監修:平野 哲也(株式会社オンリーストーリー 代表取締役)
アポイント返信メールは、承諾するのか日程を変えてもらうのかで、書くべき内容が大きく変わります。
毎回ゼロから文面を考えていると、返信までに時間がかかり相手を待たせてしまいます。
💡 日本ビジネスメール協会の年次実態調査 でも、ビジネスメールの即返信は信頼度を高める要素として継続的に指摘されています。

アポイント返信メールの例文を、承諾・逆提案・お断り・リスケなど10シーン別に掲載。24時間以内の返信や件名のRe:を残す基本ルール、使える敬語8選、避けたいNGパターンまで解説します。
監修:平野 哲也(株式会社オンリーストーリー 代表取締役)
アポイント返信メールは、承諾するのか日程を変えてもらうのかで、書くべき内容が大きく変わります。
毎回ゼロから文面を考えていると、返信までに時間がかかり相手を待たせてしまいます。
💡 日本ビジネスメール協会の年次実態調査 でも、ビジネスメールの即返信は信頼度を高める要素として継続的に指摘されています。
アポイント依頼メールへの返信で守るべき最重要ルールは、以下の 3 つです。
受信から 24 時間以内に返す:先方のスケジュール調整のリズムを崩さないよう、できれば同日中、遅くとも 24 時間以内に返信 するのが原則です。
「確定回答が難しい場合でも、受け取った旨だけは即座に伝える」のがプロの対応と言えます。
件名の「Re:」は消さない:件名についている「Re:」は、やり取りの履歴を追うための重要な記号です。
消してしまうと相手が過去メールとの関連性を見失う恐れがあります。
そのまま残して返信してください。
感謝と再確認をセットで:返信メールの役割は単なる承諾だけではなく、感謝 + 日時・場所の再確認 の両方です。
この 2 つが揃うことで、当日までのコミュニケーションが円滑になります。
アポイント返信メールは以下の 6 要素で構成するのが基本です。
| 件名: Re: [元の件名] 株式会社▲▲ ▲▲様 お世話になっております、株式会社●●の●●です。 ご連絡いただき、誠にありがとうございます。 [本題: 承諾・変更・お断り] [日時・場所の再確認] 引き続きよろしくお願い申し上げます。 [署名] |

ここからは、実際に使える返信メールの例文を 10 シーン別に紹介します。
社名や日時を差し替えるだけで使える形式にしました。
| 件名: Re: ◯◯に関するお打ち合わせの日程について ▲▲様 お世話になっております、●●の●●です。 ご提案いただいた ●月●日 (●曜) ●時 にて承知いたしました。 当日は貴社 1F 受付にて時間前に到着いたします。 何卒よろしくお願い申し上げます。 |
| 件名: Re: ◯◯に関するお打ち合わせの日程について ▲▲様 ご提案ありがとうございます、●●の●●です。 ご提示いただいた ●月●日 は、誠に恐縮ながら別件が入っており伺えません。 代わりに以下のいずれかでご調整いただけますと幸いです。 ・●月●日 (●) ●:●〜 ・●月●日 (●) ●:●〜 ・●月●日 (●) ●:●〜 ご都合のよろしい日程をお知らせください。 |
| 件名: Re: 【日程変更】◯月◯日のお打ち合わせについて ▲▲様 ご連絡ありがとうございます、●●の●●です。 日程変更の件、承知いたしました。 新たに ●月●日 (●曜) ●時〜 で調整させていただきます。 変更後もスムーズに進められるよう準備いたします。 |
| 件名: Re: ◯◯のご提案について ▲▲様 ご提案いただき誠にありがとうございます、●●の●●です。 社内で検討いたしましたが、現時点では貴社のサービス導入は難しいとの結論に至りました。 貴重なご案内をいただいた中、ご期待に添えず申し訳ございません。 今後状況が変わりましたら改めてご相談させていただきます。 |
| 件名: Re: ◯◯のご提案について ▲▲様 お世話になっております、●●の●●です。 大変恐縮ですが、現在社内で同種のサービスを導入しており、 当面の新規導入は予定しておりません。 貴重なご案内をいただきましたこと、改めてお礼申し上げます。 |
| 件名: 【リスケのお願い】◯月◯日のお打ち合わせについて ▲▲様 お世話になっております、●●の●●です。 大変申し訳ございませんが、◯月◯日のお打ち合わせの日程変更をお願いできますでしょうか。 当日は以下のいずれかでしたら伺えます。 ・●月●日 (●) ●時〜 ・●月●日 (●) ●時〜 お忙しい中恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。 |
| 件名: Re: ◯月◯日のお打ち合わせの場所について ▲▲様 お世話になっております、●●の●●です。 お打ち合わせの場所変更について、承知いたしました。 新しい場所 [住所] にて ●時 にお伺いいたします。 引き続きよろしくお願い申し上げます。 |
| 件名: Re: ◯◯の件 ▲▲様 お世話になっております、●●の●●です。 ご連絡拝受いたしました。 社内で確認のうえ、本日中に改めてご返信申し上げます。 取り急ぎ、受領のご連絡まで。 |
| 件名: Re: ◯◯のお打ち合わせについて ▲▲様 ご連絡ありがとうございます、●●の●●です。 ぜひお会いさせていただきたく存じます。 大変恐縮ですが、貴社のご都合の良い候補日時を 3 点ほどご提示いただけますでしょうか。 所要時間は 30〜60 分を予定しております。 よろしくお願い申し上げます。 |
| 件名: Re: ご挨拶の件について ▲▲様 お世話になっております、●●の●●です。 「ぜひご挨拶に伺いたい」とのご連絡をいただき、誠にありがとうございます。 喜んで機会を設けさせていただきます。 以下の日程でご都合のよろしい日をお知らせください。 ・●月●日 ●時〜 ・●月●日 ●時〜 所要時間は 30 分程度を想定しております。 |

