最終更新日: 2026.09.29
経営者との出会いの場はどこ?有意義なつながりを作るための完全ガイド

経営者との出会いの場を、業界団体やゴルフ、金融機関の紹介といった従来型から、SNSやウェビナーなどデジタル時代の手段まで整理します。目的別・規模別の選び方と、出会った後の関係構築も解説します。

監修:平野 哲也(株式会社オンリーストーリー 代表取締役)

経営者と話したいと思っても、普通に過ごしているだけでは接点が生まれにくいものです。

出会いの場は複数あり、目的と規模によって向き不向きがはっきり分かれます。

この記事の要約

  • 経営者とのつながりは人脈づくりにとどまらず、その場で商談や協業に発展することがあります。
  • 従来は業界団体やゴルフ、金融機関の紹介が中心で、利用できる人が限られていました。
  • SNSやウェビナーで間口は広がった一方、相手が本当に経営者かを確認しにくい課題が残ります。

経営者との出会いが重要な理由

「経営者と出会うことのメリット」について、まず整理しておきましょう。

なぜ経営者との出会いに価値があるのか、その理由を理解することが、行動を起こす第一歩になります。

ビジネスチャンスの創出につながる

経営者とのつながりは、直接的なビジネスチャンスにつながることが多いです。

自社の製品やサービスについて相手に話せば、その場で発注や協業の可能性が広がるかもしれません。

あるいは、相手企業の課題を聞いたとき、それを解決する手段があれば、その場で商談に発展することもあります。

経営者同士、あるいは経営者と営業者が直接話すとき、実務的な意思決定のスピードは非常に速いのです。

セミナーやイベントで出会った経営者が、その場で「ぜひ一度うちの課題を聞いてくれ」と興味を示してくれることも珍しくありません。

つまり、経営者との出会いは、単なる「人脈作り」ではなく、「営業活動」そのものなのです。

経営者的な視点を学べる

経営者と話す機会を持つことで、自分たちの視点が大きく広がります。

経営者は、事業全体を俯瞰する立場にあるため、部分的ではなく全体的な思考法を持っています。

課題解決の方法、市場の捉え方、リスク管理の方法など、実践的な経営知識を学べるのです。

こうした知見は、自社の経営判断にも直結し、事業成長を加速させる力となります。

経営者同士の対話を通じて得られる知識は、セミナーや書籍では決して得られない、実生活の知恵です。

従来の経営者との出会いの場

では、従来はどのような場で経営者との出会いが実現していたのでしょうか。

経営者との出会いの場の歴史を知ることで、今の選択肢がより理解できるようになります。

オンリーストーリーの事例▼

採用戦略の設計を支援するある企業では、事業の特性上、現場担当者ではなく決裁者と直接話せる手法を求めていました。

決裁者マッチング支援を導入すると、決裁者との質の高いマッチングでスムーズな商談が実現しました。

導入から約1年で、1,000万円以上の売上見込みを獲得しています。

さらに、事業提携レベルの協業パートナーとの出会いも生まれ、売上に換算できない人脈が最大の価値だと語っています。

導入事例▶ 決裁者との出会いが事業提携レベルの人脈に広がった事例はこちら

業界団体やビジネス会

商工会議所や業界団体のイベント、ビジネス会(例えば異業種交流会)は、昔から経営者同士の出会いの場でした。

毎月決まった日に開催され、経営者が参加して名刺交換をするという、比較的フォーマルな場です。

このような場での出会いは、一定の信頼性がありました。

なぜなら、団体に所属している経営者を相手にするため、身元が確認できるという安心感があったからです。

ただし、毎月数十人が参加する大きな会では、本当に相性の良い相手を見つけることは難しく、結局ほぼすべての参加者と名刺交換をするという非効率な状況が生まれていました。

