株式会社 チラシレポート
澤田 英様
POSTED | 2016.03.23 Wed |
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TAGS | 従業員数:31〜50人 業種:広告・マーケティング・制作 創立:15年以上 決裁者の年齢:50代 商材:BtoB |
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折込チラシへの情熱で、「売りたい」に答える!
週10,000枚の折込チラシから市場を読み解くエキスパート集団Topics
チラシレポート 社長 澤田 英氏のONLY STORY
~代表取締役 澤田 英様~
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1966年大阪府出身。在学中に創業社長のブレーンとして株式会社フィールドプランニング設立に参加。学業の傍ら実務をこなし、数々のマーケティング手法を編み出す。また、当時大型汎用機全盛の時代にパソコンを利用した革新的なシステムを開発・導入に成功する。
88年マーケティングの一環によりチラシ分析の研究を開始し、創業者とともに株式会社チラシレポートを設立。06年6月 代表取締役就任。
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折込チラシは、情報の宝庫!
「チラシレポート」。名前を聞いただけで、弊社の業務内容がお分かり頂けるのではないでしょうか。その名の通り、全国のチラシから集めた情報を分析、データ化して、お客様へ提供する会社です。
不要な人には単なる紙きれにすぎない折込チラシ。実は、ビジネスマンにとっては商売に欠かせない情報の宝庫なんです。
折込チラシの重要性に気付いたのは、父が創業した株式会社フィールド・プラニング(株式会社チラシレポートの前身)に、ブレーンとして勤めていた時のことです。
主婦の皆さんの力を活用して、地域のスーパーの情報などを集め、某メーカーの営業さんのお手伝いをしていたのですが、主婦の皆さんは、集めた情報と共に、自宅に届いた折込チラシも一緒に渡していました。
営業さんは、日付や商品の値段をノートにコツコツ書き込みながら、電卓を叩いていました。商品の最高・最低価格や平均価格などを割り出して、営業活動に活かしていたんですね。
それを見て、「今はゴミ箱行きになっているチラシが、いずれマーケティングの基本材料になる」と確信しました。
当時はインターネットもパソコンも珍しい時代。「弊社のパソコンの技術を活かして、もっと早く分析しませんか」とお声をかけたのをきっかけに、チラシ分析の研究を始め、1988年に株式会社チラシレポートが誕生したんです。
実は、パソコンの技術も、最初からあったわけではありません。父から起業の話を聞いた時、大学生だった私は、まるで新大陸にでも行くようなワクワク感を覚えました。「パソコンはできるか?」と聞かれ、思わず「できる」と答えてしまったんですね。
それからと言うもの、本屋が開くと同時に飛び込んで、パソコンやプログラムの本を読み漁り、会社に戻って実践し、わからないことはまた本屋で調べる…ということを繰り返して、パソコンやプログラムを身につけた経緯があります。
もしあの時「パソコンはできない」と答えていたら、今の株式会社チラシレポートはなかったかもしれませんね。
どこよりも早く。誰よりもフットワーク良く
弊社には、毎週月曜日に、全国約1,000名のモニターから郵送された約10,000枚のチラシが到着します。
これらのチラシは特定の地区に分類され、更に食品スーパー、ホームセンター、ドラッグストア、酒販店の4業態に分類されます。
更に当社独自の方法で手を加えた後、これらの情報をパソコンに入力し地域、店舗、商品価格情報などをデータベース化するんです。
そのデータを更に、分析・加工したものが「チラシレポート」となり、週末には、週次レポートが出来上がります。商品の最高値や最安値だけでなく、掲載率まで分析してフィードバックできます。また、お客様ごとに必要なデータをピックアップし、カスタマイズすることも可能です。
弊社の強みは、迅速な収集・分析力と、軽快な営業力にあります。簡単で、ムダなく、直感的に入力ができる独自のシステムもありますが、とにかく1人1人の作業が速いんです。約5,000枚のチラシであれば、40名程のスタッフで、約3日で入力を完了できます。
また、レポートは、納品後は必ずお客様へお声がけし、データの使い勝手の良さやお客様のニーズをお伺いしています。
今は、連絡やデータのやりとりが、ネットで簡単にできてしまう時代。私たちの業界でも、契約の時だけ人が来て、データの納品は郵送やネットで送って終わりという会社が多いんです。「いずれそうなっていくだろう」という予測は、創業当時からできていました。だからこそ、うちは人対人のビジネスを大切にしようと決めたんです。
その思いは、モニタリングネットワークに対しても同じです。モニターさんは、弊社にとって何者にも代えられない存在。電話や手紙と言った、心を感じられる手法でコミュニケーションをとるようにしています。
チラシを熱く語れるか
今後は、「チラシ分析」の認知度をもっと高めていきたいですね。また、リアルタイムな消費者動向や、リアルな生活形態へのニーズも高まっていくでしょうから、ネットという無機質なツールで集めた情報ではなく、「人とのつながり」を活かした、血の通った情報を提供できる企業になりたいと思っています。
チラシを分析する会社は他にもありますが、単に数字の集計方法を知っているだけだったり、チラシとは離れた話をしていたりするところがほとんどです。弊社の社員は、全員がチラシを熟知し、チラシについて熱く語れます。お客様目線に立った数字と情報を提供できるからこそ、商品を売るためにチラシを分析したいというお客様のニーズにお答えできるのです。
チラシというPRを使わずに、機会を逃している企業様は非常に多いんです。チラシは、地方の小さな商店でも活用できる有効なPR手段。弊社がこのメディアの使い方をお伝えすることで、陰ながら拡販をお手伝いできればと思います。
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