黒川 和祐

今回は、経営財務のコンサルティングから資金調達の支援まで、幅広い事業を展開されている株式会社MK PLUSの黒川氏にお話を伺いました。数々の名だたる企業でファイナンスや事業企画の経験を持つ黒川氏に、同社のサービスや企業の経緯についてお聞きします。

黒川氏：一言でまとめると、経営と財務のコンサルティングですね。具体的には、資金調達を必要としている事業家と投資家をおつなぎして、資金を集めるお手伝いをしています。

黒川氏：同業者との大きな違いは、個人投資家を中心に多数の人脈を持っている点、比較的大きい規模の金額を動かすことができる点ですね。

また、私自身が出資を検討する立場として勤務していた経験があるので、投資家側の視点で事業家と話ができることも、一つの特徴になっていると思います。

黒川氏：確実に結果が出るという点でお喜びの声を多数いただいていますね。というのも、財務コンサルティングですと、これまで全ての案件で出資を獲得できているのです。まだ立ち上げたばかりの事業なので数は十件ほどですが、これからも多くのお客様にご好評をいただけるようなサービスを提供していきたいです。

黒川氏：大学を卒業してからは、東レ、ゼネラル・エレクトリック、三菱オートリースに勤めながら、事業企画やマーケティング業務に携わりました。それらの職場では経営者層に近い立場で働く機会に恵まれたこともあり、事業を立ち上げることに興味を持つようになりました。

社長直下で会社全体の施策を考えたり、本部全体の流れをサポートした経験は、今の私の基礎を作り上げていますね。

それぞれの仕事は楽しかったものの、ある時「会社の中で出世しても、それは誰かが作っている流れに乗っているだけ」という事実に気付いたのです。

そして、“ゼロから何かを作りたい。”そう考えるようになりました。ちょうどその頃に、あるIT企業の経営企画に関わったり、仲の良い社長さんからコンサルティングをご依頼いただく機会が重なりました。

そこから、今が一番お客様の信頼もあり、独立にベストなタイミングだと考え、起業しました。

黒川氏：実は、起業当初から今の事業を考えていたわけではありません。もともとリース会社で勤務していたため、その経験を生かしてリースや保険の代理店として会社を立ち上げたのです。

代理店として働いて行く中で、企業の経営状態や金融機関からの資金提供に関するお悩みを聞く機会が増えていきました。次第にこれらの知識でお客様の課題を解決できることにやりがいを感じ、今の事業にシフトチェンジすることを決めました。

黒川氏：まずは、今期の段階で売り上げを1億円にしたいですね。また、ありがたいことに海外の投資家や、スタートアップ企業との繋がりが増えてきたので、世界中の事業家と投資家が繋がれるコミュニティを育て、今以上に高度なビジネスを展開していきたいと考えています。

長期的には、各国に一社、子会社や資本を投資している会社がある状態を作りたいですね。そして、それぞれ企業が親密に関わり合い、お互いを支えあえている環境を作っていきたいと考えています。

黒川氏：私たちは好奇心旺盛で新しい事業をやりたい方、自分のやりたいことにのびのびと取り組める環境が欲しい方、自分自身の付加価値を提供し、きちんと対価を得たいと考えている方と、共に働きたいと思っています。興味のある方は、ぜひお気軽にお声がけください。

執筆＝スケルトンワークス

校正＝北本