一切せず、経営の道を志す。最近では、起業当初に得たインフルエンサーの拡散力や集客力を元に、アイドルやyoutuberの育成、舞台制作やイベント制作などリアルの分野にも力を入れている。
社員インフルエンサーが行うマーケティング
–株式会社アドコミットの事業内容を教えてください。
梅本氏:株式会社アドコミットは、「人にリアルで熱を伝える」ということをコンセプトに、広告代理業とアイドルのマネジメント事業を軸に事業展開しています。
広告代理業では、キャスティングやインフルエンサーマーケティングを通したリアルな現場での集客を得意としており、有名なところでいうと大手ディスカウントストアの一日店長のキャスティングを行なったりしています。クライアント層としてはは大手企業様が多く、いただいたご相談に対して弊社から様々なご提案しております。
マネジメント事業ではアイドルのマネジメントから、その子たちが出演する舞台やライブなどの企画、グッズ作りまで弊社で行なっています。
特に舞台制作では、去年4回の公演を通して総動員数6000人以上と成功を収めました。そのほかにも、国民的アイドルグループの出身者を集めてグループを創り、2019年8月には横浜アリーナでライブも行っています。
ざっくり言えば広告代理業はtoB向け、マネジメント事業はtoC向けですね。2つは一見かけ離れた事業のように見えると思いますが、お客様に対してリアルで熱を伝えるという部分は一貫して仕事に取り組んでいます。
‒他社との差別化をはかっている点や、強みについて教えてください。
梅本氏:これは広告代理業の話にはなりますが、社員としてインフルエンサーを抱えている点ですね。インフルエンサーとして日々活動している人材が実際にクライアント企業様へ訪問してご提案・実働までしているからこそ、本当に成果が出る手法が何かをよくわかっているんです。
そんなインフルエンサーとしての一面も持つ社員が企業とターゲットの架け橋となっているからこそ、成果が出やすくなっていると思います。
‒事業を進めるにあたって大切にしていることは何ですか。
梅本氏:顧客に対しての感謝の心を忘れないことです。基本的に名刺を交換させていただいた取締役の方には、全員に手紙を書いています。人によっては古くさいと思われるかもしれませんが、私は普段あまり肩肘張らずにラフな格好で仕事をしている分、一筆書いて送ることで熱意を伝えています。
先ほどもお話した通り、会社のコンセプトが熱を相手に伝えることなので、どうやったら人に熱を伝えられるかを常に意識しているんです。これはその行動の一つの例になります。
学生時代の成功と失敗から起業へ
‒起業のきっかけについて教えてください。
梅本氏:大学時代に友人たちと飲み歩いている時に、「キャッチって効率悪いな。」と思い、居酒屋の予約サイトを作ることを思いついたんですよね。今で言うホットペッパーグルメやぐるなびのようなものです。
私は大学でプログラミングを学んでいたためその知識を使い、サイトを立ち上げ、大学時代だけで大分お金を稼ぐことができるようになったんですね。その他にも塾の講師と居酒屋の店員のアルバイトもしていたので、使わないお金がどんどん増えていきました。そのお金を資金にして、大学3年生のときにカフェアンドバーを開いたんです。
そのカフェを有名読者モデルの方々が利用するようになり、彼女たちがお店のことをSNSなどに投稿してくれたことで、私と彼女たちのつながりを知った企業からキャスティングの依頼が入るようになったんです。
そのあと、歯のホワイトニングのお店を立ち上げたんですが、なかなか軌道に乗らず、学生時代に大きな赤字を出してしまったんですよね。これは普通にサラリーマンとして働いて返すのは難しいと思って、友人に有名人も多くいたことから広告代理業で起業しました。
IT化に向かう世界で、リアルなエンタメを
‒今後の目標について教えてください。
梅本氏:弊社のアイドルグループの夢である「武道館ライブ」がひとつの目標です。武道館でライブを成功させるためには2万人くらいの人を集める必要がありますが、本人たちが熱意を持って立ちたいと思っている舞台の景色を一緒に見たいと思います。
お客様にお金を払って足を運んでもらうためには「この人たちを応援したいな。」と思ってもらえることが重要です。この夢を実現させるためにも、そう思ってもらえるものを提供することが私たちの使命だと考えています。
会社としては、まず10年間継続して運営させることが目標ですね。これから10年後の世界がどうなっているのかと考えると、ますますIT化が進むことは間違いないと思います。そんな中でも、私たちはあくまでリアルに熱を伝えることを貫きたいです。
非日常が体験できるエンタメは、どんなにIT化が進んでも、どんなに環境が変わっても無くならないものだと思います。弊社が提供するエンタメによって「また明日からも頑張ろう。」と思える時間を皆さんに提供し続けたいと思っています。
‒ありがとうございます。最後に読者の皆さんにメッセージをお願いいたします。
梅本氏:弊社はたくさんの方を巻き込むような企画を得意としておりますので、インフルエンサーや舞台、イベントでPRを考えている方、リアルで集客を見込みたいと考えている方は、ぜひ株式会社アドコミットに声をかけていただきたいです。
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原
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