ゴルフやスポーツイベント

経営者層は、ゴルフやスポーツイベントを社交の場として活用することも多いです。

ゴルフ場でのビジネスパートナーとの出会いは、多くの経営者にとって重要なつながりを生む機会になっていました。

しかし、このような場での出会いは、金銭的な余裕がある人に限定されます。

また、定期的にゴルフに行ける環境や人脈がない限り、このルートでの出会いはほぼ不可能です。

金融機関や士業の紹介

銀行やコンサルティング会社、税理士事務所といった金融・専門家ネットワークを通じた紹介も、経営者との出会いの重要なチャネルでした。

銀行員が取引先の経営者を紹介したり、税理士が顧客同士を結びつけたりという形です。

この方法の利点は、紹介者が間に入っているため、信頼性が高いという点です。

ただし、このルートを利用できるのは、すでに金融機関や士業と関係を持っている人に限られます。

また、紹介という限られた機会を通じてしか出会えないため、出会いの数も限定的でした。

デジタル時代の経営者との出会いの場

インターネットが発達した現在、経営者との出会いの方法は大きく変わりました。

これまでは限られた人のみが利用できた手段が、今は誰でも活用できるようになったのです。

SNSを通じた出会い

LinkedIn や Twitter といったSNSプラットフォームは、経営者との出会いの場として機能するようになりました。

経営者がTwitterで事業に関する発信をしていれば、それにリプライすることで、ダイレクトなやり取りが可能です。

LinkedInなら、自分たちのプロフィールを充実させ、経営者にスカウトメッセージを送ることもできます。

このアプローチの最大の利点は、完全に無料だという点です。

ただし、SNSを見ている経営者が必ず返信してくれるとは限らず、反応率は比較的低いというデメリットがあります。

また、SNS上では、身元確認が曖昧なため、相手が本当に経営者かどうか確認することが難しいのも課題です。

オンラインセミナーやウェビナー

経営者向けのセミナーやウェビナーは、今や多くの企業が開催しています。

参加者の中には実際の経営者も多く、セミナー終了後のネットワーキングの時間で、出会いの機会が生まれることもあります。

オンライン形式なら、地理的な制約もなく、全国の経営者と出会える可能性があります。

ただし、セミナーの質によって、参加している経営者のレベルにばらつきがあることも事実です。

高額な参加費を払ったセミナーほど、質の高い経営者が集まる傾向がありますが、だからといって必ず有益な出会いが得られるとは限りません。

経営者との出会いの場の種類と特徴

経営者との出会いの場は、実は多種多様です。

目的や状況に応じて、最適な出会いの場を選択することが大切です。

目的別の出会いの場

経営者と出会う目的によって、選ぶべき場所が変わります。

「新しい取引先を探している」なら、ビジネス特化型のプラットフォームが最適です。

「経営者としての知見を得たい」なら、業界や職種に特化したコミュニティが良いでしょう。

「異業種との交流を深めたい」なら、幅広い業界の経営者が参加する大型イベントが向いています。

このように、自分たちの目的を明確にしたうえで、それに合った出会いの場を選ぶことが成功の鍵になります。

規模別の出会いの場

小規模な勉強会やコミュニティなら、一度に出会える経営者は少ないですが、関係を深める時間が十分にあります。

大規模なイベントなら、多くの経営者に一度に出会えますが、個別に関係を深める時間は限られます。

どちらが良いかは、自分たちの営業スタイルや目的によって異なります。

短期間に多くの商談化を目指すなら大規模イベント、長期的な関係構築を目指すなら小規模コミュニティ、という選択になるでしょう。

決裁者マッチングが経営者との出会いの最適解である理由

ここまで様々な経営者との出会いの場を紹介してきました。

しかし、実は最も効率的で、質の高い経営者との出会いを実現する方法があります。

それが「決裁者マッチングサービス」です。

代表・平野のnote▼

オンリーストーリー代表の平野は、決裁者マッチングを10年続けるなかで「つながりは多い方がいいのか」とよく質問を受けてきました。