返信メールの品格を決めるのが敬語表現です。
以下の 8 つは、どのシーンでも使いやすい表現です。
返信そのものを怠る:お断りの場合でも返信は必須です。無反応は相手の印象を大きく下げる要因となります。
件名の「Re:」を消す:過去やり取りとの関連性が失われ、相手のメール管理を煩雑にする結果を招きます。
テンプレそのままコピペ:機械的なコピペはほぼ確実に見抜かれます。必ず会話内容を反映する 1 行を加えてください。
「承知しました」だけで日時・場所を書かない:相手が翌日以降に見返した際、情報が足りずトラブルのもとになります。
長すぎる文面 (500 字超):アポイント返信は 200〜400 字が目安です。長すぎると読み飛ばされる懸念があります。
「ぜひご挨拶に伺いたい」というフレーズは、BtoB 営業で頻出するアプローチの一種です。
このメールへの返信には独特のコツがあります。
受けるなら具体的な候補日を提示:「ぜひ」と言われて曖昧に返すと、相手は再度お伺いを立てる手間が発生します。
こちらから候補日を 2〜3 点提示する のが親切です。
受けない場合は明確に:「ご縁があれば」と曖昧に流すと、相手は期待を持ち続けて追いかけてくる傾向があります。
現時点では難しい旨を明確に伝える 方が、双方にとって時間の無駄が少なくて済むでしょう。
目的が不明な場合は確認する:「ご挨拶」というフレーズだけでは目的が不明瞭な場合、「差し支えなければ、お話しいただく主なテーマをお教えいただけますでしょうか」 と丁寧に確認しておくと、当日の準備がスムーズになります。
アポイント返信メールは、「24 時間以内に・件名 Re: を残し・感謝 + 再確認をセットで」 の 3 原則を守れば、営業としての信頼が着実に積み上がります。
本記事で紹介した 10 の例文は、社名と日時を差し替えるだけですぐ使えるので、翌日からのメール業務に役立ててください。
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本記事の情報は 2026 年 4 月時点の編集部調査に基づきます。最新のビジネスメール慣習は 日本ビジネスメール協会 の年次調査もあわせてご覧ください。
A. 原則として受信から24時間以内、可能であれば同日中に返すのが理想です。
日程調整に関するメールは相手もほかの予定とすり合わせているため、返信が早いほど信頼を得られます。
確定回答が難しい場合でも、受け取った旨だけは即座に伝えるのがプロの対応です。
A. 消さずにそのまま残して返信してください。
件名についている「Re:」は、やり取りの履歴を追うための重要な記号です。
消してしまうと、相手が過去のメールとの関連性を見失うおそれがあり、メール管理を煩雑にする結果を招きます。
A. 都合が悪い旨を伝えたうえで、こちらから代わりの候補日を提示します。
3つの候補日を提示し、「ご都合のよろしい日程をお知らせください」の一文を添えると丁寧な印象になります。
理由は「別件が入っており」程度にとどめて構いません。
A. 受けるなら曖昧に返さず、こちらから候補日を2〜3点提示すると親切です。
受けない場合は「ご縁があれば」と流さず、現時点では難しい旨を明確に伝えるほうが双方の時間の無駄が減ります。
目的が不明なときは、主なテーマを丁寧に確認しておきましょう。
A. 骨格はテンプレートで構いませんが、そのままのコピペはほぼ確実に見抜かれます。
会話内容や相手の名前を反映する一文を必ず加えてください。
また「承知しました」だけで日時や場所を書かないと、相手が見返した際にトラブルのもとになります。
A. 以下の 3 つは避けましょう。
(1) 件名の Re: を消す、(2) 挨拶なしで本文に入る、(3) 「承知しました」だけで日時や場所を再確認しない。
A. 例文 2 を参考にしてください。
3 つの候補日を提示し、「貴社のご都合のよろしい日程をお選びください」の一文を添えると丁寧な印象を与えられます。
A. 例文 1 の形がシンプルで丁寧です。
「ご提案いただいた ●月●日 ●時 にて承知いたしました」と明確に確定させると、相手の手間が減ります。
この記事の監修者

平野 哲也(ひらの てつや)
株式会社オンリーストーリー 代表取締役
BtoB営業と決裁者マッチングの領域に12年間携わり、決裁者同士をつなぐマッチングサービスを運営。
累計26億円の資金調達を実施し、「ベストベンチャー100」にも選出されている。
「つよいい会社をつくる」を掲げ、経営の中でのしくじりや営業の現場で得た知見を発信中。