合資会社木と字の神林

神林 隆成

字を書く喜びを通して、日本の文化を世界に伝える

職人が木製の看板を製作する会社
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口コミや評判だけではわからない、合資会社木と字の神林 神林 隆成社長の物語

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お客様と真剣に向き合い作品を作る

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誰もが日々使う『字』。そんな字に徹底的にこだわり続けている会社がある。それが合資会社木と字の神林だ。木と字の神林のメイン事業は、大きく分けて2つある。

メイン事業の一つは、飲食店などにある木製の看板制作だ。木と字の神林は40年以上にわたり看板制作を続けており、今までに1万点以上、しかも全て手作りで作成してきた。板のサイズは大小様々で、大きいものでは6mにも及ぶという。

「お客様の要望に全力で応えるために、話し合いは徹底的に行います。お客様がどのような主旨・コンセプトを持って、どんなお店を作りたいのか。そのお店に合う看板はどんなものがふさわしいのか。オーナーさんとの話し合いを通して試行錯誤しながら、二人三脚で看板を創り上げていきます。」代表である神林隆成社長は、力強い眼差しでこのように語ってくださった。その言葉からは、お客様、そして自身の作品と真剣に向き合うという想いがひしひしと伝わってくる。

水書きグーのグルーバル展開で日本を世界中に知ってもらう

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木と字の神林のもう一つのメイン事業が水書きグーである。水書きグーとは、水を使って文字が書ける、エコ用紙である。水書きグー作成までの道のりを神林社長は以下のように語ってくれた。「弊社で看板制作をしていると、大きな看板に大きな筆で毎回文字を書くんです。それを今まで墨を使って行っていました。板の周りに新聞紙を広げてから書くのですが、作業が終わった後には腕に付いた墨を落とさなければいけなく、準備や後始末に本当に時間がかかっていました。

そこでもっと簡単に字の練習できないかということを考えて、水でかける用紙について製紙メーカーさんに問い合わせしました。小さいサイズの紙は売られていたのですが、これでは太い筆で字が書けないということで、3年間ひたすらその会社に掛け合い続けました。そうしてやっと『作ってやろう』と言ってもらえて。幅1mで長さはいくらでも大丈夫だと言われ、結果的に3年かかってあの大きい紙ができました」

このような過程を経て、念願の想いが叶って作られた水書きグーには、様々な魅力がある。「まず、水なので書いても汚れませんし、乾いたら蒸発して文字が消えるんです。そしてそれを何回も繰り返して使うことができます。字の練習というジャンルで開発しましたので、1回2回で壊れるようでは困ります。裏に軟質プラスチックを貼って強度を増しているので品質も間違いないです。
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一般的に売られている用紙は、とにかく安いです。1枚200円ほどで買う事ができます。一方で水書グーは1枚1000円もします。確かに価格的には5倍ですが、普通の用紙は回数にして20回しか書けないけど、こっちは1000回も書けるんでま。す。さらに環境にも優しい。なので品質から言えばこっちの用紙の方が圧倒的に優れていると思います。」

今後の展開を伺ったところ、「今後は水書きグーを世界中に広めたいと思っています。ノートも無い、教科書も無い場所で、これを使って勉強してもらいたい。世界中で使ってもらいたいんです。その中で、書道や筆などの日本の文化、そして日本のことを知ってもらいたいと思っています。弊社の会社の名前には『木と字』という言葉が入っています。木の看板と字の存在を私たちの活動を通して世界中の人たちに知ってもらいたいですね」

日本の伝統が好きな人が集まる会社



弊社には、社内規則といったものは漠然としか存在していません。基本的にフリーなんです。「朝9時頃までには集まろう」、「17時、18時頃には帰ろう」などのゆるい規律はありますけど、タイムカードも何もないです。「今日ちょっと体調が悪いので午後帰ります」と言われたら、「どうぞー」って答えます。「ちょっと歯医者予約してるんで14時に帰ります」って言われても「どうぞー」と答えます。笑

でも、個人尊重っていうことですよね。規律でガチガチ縛るといったことはないと思います。私たちは大人の集団だからこそ、個人を尊重しながら仕事をやっています。

ここでは木の看板を作る技術が身に付きます。職人の技術を間近で見られて、時間があればいつでも練習ができる場所なので、木や字、もの作り、日本の伝統などが好きな方にとってはもってこいの環境です。求人は行っていませんが、展示会などの際に「是非これをやらせてくれ、自分に看板を彫らせてくれ」と伝統のある作品に魅了されて、気がつけば従業員が集まっていましたね。

従業員の声

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〜物を作っている時間が1番喜びを感じるとき〜
私の業務は、看板の製作や、水書きグーの営業、パソコンを使って会長が書いた字を実際に木に合成して、こういう木だったらこういう風になりますよという提案の仕方を考えることなどです。アナログにデジタルを取り入れる様に、良いものを残して、新しいものに挑戦しています。

職場は家族のような雰囲気がありますね。家庭じゃないですけど、温かみがあるんですよね。利益だけじゃなく、人間味があるというか。損得でなく繋がりを大切にしている部分があります。

自分にとってはものを作る時間が好きというか、苦じゃないというか、すごく良い時間なんですよね。ものを作って仕事になっていると実感した時は幸せを感じています。伝統的なものに興味がある人はこの会社に向いていると思います。この会社では、すごくやりがいのある、お金では買えない経験を身につけられると思います。

編集後記


まだまだ知られていないかもしれませんが、商品としての価値が非常に高い水書きグーは、一気にブレイクする可能性を秘めているなと感じました。実際に会社に行ってみると、木や字といった日本の文化と真剣に向き合っている光景が広がっていました。普段の生活ではあまり見かけない光景だったので、とても刺激を受けました。日本の文化を大切にしながらも、新しいことにどんどん挑戦し続けている素敵な会社だなと感じました。

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