株式会社リアクセル
西川 浩輔
POSTED | 2017.11.13 Mon |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:広告・マーケティング・制作 創立:11〜14年 決裁者の年齢:40代 商材:BtoB |
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顧客の収益改善にこだわるWEBマーケティング会社!
お客様も気づいていないような課題を解決していくTopics
株式会社リアクセル 社長 西川 浩輔氏のONLY STORY
“マーケティング”で一貫していたキャリア
もともと私は、起業したいという意識が学生の頃から強かったです。
人に何か命令されて動くよりは、自分で発案して進めていく方が好きな性格だったこともあり、自分自身でやっていきたいと思っていました。
そこで就活も将来の起業を意識したものにしました。
最初に入った企業は国内最大手の飲料メーカー。
いきなり起業するよりも、まずは成功し続けている組織の内部を知るべきだと思い、また、そういった企業はやはり仕組みが強いので最初はそこで経験を積むことにしました。
その会社では主に営業やエリアマーケティングをしていたのですが、ある程度勝ち続ける組織というものが何かを学ぶことができた私は、転職して人事採用系のコンサルティング会社に入ることにしました。
その理由は2つ。
1つ目は、大きい企業だと自分のアイディアを実現する場は少なく、自分から発案していける環境を求めたということ。
そして将来起業するのであれば、コンサルという道は通っておくべきだと考えたことからです。
その会社には最初から起業したいということを伝えて入ったのですが、その希望を汲んでくれたのか、24歳でプロジェクトマネージャーを任されました。
そのプロジェクトは社内でもかなり大きな案件で、年間1億ほどのフィーを頂くようなクライアントさんのコンサルティング業務でした。
そんな大きな仕事を任されたことに対して、やはりプレッシャーは感じざるを得ませんでしたね。プロジェクトの規模もそうですが、人事採用なんてそれまで全く経験がなく、分からないことだらけでした。
しかしそれでも、せっかく自分を選んでくれたお客様の力になりたいという思いから、歯を食いしばって頑張れました。
その後、3回目の転職にはWEBマーケティングの会社を選びました。参入障壁が低く、コストがあまり必要ではないWEBの分野で起業しようとは以前から思っていまして。起業前に最後の経験を積もうと考えました。
そしてその会社でトップセールを記録した私は、ついに念願だった起業を、具体的にイメージできるように。
事業はWEBマーケティング。これは私のそれまでのキャリアが全て“マーケティング”という部分で一貫していたからです。
最初の会社では営業としてエリアマーケティングを、2つ目の会社では人事採用という、人を集めるためのマーケティングを経験し、3つ目の会社でWEBマーケティングを本格的に学べたということで、自分にできることは何かと考えるとマーケティングだったんですね。
こうしてWEBマーケティングの株式会社リアクセルを起業するに至りました。
マーケティングのプロフェッショナルが集まる会社、リアクセル
株式会社リアクセルは広告運用を中心にWEBマーケティングの支援をする会社です。
具体的には、リスティング広告の運用やSEO、コンテンツマーケティングが主な事業としてあります。
最近始めた面白いサービスとしては、Facebookメッセンジャーのボット運用。
ユーザーに対していくつかの質問を投げかけることで、ユーザーに合った広告を表示させることができるサービスです。
人材採用系の会社様と非常に相性のいいサービスになると思いますね。
リアクセルのWEBマーケティングの最も大きな強みは、コンサルタントの質の高さです。
大手代理店出身で、広告事業を0から立ち上げたこともあるような人材を社内に抱えているので、他のWEBマーケティング会社とは運用力という点で差別化できています。
特にマーケティングやコンサルタントというのは人のスキルに大きく左右されます。仕事のクォリティの高さには自信を持っています。
経験も実力も充分な人材が多くいるので、WEBマーケティングと言っても、単発的にSEO対策をしてくれというようなご依頼だけではなく、包括的にクライアントさんのWEBマーケティングを支援することができます。
最近は、WEBマーケティングを含むデジタルマーケティングは非常に複雑なものになっていますから、ソリューションがありすぎて何を選択すればいいのか分からないような状況に陥りやすいと言えます。また、個々のソリューションも日々進化しており、とても片手間に追えるものではありません。
そんな中でリアクセルなら、単純な広告運用以上にお客様が本当に必要としている、お客様自身も気づいていないような問題点に対して解決策を提案することが可能です。
会社、お客様、社員。その三方良しを目指して
今後は、それぞれ自社軸と事業軸という2つの軸から見た目標があります。
まず事業軸として、単純に広告代理店として自社の利益を上げていくのではなく、より質の高いマーケティングのコンサルティングによってクライアントさんの収益を改善していくことが目標です。
そのためには、社員のレベルも含めてより事業として拡大していく必要がありますね。
そして自社軸としては、ゆくゆくは自社サービスを開発していきたいですね。デジタルマーケティング会社としての知見を貯めていき、自社の商材を持つことで、社員の負担を減らし利益を還元していくことができると思います。
この2軸の方針は、リアクセル、お客様、社員という三方の幸福を実現するためのものでもあります。
本当にお客様の収益を改善することができるマーケティングコンサルティングを提供し、お客様に貢献していく。その一方で、自社サービスの開発によって、労働集約型になりがちなデジタルマーケティングの他に事業を持ち、社員の負担を減らしていく。そうすることでリアクセルとしてもより多くの利益を得ることができる。
この形を実現するためにも、会社として活動を続けていきたいですね。
以上が会社としての今後の目標ですが、私としては日本をもう一度明るくしたいという想いも持っています。
もともと「リアクセル」という社名にも、日本のアクセルをもう1回吹かせたいという想いを込めています。
私自身子供が好きなので、今の幼い子供が希望を持てるような社会にしていくのが夢です。
それが先に生まれた私たちの使命だと思いますし。
戦後を支えたトヨタやソニーのような、社会を良くしていく会社になれるよう、リアクセルを成長させていきたいと思います。
☆取材・記事作成・構成=小田、中村、佐久間