Simple株式会社

佐藤 裕志

保育士・幼稚園教諭に特化した転職支援サービス

事情に合わせたマッチングで高い内定率を実現
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今回のインタビューは業界トップの質の高いサービスを誇るSimple株式会社代表取締役の佐藤裕志氏に、事業所と求職者の双方から厚い信頼を得ている同社の紹介事業の方針や、保育人材紹介業界の現状などをお聞きしました。

Simple株式会社 代表取締役 佐藤 裕志氏のONLY STORY

信用を大切に事業を展開


–最初にSimple株式会社の事業内容をお伺いします。

佐藤氏:弊社事業は保育の人材紹介で、「しんぷる保育」という保育士や幼稚園教諭に特化した転職支援サービスを提供しています。

–では、御社事業の特徴などをお聞かせください。

佐藤氏:事業モデルは一般的な人材紹介の会社と同様です。珍しい革新性のサービスではありませんが、あらゆる面で業界内で最高水準のサービス提供となるよう、仕組みづくりに注力して事業を行っています。

–強みの例を教えてもらえますか。

佐藤氏:例えば事業所側の話しですと、培ってきた「信頼関係」は大きな強みです。新たな求職者の方にはまだまだ認知されていないケースがたくさんありますが、継続してやりとりする事業所からは高い信頼を獲得しています。弊社の行動指針のひとつである「これから先、何十年もお付き合いのできる関わり方ができていますか?」という点を体現できているのではないかと思っています。

–なぜ、事業所からの厚い信頼を得ているのでしょう。

佐藤氏:弊社では、なにか物事が起こったときに、「どうしたら、みんながいちばんHappyな選択となるか」をみんなで話し合って会社の方針を検討しています。「それって本当に求職者のためになってる?」「事業所にとってうれしい相手になれてる?」と、自分たちの芯を持ちながらも、関わる相手の立場になって考える姿勢は、評価されるひとつのポイントになっているかと思います。

「仕事」としてやっていると、慣れるのに従ってどうしても作業になりがちなものですが、わたしたちが関わるのは「その人にとっての大切な人生の転機」。自分たちの役割の大切さをしっかりと認識して行動しているため、入職後に「前と話が違う」といったありがちなトラブルも、弊社ではほとんど発生しません。直近の4月には100名を超える方が入職しましたが、4月のトラブルや退職は0。就業後にトラブルが発生しないこともまた、事業所からの信頼につながっているのではないかと思っています。

–なぜ御社経由の内定率は高いのでしょうか。

佐藤氏:高い内定率がでている理由は多く考えられますが、本質的なニーズを把握した上での「精度の高いマッチング」が大きな理由のひとつかと思います。その人その人にあわせてカスタマイズした課題解決を提供しています。

また、サービス提供の体制や仕組みが整っているため、弊社のアドバイザーであれば、だれもが質の高い情報を提供することができる点も、弊社ならではの内定率をあげる仕組みかと思っています

求職者Happy 事業所Happy


–この業界をどうしていきたいなどありますか。

佐藤氏:「紹介会社を利用することで、逆に不幸になる」という嫌な状態をなくしていきたいと思っています。

弊社ですが、社員は「売上」ではなく、「求職者Happy、事業所Happy」を第一に行動し、業界でトップクラスの生産性をだしています。各社から注目されるスピードで成長している弊社が、「売上ではなく、みんなのためを思って、誠実な対応をしている会社」を打ち出すことで、業界のスタンダードなやり方が、どんどん健全な形となっていくことを願っています。

–この業界に対する思いをお聞かせください。

佐藤氏:極端な話しだと、紹介会社が必要のない社会が理想だと思っています。「右から左に求職者さんが転職をして、紹介会社がお金をもらう」という状態だと、まったく付加価値はありませんよね。求職者さんが正しく事業所のことを調べる能力を持ち、事業所も適切にブランディングをして人を集められる。そんな状態がいちばんな気がします。

とはいえ、実際に紹介業をやっていると、人のためになっている実感は強く感じられます。弊社のキャリアアドバイザーも、他の会社では実現できないような「やりがい」を感じていて、求職者さんや事業所から頻繁にいただく感謝の声が励みになっています。

–マッチングする上で留意していることは何でしょうか。

佐藤氏:給与や通勤時間といった条件的なニーズはもちろん重要ですが、求職者さんの本質的なニーズもまた重視しています。転職のサポートが簡単そうな方でも、「いま転職するのが本当によい判断?」「未来のことまで考えられている?」といった部分も注意してヒアリングを実施しており、闇雲に斡旋することはよしとしていません。

求職者さんが現状の課題を正しく認識した上で、プロの目線からその方の価値観や選択肢を拡げることが、アドバイザーの役割だと思っています。

–御社の独自性が表れた例などを教えてください。

佐藤氏:弊社の紹介でご入職が決まっていた内定者から、入職3日前に内定辞退の連絡がありました。それぞれご事情がありますので弊社は快く受け入れているのですが、直前でのご入職辞退は、事業所は大変困ってしまいます。

この時は、社内の関係者でタスクフォースを組み、辞退連絡のあった当日に別の求職者さんによる面接を再設定。2日後には新たな求職者さんで入職が決まりました。

このように、トラブルがあったときに、一丸となって解決に向かう姿勢は弊社のことながら、圧巻です。「どうしよう」ではなく「どうするか」を自分たちで考え、試行錯誤し、解決に持っていく姿は、弊社の特徴がでている点かと思います。

–求職者さんに対してはどうでしょうか。

佐藤氏:求職者さんが登録する段階では他社と何ら変わるところはありませんが、それ以降は大きく異なっていると思います。

あたりまえのことを、あたりまえにやるだけで大きな違いがでている気もしますが、それに加えて、求職者さん個々人にあわせて、必要な課題解決のお手伝いを高い水準で実施しています。

役職未経験の方でも園長求人で複数の内定を取れたり、紹介は利用していない保育園でも弊社経由で内定が取れたり、他の紹介会社ではあまり見られないような課題解決へのアプローチが複数見られるのが、弊社の特徴かと思います。

自身が介在することですべての人のよいよい未来につながっているか


–将来の展望をお伺いします。

佐藤氏:ずっと変わらない点は、自身の介在によって関わった方々に+の価値を提供し続けたいという点です。組織体制や事業の方針など、柔軟でスピーディーに日々変化している会社ですが、「自身が介在することですべての人のよいよい未来につながっているか」という本質的な部分は変わらないため、会社の理念となっています。

–社会的にどういった存在の会社でありたいと考えているでしょう。

佐藤氏:いかに少ないリソースでレバレッジの効いた価値を創造できるかを捉え、サービスを提供していきたいです。「自分たちはわくわくできて、みんなをあっと驚かせられる」そんな会社でありたいと考えています。

–最後に、読者へのメッセージをお願いします。

佐藤氏:誰と、どこでどのようにつながるかわかりませんが、お目にかかれた際には、ぜひお話してみたいです。


執筆=増田
校正=6483works

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