笠原 巖

私はこれまで43年間、ひたすらに「足と健康の関係」について研究してきました。

なぜなら笠原接骨院を開院してから1日に300人以上の患者様を診ていく中で、「どうして足・ひざ・腰・首などの痛みや体の不調を起こす人と起こさない人とに分かれるのか」という疑問に直面したからです。

そこである患者様の足を診て気がつきました。関節痛や腰痛を訴える人のほとんどに足裏の異常があったのです。

私は足についての研究を深めるため、7カ国を5年間、合計約4500人に調査を行いました。

そうしてデータを集め、ついに足と重力とのバランスに原因があることを突き止めたのです。

足がなぜ関節痛や腰痛を引き起こすのか、それを明らかにした「重力とのバランス理論」を発表した時には大きな反響とたくさんの賛同者を得られました。

ところが体の不調の原因ははっきりしているのに、それを治療するための器具がなかったんです。

膝や腰のためのサポーターはたくさんあり、保険が適応されるものも多かったのに、足裏のサポーターは全くと言っていいほどなかった。

そこで私が開発したのが足裏専用のサポーターです。

これは特許も取得していて、30年間売れ続けているベストセラーとなっています。

このサポーターを売るために起業したのが株式会社足裏バランス研究所です。

株式会社足裏バランス研究所の活動には、3本の矢という指針があります。

1本目が起業のきっかけである足裏専門サポーターの販売。これは本当に独自の技術・研究に基づくものなので、他社には真似できないため独占状態なんですよ。ネットでも販売しているため、お気軽に購入していただけるかと思います。

2本目はサポーターを用いた施術です。

現在女性の3人に1人が足に原因不明の異常を抱えていると言われています。男性や子供も半数以上が足に何らかの不調を感じている。そうした人のために、まず重力とのバランスを診察します。そこで重力に対して足のアンバランスが認められればサポーターを用いた施術を開始します。

実際にこの施術で体の調子が良くなったというお電話や手紙を頂くことも多く、確かな効果を発揮できていると思いますね。

原因は分からないけれど、何だか足や腰がおかしい、そう感じている方がいらっしゃればぜひ笠原整骨院にお越しください。

そして弊社の3本目の矢が「重力とのバランス理論」の周知です。医者や科学者でも発見できなかったこの理論をもっと一般に普及させていくため、本の出版や同業の治療家に向けた講演に積極的に参加しています。

もちろん目の前の患者様を治療することは重要ですが、根本的になにが原因でどうすれば治るのかという知識を広めていく必要があると思っているんです。

「重力とのバランス理論」を理解し、施術することができる治療家が増えれば、体の不調に苦しむ方を減らすことができると確信しています。

もちろん理論を広めていくことは簡単ではなく険しい道のりですが、それでも苦しむ人を救うことが私の使命だと思っております。

以上の3本の矢はどれも世界でオンリーワンのものです。

理論を広め、器具を提供し、実際に施術も行う。これらが可能なのは株式会社足裏バランス研究所だけです。

私はこれからも体調不良を訴える人を減らせるよう、様々な角度から人々の健康に貢献していきたいと思っています。

健康な状態と病気に罹っている状態の中間が未病と言われているのをご存知ですか？

私はこの未病の人を健康な方向に改善することができれば、寿命も伸びるし医療費の削減にもつながると考えています。

そのための活動の一歩目として神奈川県の未病対策団体の会員になり、改善方法の提案をしているんです。

もっと先の未来を見据えると、現代のようにたくさんの薬を売ったり、高い治療費を取るような営利主義の時代は終わるでしょう。

次に来るのは人の道徳的な価値観が重要になって来る人道主義の時代です。

みんなで寿命を延ばし医療費を抑えることで、余ったお金を福祉などに回すことができれば、人道主義の社会に近くことができるかもしれません。

具体的な施策として、AIや最新のIT技術を活用して、現代医療では解明できない症状を改善できる仕組み作りに携わりたいと考えています。

草の根活動から始めて、やがては人類全体の幸せに繋がるよう、私はこれからも活動を続けていきます。