株式会社イテレイティブ
平瀬 祐史
POSTED | 2016.12.06 Tue |
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TAGS | 従業員数:6~10人 業種:IT・情報通信業 創立:11〜14年 決裁者の年齢:50代 商材:BtoB |
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他社のIT研修に満足できなかった経営者様へ。
未経験者も3ヶ月でスキルを高めるIT教育研修会社。Topics
株式会社イテレイティブ 社長 平瀬 祐史氏のONLY STORY
全ての人が楽しく働けるIT業界を目指して。
将来どんな会社に就職したいかと聞かれた時に、大手企業を挙げる方は多いと思います。
私も大学時代はそんな感じで、やっぱり上場企業を目指しました。
時代的にも、サラリーマンとして働くことが当たり前だと思っていたんです。
でも、東証一部上場企業に入社して安心していた私を待っていたのは、入社から1年半での倒産という現実でした。
会社に依存することの恐ろしさ、そして手に職をつけることの重要性を痛感した私は、突き動かされるように全く未経験のIT業界を目指しました。
幸い、私の熱意を買ってくれたソフト開発会社に入社することができましたが、中途入社でしたので、プログラミングに関する研修を受けられず非常に苦労しましたね。
先輩に叱られながら死ぬほど頑張り、知識や技術をマスターするしかありませんでした。
でも今では、「あの時研修がなくて良かったな」とも思うんです。
自分で苦労して、自分の頭で考えて身につけたことでしたので、大きな成長に繋がったと思いますし、高い壁を自分で制覇しようと思えたのも良いことでした。
また、知識のない状態から実践的にプログラムを繰り返したことで、戦力として活躍するために必要なスキルを、猛スピードで身につけることができました。
努力の甲斐あり、数年後には有名プロジェクトのリーダーにもなれたのです。
でも逆に言えば、知識も経験もゼロだった私がどんどん周囲を追い抜けてしまうなんて、普通に考えたらおかしなことですよね。
これでは、できる人とできない人の差はどんどん開き、できる人に仕事が集中してしまう。
IT業界の仕事自体は非常に楽しいのですが、優秀であるが故にパンクしてしまうプログラマーはたくさんいます。私も過労がたたって鬱病になりました。
IT業界に関わる全ての人が楽しく働けるようにするためには、この悪循環を断ち切ることが重要です。
IT業界全体を底上げするためにも、本当に必要な教育を実現したい。
その思いから今に繋がって来ましたね。
技術よりも学ぶべきことがある。
弊社は、IT教育研修会社です。従来のIT教育研修会社とは全く違います。
新入社員を「3ヶ月で3年目のスキルまでレベルアップできる」IT教育研修会社です。
その理由は、「誰でも簡単に技術を身につけられる」仕組みと、人間として成長するための研修に重点を置いていることにあります。
今の世の中、プログラミングスクールなんて山ほどあります。
ネットで調べれば自力でプログラミングを学ぶこともできるでしょう。
ところがこれが実際に働く段階になると、使い物にならないプログラマーが非常に多いのです。
なぜかというと技術以外の部分、働く上で大事な自立心やコミュニケーション能力、失敗を恐れず挑戦する力といった、ヒューマンの部分が付いてきていないから。
それでは形だけのプログラマーであり、本当の人材育成ではありません。
私たちが目指しているのは、得た技術を使いこなして提案をしたり、問題解決ができたりする人材の育成です。そのため、技術の習得にかける時間を最小限に減らしています。
弊社が開発したオンラインプログラミング教育サービス「TRYCODE」では、まずインターネット上で例題が提示され、動画で内容が解説されていきます。
動画を見ながらプログラミングを真似して書いていくことで、なんとなく理解ができるのです。その上で知識を勉強して、いろんな問題をひたすら解いていきます。
プログラムができる人は特別な人だと思われがちですが、決して専門的でも難しいものでもありません。
基本であるパターンを徹底的に繰り返せば誰でも自然と身につくし、抽象的なことから学んで壁にぶつかることも、ムダに時間をかけることもないのです。
具象的なことから入るからこそ時間の節約ができ、ヒューマンに関する研修に費やすことができるのです。
弊社の研修を終えると、未経験者でも3カ月で3年目のスキルにまでレベルアップしています。
しかも、人間的な部分、さらには日報の書き方や文章能力まで高まっているので、弊社の新人社員研修をご利用いただいたお客様は、100%リピートしてくださいますね。
おかげさまで、創業から3年連続売上、社員数共に前年比200%を達成することができました。
教育現場を変えるためのロールモデルに。
新たな世界との出会いが好きな私は、学生時代に北海道一周の自転車旅行をしたことがあります。
その中で、会社を辞めて旅をしている人や夢のために旅をしている人など、良い意味で「変わってるなあ」と思う人たちとの出会いがありました。
挑戦する意欲に溢れていた彼らの姿が、私に未知の世界を開くことの大変さと、新しいことに挑み続ける大切さを教えてくれたように思います。
彼らのような熱意が今の若い世代にあるかと聞かれれば、私は正直疑問を感じるのです。
これから先の世代では、自立心、コミュニケーション力、挑戦の意欲などが、いっそう失われてしまうのではないかと危機感を覚えています。
今、日本の教育現場でもIT化がどんどん進んでいますが、「TRYCODE」が証明しているように、技術は社会人になる直前でも簡単についてきます。
まず教育で行うべきは、幼少期からIT技術に触れさせることではなく、相手のことを思いやれる優しさや自ら考える力など、人として大切な部分を育成することなのです。
その点で、私たちのサービスは教育の現場においても極めて高い成果を上げることができます。
今後は、特に東南アジアで優秀な人材を育成し、その成果を示すことで、日本に気づきを与えたいですね。
そして、IT教育というフロンティアにおける第一人者として、本質的なサービスをちゃんと作り上げ、世界を取りたいと思っています。
そのための一歩として、研修の受講生数の倍増やTRYCODEで対応するプログラミング言語の増加など、できることから取り組んでいこうと思っています。