株式会社ティ・システム・ジャパン

長谷川 貴祐

オホーツクの新鮮な海の幸が翌日に到着!

コロナ禍の今だからこそ地元の北海道に貢献したい
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今回のインタビューは、主にシステム開発を手がける株式会社ティ・システム・ジャパンの長谷川氏にお話を伺います。札幌市に拠点を置く同社長谷川氏に、今もっとも力を入れている北海道の商品販売事業について詳しくお聞きしました。

株式会社ティ・システム・ジャパン 代表取締役 長谷川 貴祐氏のONLY STORY

北海道の食材、注文翌日に関東の飲食店へ


–株式会社ティ・システム・ジャパンの事業内容をお聞かせください。

長谷川氏:当社は、システム開発事業をメインに、最近では不動産ソリューション事業や商品販売にも力を入れております。

–今回は、商品販売について詳しくお伺いいたします。具体的にどのようなサービスですか。

長谷川氏:関東エリアの飲食店向けに、北海道の海産物を卸すサービスを提供しております。

–御社のサービスにはどういったメリットがあるのでしょう。

長谷川氏:メリットは、北海道の新鮮な海産物を早く安くお届けできることです。

もちろん築地や豊洲でも北海道の海産物は買えますが、通常は市場に出るまでに3日以上、場合によっては北海道で採れてからお店に到着するまで4~5日かかる場合があります。

一方、当サービスはオホーツクの新鮮な魚介類を採れた翌日にお店へお届けできます。産地で獲れた新鮮なものを関東の飲食店に早く安く届けられるというのがこのサービスの一番の魅力ですね。

–北海道の食材にこだわるのはどうしてですか。

長谷川氏:私自身が小樽出身で、北海道の美味しい食べ物をもっと関東のみなさんにお届けしたいからです。

もともとこのサービスはコロナ禍の前から企画していたのですが、たまたまコロナ禍となってしまい開始を延期していました。しかしながら、コロナ禍によって飲食店だけでなく卸業者や地元の漁師さんにも大きな影響が出ております。そういった方たちが廃業してしまうと北海道の食材が食べられなくなってしまうので、なんとかお手伝いをしたいという気持ちから、この事業の開始に踏み切りました。

–サービスを利用されるお客様からはどういったお声がありますか。

長谷川氏:飲食店の板前長さんからは「新鮮なものがすぐに届く」と大変好評です。また都内にあるイタリアンレストランでは、北海道フェアに当サービスをご利用いただきホタテやサクラマス、カニなどをお届けしました。

–事業を行う上で大切にしていることはありますか。

長谷川氏:当社のティ・システム・ジャパンの「T」は、「誠実=True」と「信頼=Trust」を意味しているんです。当社の中心事業であるシステム開発も同様ですが、商品販売においても、お客様に誠実な商品を販売しその誠実さで信頼していただけることが何よりも大切だと思っております。そのために、いい物を安く早く届けることを使命だと考えています。

事業立ち上げはシステム会社からスタート


–長谷川様が株式会社ティ・システム・ジャパンを立ち上げた経緯を教えていただけますか。

長谷川氏:もともとあるシステム会社で20年ほど勤務しました。しかしながら、サラリーマンは歯車でしかなく「使えなくなったらもう要らない」と扱われる風潮が嫌で、会社を起こそうと思って退職したんです。さらに北海道のエンドユーザーさんとの直接取引がストップすることになったため、私がエンドユーザーさんとの取引を引き継ぐ形で2015年8月にティ・システム・ジャパンを立ち上げました。

当初はシステム会社として事業をスタートしましたが、創業前に勤めていたシステム会社時代の先輩が独立して漁師の仕事をしているので、そのつながりで現在海産物の商品販売も手がけております。

–事業を立ち上げられてから、苦労はありましたか。

長谷川氏:1人で事業を立ち上げたので採用に苦労しましたね。小さな会社ということもあって、システム開発のスキルを持った人材からの応募が来なかったんです。そのため未経験者を採用したり、ベトナム人を受け入れたりしながら人材育成に力を入れてきました。

–事業を立ち上げられて、よかったことはありますか。

長谷川氏:サラリーマン時代はビジネスライクな付き合い方が多かったのですが、自分が経営者となり他の経営者の方と交流が増えたことで、そのつながりから株式会社サンライズ・テクノロジー21というシステム開発会社を事業承継させていただきました。

またサラリーマン時代は決められた仕事しかできなかったのですが、経営者は自分で事業展開を決めることができます。システム開発以外にも最近では不動産事業や商品販売を始めたり、小学生向けキッズプログラミンスクールなどを試してみたりといろいろなことにチャレンジできるのがいいところです。

北海道に関わる面白い事業に注力したい


–今後の展望を教えてください。

長谷川氏:ティ・システム・ジャパンでは、今後さまざまな事業を進めていく予定です。その1つとして今は関東エリアの飲食店向けに北海道の海産物をお届けしていますが、ゆくゆくは中国やシンガポール向けにも事業を広げてグローバルにサービスを展開していきたいと考えております。他にも北海道に関わる面白い事業があればどんどん進めていきたいですね。

–社会的にどういった影響を与えられる企業でありたいとお考えですか。

長谷川氏:地域貢献ですね。当社は札幌に拠点がありますので、地場産業を生かして北海道に関わる事業を展開していきたいと思います。

–ありがとうございます。最後にメッセージをお願いします。

長谷川氏:北海道の珍しい食材や旬な食材を安く早くお届けいたします。関東では流通していない商品もありますので、ぜひ他の飲食店との差別化にご利用ください。

執筆=山田
校正=6483works

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