河野公認会計士事務所
河野浩人
POSTED | 2016.08.22 Mon |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:士業(会計士・税理士・社労士・弁護士) 創立:15年以上 決裁者の年齢:50代 商材:BtoB |
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目指すは、中小企業の「究極のサポート集団」!
会計事務所にはポテンシャルがある。気付きが開いた可能性。Topics
河野公認会計士事務所 社長 河野 浩人氏のONLY STORY
公認会計士である父を目標に。
公認会計士だった父の影響で、自然と公認会計士を目指しました。
多くの企業の顧問を務める父の姿は、いつでも目標であり、男としていつかは勝ちたい存在でしたね。
監査法人の国際部で4年勤めた後、証券会社の法人ビジネス部に転職し、やがて独立。2006年に河野公認会計士事務所を立ち上げます。
自分の力で勝負をして、中小企業を元気にできる存在になりたい。
そんな思いが強かったです。
ただ、正直に言えば、最初は会計監査の仕事を長く続けるつもりはなかったですね。
会計監査は、社会的にとても意義のある仕事ですが、過去の数字をチェックすることが主な業務でしたから、いずれは別の仕事をしたいという思いもありました。
また、当時は、会計士事務所が世の中にどんどん増え、インターネットを活用した会計ソフトなども増えていた時代。
業界全体が価格競争に陥り始めていました。
私の事務所でも、どうしても若い社員の採用が増えてしまい、サービスのクオリティの維持が難しくなってしまったんです。
それから13年。私は今日まで無事に会社経営を続けています。
会計監査を長くやるつもりもなく、サービスのクオリティも維持できなくなってしまったのに、どうしてこんなに長い間、会社を続けて来られたのか。
そこには、私のある気付きがありました。
中小企業の「究極のサポート集団」を目指して。
私の気付きとは、会計事務所のポテンシャルの高さでした。
会計士は、ほとんどの場合で直接経営者と顔を付き合わせます。
普通だったらなかなかお会いできない経営者の皆様が、月1回必ずお時間を用意してくださって、正面からゆっくりと話ができるんです。
これは、会計士という資格があるからこそ実現できることなんですよね。
会計をきっかけに、営業のことなど、会計以外の困っていることについての話もできて、しかもそれが5年10年続けられる。そんな業界は他にないでしょう。
クライアントの会計・税務を適切に行う事だけを目的として仕事をせず、他社のように、サービスを簡素化して価格競争をするのでもない。
会計士というポジショニングを活かして、中小企業の究極のサポート集団になる。
それが私たちの目的であり、そのために、現在様々な取り組みをしています。
最もクライアントから支持されているのが、MAS(マネジメント・アドバイザリ・サービス)です。
一般的な、会計視点からだけのコンサルティングではなく、私をはじめ、熱いアカウントコンサルタントたちが、成功を願う経営者に深く寄り添い、想いや夢を共有させて頂くことで、先を見通したブレない事業計画とビジネス推進のご支援をさせて頂きます。企業会計の領域をベースに、採用・研修などのサポートもできるのです。
現在のクライアントは300社位。新たなクライアントのご紹介につながるよう、既存のクライアントの満足を得ることを常に心がけていますね。
社員の幸せを追い求めることこそ、私の使命。
今日までやって来られたのは、私について来てくれる社員たちのおかげです。
心から感謝しています。
ただ、理想とする「究極のサポート集団」になるには、もう1歩2歩、スキルを上げていく必要があると考えています。私の持っているノウハウを提供したり、勉強会などを行ったりして、個々の更なるレベルアップを実現したいと思いますね。
3年、5年後には、会計事務所の枠を超えた、より良い組織を構築し、成長させていきたいですね。
理想とする社員数は、30~50人くらい。
社員の産休・育休にスムーズに対応できるような組織を作るには、それくらいの規模が最低限必要だと思います。
報酬・やりがい・社内の雰囲気を大事にしながら、企業規模ではなく、社員の幸せを追い求めること。それが、会計士であり経営者でもある、私の使命だと思います。
腕の見せ所ですね。