平野は、つながりには投じた時間やエネルギー以上のリターンがある「資産性の高いつながり」と、その逆の「負債性の高いつながり」があると考えています。

数を増やすことよりも、資産性の高いつながりの密度を高めることが大切だと述べています。

共通点や規模・ステージが近い相手と出会うことで、同じ時間でも得られる学びや関係の深さが大きくなるとしています。

代表・平野のnote▶ 経営者にとって価値あるつながりとは何かを代表が語ったnoteはこちら

自動マッチングで相性の良い相手と確実に出会える

決裁者マッチングサービスの最大の特徴は、AIが相互の企業情報や課題を分析して、相性の良い決裁者を自動的にマッチングしてくれるという点です。

従来のイベントやセミナーでは、参加者全員と名刺交換をしなければならず、その中から本当に相性が良い相手を見つけるのは非常に時間がかかります。

一方、決裁者マッチングなら、最初から「この人なら一度会う価値がある」と判断された相手とマッチングされます。

つまり、時間を浪費することなく、質の高い出会いに直結するわけです。

スピード感が圧倒的に違う

決裁者マッチングでは、マッチングが成立した段階で、両者が「相互に関心がある」という前提で進みます。

従来の営業では、初回接触から相手に関心を持ってもらうまでに多くの時間がかかるのに対し、決裁者マッチングなら、その前置きが不要です。

商談から成約までのスピードも、決裁者が直接対話するため大幅に短縮されます。

「今月中に新規商談を5件作りたい」という営業目標があるなら、決裁者マッチングはこの目標を確実に達成させる強力なツールになるのです。

安心と信頼が担保されている

決裁者マッチングサービスは、登録時に審査を行っているものが多いです。

本人確認や企業登記情報との照合を通じて、本当に決裁権を持つ人物であることが確認されます。

従来のセミナーやSNSでの出会いとは異なり、相手が本物の経営者・決裁者であることが最初から担保されているのです。

この信頼性の高さは、安心して商談に臨める環境を作り出し、結果として成約率の向上にもつながります。

決裁者マッチングの選び方と活用のポイント

決裁者マッチングが優れていることが理解できたら、次は実際にサービスを選ぶ際のポイントをご紹介します。

審査制度が整っているか確認する

決裁者マッチングサービスを選ぶ際は、登録時の審査がどの程度厳密であるかを必ず確認しましょう。

単にプロフィールを入力するだけで登録できるサービスと、名刺や企業登記情報を確認するサービスでは、マッチング相手の質が全く異なります。

「完全審査制」「決裁者のみ登録可能」といった記載があるかどうかを確認することが重要です。

マッチング後の活動をサポートしているか

決裁者マッチングサービスを選ぶ際は、マッチング後のフォローアップがどの程度充実しているかも大切です。

相手企業の詳細情報の提供、商談の進め方のアドバイス、成約に向けたサポートなど、プロフェッショナルなサポートがあるかどうかを確認しましょう。

単にプラットフォームを提供するだけのサービスよりも、サポート体制が充実したサービスの方が、実際の成約につながりやすいのです。

成功事例や導入企業の実績を確認する

サービス選びの際は、実際にそのサービスを使って成果を上げている企業がいるかどうかを確認することも重要です。

公式サイトに導入事例や成功事例が豊富に掲載されているかどうかは、サービスの信頼性を判断する良い材料になります。

また、自分たちと同じ業界や企業規模の企業が導入しているかどうかも、あわせて確認しておくと良いでしょう。

経営者との出会いを無駄にしないために

経営者との出会いが実現したら、その後の関係構築が重要です。

いくら質の良い出会いを実現しても、その後の対応を誤れば、単なる「知り合い」で終わってしまいます。

出会った後の関係を深め、実際のビジネスにつなげるためのポイントをご紹介します。

初回接触での印象を大切にする

経営者との初回接触では、第一印象が非常に重要です。

事前に相手企業の情報をリサーチし、相手の課題や関心事について準備してから臨みましょう。

