株式会社ソアーシステム
大脇耕司
POSTED | 2015.04.02 Thu |
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TAGS | 従業員数:51〜100人 業種:IT・情報通信業 創立:15年以上 決裁者の年齢:60代 商材:BtoB |
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開発は“一人でする仕事”じゃない。“チームでする仕事”だ。
幅広い技術範囲と強固なチーム力を持つシステム開発会社Topics
株式会社ソアーシステム 社長 大脇 耕司氏のONLY STORY
最大の武器は「対応力」
企業や独立法人の開発パートナーとして、圧倒的な信頼を得るシステム開発会社、
株式会社ソアーシステム。
「ソアーシステムという会社を一言で表すと、
“ハードからソフトまで、課題解決と最先端技術で社会に貢献する会社”。
社員は、幅広い技術を持ったエキスパートで、ハード・ソフト問わず、
幅広く対応することができます。
どの分野のどの業種に特化するという考えはありませんので、
お客様には、ソアーシステムを上手に使ってもらい、課題解決をしていただきます。
一つのことに絞らずに、お客様の声に対応できる幅が広いという点は、
ソアーシステムの特徴であり、強みです。」
そう語る大脇耕司社長は、創業34年目を迎えるソアーシステムの三代目の社長。
6年前に、創業者である初代の社長が退任する際、
44歳で取締役に(1年後に社長に)就任した。
前経営陣が全員退任し、プロパー社員から昇格する形での就任となったが、
大脇社長自身はあまりに突然のことで大変驚いたという。
「私が社長なんて、冗談だと思いました(笑)とまどいもありましたね。
経営をやろうと思って会社に入ったわけではないですから。」
会社を経営する立場に立った大脇社長。就任から現在に至るまで、
大事にしていることがある。
「創業当初から、特定のお客様のお仕事を受けることが多かったんです。
でも時代はどんどん変わっていっており、特定のお客様のお仕事だけでは、
その流れに乗り遅れてしまう。
そこで、これからは、色々な分野の色々なお仕事をしていこう、と考えました。
社長に就任してからは、特にその環境づくりを率先してやっています。
同じことをずっと続けていける会社は、IT業界ではほとんどありません。
そのときのトレンドに応じてどこまで対応できるか。
そこが勝負の分かれ目であり、会社を続ける上で必要なことだと思っています。」
チームにこだわる理由
システムエンジニアの仕事といえば、クライアント先の会社に、
一人、あるいは数人で常駐して仕事をするというのが定番である。
だが、ソアーシステムでは、常駐ではなく自社に持ち帰って
チームで仕事をするという形式をとっている。
「常駐先でお客様に育ててもらう、という考え方がありますが、
あえて会社でしっかりと経験を積んでもらうスタイルをとっています。」
その裏には、大脇社長の社員に対する想いがある。
「例えば、ある人が常駐で仕事をしていて、常駐先から突然、
“もうあなたはいらない”と言われてしまったとします。
でも、その人は常駐先の仕事しかしてきていないわけだから、
他の業務を行おうにもできない。たとえ長年勤めていたとしても、です。
そういったことにならないように、色々な仕事を経験しながら
自分の得意な部分をのばしていく。
そのほうが、社員のキャリアにとって良い結果を生むと思うんです。
社内のチームで仕事をすることで、自分の技術力は今どれくらいか、
今後どのような技術を身に着けなければいけないか、
どういう技術で社会に貢献していくのか、
などを先輩方と一緒に考えながら仕事をしてもらうことで、
先輩と一緒に成長し、そして、ゆくゆくは世の中の大きな課題を
自分たちのチームで解決できる、そんな会社になれればいいな、と思っています。
また、個人よりチームで仕事をすることで、
平均して高いレベルの成果を短時間で提供することができています。
社員同士のコミュニケーションの機会も生まれます。
ですからソアーシステムでは、一人でできる仕事も二人でシェアして
行っていたりしますよ。」
求む!未来のIT開発エキスパート
採用については、「新卒主義」を掲げている。
文系の学生も積極的に採用しており、最近は文系の女子学生も毎年続けて採用している。
求める人材として、大脇社長が掲げる条件は2つ。
「一つ目は『IT業界に興味があること』です。
入社前の技術の有無は全く問いません。
ですが、業務や業界、あるいは世の中の仕組みに対して
興味は持っていてほしいと思います。
できれば、一つのことだけではなく、色々なことに興味を持ってほしいですね。
二つ目は『ソアーシステムを選ぶ理由があること』です。
他社ではなく、ソアーシステムでなければならない
理由がある方に来ていただきたい。
理由はなんでも構いません。
会社を知っていただく機会として、インターンシップを積極的に行っています。
学生の希望に合わせて、期間別にコースを用意しています。
インターンシップは、会社側が学生のことを知る機会でもありますし、
今後も続けていきたいですね。」
「一人では越えられない高い壁も、チームでなら越えられる。
その環境がソアーシステムにはあります。
興味を持たれた方は、ぜひお越しください。」
編集後記
採用について熱く語ってくださった大脇社長。
自社だけでなく中小企業全体を見つめる大脇社長のお話はとても深く、
心に迫ってきました。日本の全企業のうち、99%は中小企業。
“中小企業に就職すること”を改めて考えることが就活生には必要なのではないでしょうか。