相手企業のビジネスについて事前知識がある状態で会うのと、予備知識がない状態で会うのでは、相手の反応が全く異なります。

準備が整った状態での接触は、相手に敬意を示す姿勢として受け取られ、信頼構築の第一歩になるのです。

フォローアップを迅速かつ丁寧に

商談後のフォローアップも、関係構築の重要な要素です。

会った翌日には相手にメッセージを送り、「本日はご時間をいただきありがとうございました」という感謝を伝えましょう。

その際、「前回の話の中で、〇〇というご課題があるとお伺いしました。

それについて△△という解決案が考えられます」といった、具体的な提案を添えることで、相手に「この企業は真摯に対応してくれる」という印象を与えることができます。

まとめ

経営者との出会いの場から、実際の関係構築まで、詳しく解説してきました。

従来の経営者との出会いの場(ビジネス会、ゴルフ、金融機関経由)は、確かに有効な手段でしたが、すべての人が利用できるわけではなく、効率性にも課題がありました。

デジタル時代になり、SNSやセミナーなど新しい出会いの場が増えましたが、それでも相手が本当に経営者かどうか確認することは難しく、スピード感にも欠けるという問題がありました。

その点、決裁者マッチングサービスは、審査制により相手の身元が確認されており、AIによる自動マッチングで相性の良い相手と確実に出会え、スピード感も圧倒的に優れています。

経営者や決裁者との出会いを、効率的かつ確実に実現したいなら、決裁者マッチングは間違いなく最適な選択肢です。

ぜひこの機会に、決裁者マッチングの導入を検討してみてください。


よくある質問

Q. 経営者と出会うとどのようなメリットがありますか?

A. 直接的なビジネスチャンスにつながることが多い点が大きなメリットです。

自社の製品やサービスを話せば、その場で発注や協業の可能性が広がります。

また事業全体を俯瞰する立場の考え方に触れられるため、課題解決の方法や市場の捉え方など実践的な経営知識も学べます。

Q. 従来はどこで経営者と出会っていたのですか?

A. 商工会議所や業界団体のイベント、異業種交流会といったビジネス会が中心でした。

ほかにゴルフなどのスポーツイベント、銀行や税理士からの紹介も重要なチャネルでした。

いずれも信頼性は高い一方で、参加できる人や出会える数が限られていました。

Q. SNSで経営者にアプローチしても大丈夫ですか?

A. 無料で始められる点は大きな利点です。

発信している経営者にリプライを送ったり、スカウトメッセージを送ったりできます。

ただし返信してもらえるとは限らず反応率は低めで、相手が本当に経営者かどうかを確認しにくい点にも注意が必要です。

Q. 出会ったあとに気をつけることはありますか?

A. 初回接触の前に相手企業の情報をリサーチし、課題や関心事について準備してから臨みましょう。

会った翌日にはお礼のメッセージを送り、その際に聞いた課題への具体的な提案を添えると、真摯に対応する姿勢が伝わります。

この記事の監修者

平野哲也

平野 哲也(ひらの てつや)

株式会社オンリーストーリー 代表取締役

BtoB営業と決裁者マッチングの領域に12年間携わり、決裁者同士をつなぐマッチングサービスを運営。

累計26億円の資金調達を実施し、「ベストベンチャー100」にも選出されている。

「つよいい会社をつくる」を掲げ、経営の中でのしくじりや営業の現場で得た知見を発信中。

ENICXO
メッセージアイコン オンリーストーリー代表 平野からのメッセージ
オンリーストーリーでは、これまで10年以上にわたり、
BtoB営業における「集客の課題」と真剣に向き合ってきました。

経営者同士が信頼でつながるマッチングプラットフォームや、
想いを届ける手書きの手紙など、独自の形で支援を続けています。

そして最近では、経営者同士を直接つなぐ「顧問&コミュニティサービス」も新たにスタートしました。

私たちが大切にしているのは、単なるマッチングツールの提供ではなく、
一社一社の課題に寄り添い、"本当に意味のある出会い"をつくることです。

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