BtoB営業において、商品やサービスの受注時にはメールの送信が重要です。しかし、状況に合わせた適切な受注メールの文面がわからない方もいるでしょう。
今回は受注業務のうち、メールを送付するタイミングと、各状況に合ったメール例文を紹介します。受注業務でのメールの書き方に迷いがある方は、ぜひ参考にしてください。
BtoB営業において、商品やサービスの受注時にはメールの送信が重要です。しかし、状況に合わせた適切な受注メールの文面がわからない方もいるでしょう。
今回は受注業務のうち、メールを送付するタイミングと、各状況に合ったメール例文を紹介します。受注業務でのメールの書き方に迷いがある方は、ぜひ参考にしてください。
受注業務でメールを書くタイミングは、以下の5つです。
それぞれの状況で、どのようなメールを送るのかを解説します。
見積書は、商品やサービスの価格、納期、取引条件などを明記した文書です。取引先に見積書を送り、契約前に取引内容を確認してもらいます。
見積書に添付する文章は、以下の3点に気をつけるとよいでしょう。
取引先に見積書を送付する際、商品やサービスの概要や特徴に触れましょう。もし先方が間違った商品を発注している場合、特徴を記載していれば気づいてもらえる可能性があります。また、プランや数量を事前に明示していない場合、なぜそのような見積りとなったのか見積書で説明することが重要です。
見積書は金銭に関わる重要な書類であるため、内容が変更できない形式で送ります。PDF形式であれば内容の変更ができないため、見積書の形式に適しています。作成した資料はPDFに書き出してから送付するとよいでしょう。
受注メールは、取引先からの注文や依頼を正式に受け付けたことを伝えるメールです。取引先との信頼関係を構築する上で重要です。通常、注文情報や取引先への挨拶を記載し、受注内容が正確であることを再確認します。
受注メールを執筆する際は、以下の3点に気をつけます。
取引先に注文の確認をするため、受注後できるだけ速やかにメールを送信します。すぐにメールを送信すれば、取引に対する信頼性を示せる、業務をスムーズに進められるといった等のメリットがあります。
商品名、数量、価格、納期など、取引の詳細を記します。取引先との間での認識のズレを防ぎ、後々の業務進行で生じる可能性のあるミスやトラブルのリスクを軽減できます。
受注の確認のほか、受注後の具体的な行動計画や予定を伝えることによって、取引先もその後の流れを把握しやすくなります。商品の出荷日や納品日、サービスの開始日、次回の連絡時期などを具体的に伝えるとよいでしょう。
社内への受注報告のメールは、受注が完了した際に社内の関連部署や上司に送ります。どの顧客から何の商品・サービスをいつ受注したのか、受注量、受注金額、納期など、受注に関する基本的な情報を記載します。
社内の受注報告文は、以下の3点に気をつけましょう。
受注報告は、簡潔かつ明確に情報を伝えることが重要です。余計な情報や複雑な表現を避け、要点を端的に伝える文を心がけます。
受注に関して何らかのトラブルが生じた場合、会社の不利益になったり、他社員に迷惑をかけたりする可能性があります。そのため、報告とともに上司や関連部署に対して適切な謝罪の意を示しましょう。
受注報告は客観的な事実を伝えることが重要です。主観的な所感や意見を挟むべきではありません。事実と所感は明確に分け、客観的なデータや情報を基に報告を行いましょう。
請求書は、取引先に商品やサービスの代金と支払期日を通知する書類です。
代金を書面に残しておけば、取引先とのトラブルや支払い忘れを防止できます。
請求書の送付時に送る文章は、以下の3点に気をつけるとよいでしょう。
印鑑か電子印鑑か、押印の形式を事前に確認しましょう。電子印鑑を使用する場合は、事前に請求先との間で合意を取り付けておく必要があります。
メールの件名や添付ファイルの名前は、相手が内容をすぐに把握できるよう明確にします。メールの件名に商品名などの詳細を明記しておくとよいでしょう。
2022年の電子帳簿保存法改正に伴い電子データの原本の保存が7年間となったため、請求書を適切に保存する体制を整えることが必要です。電子取引に伴うデータの保存に関して、社内で明確な規定を設けましょう。
受注業務においてミスが起こった場合、取引先の信頼を回復するためにも、謝罪文を送ることが重要です。
謝罪メールを執筆する際は以下の3点に気をつけるとよいでしょう。
ミスを認知した際はすぐに取引先に伝え、謝罪します。時間が経てば経つほど、取引先の不信感や不安感は増大し、後の謝罪が受け入れられにくくなります。
「申し訳ございません」と謝罪の意を伝えるだけでなく、5W1Hを用いて、ミスの発生背景や具体的な状況を明確にしましょうす。5W1Hとは、いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように、の6つの要素のことですを指します。何に対して謝罪しているのかが明確になり、謝罪の意図が伝わりやすくなります。
原因の説明後は、具体的な解決策を提示します。ミスにより生じた問題・課題を迅速に解消する方法を伝え、今後、同様のミスを防ぐ手段や方針も共有します。
見積書送付時に添付する例文を3つ紹介します。
件名: 〇〇株式会社 様への見積書の送付 〇〇株式会社〇〇部 ●●様 いつも大変お世話になっております。△△社の〇〇(担当者名)です。 先日のご相談に基づき、弊社の以下の商品・サービスに関する見積書を作成いたしましたので、添付いたします。 商品名: 〇〇 数量: 8点 価格: 64,000円(8,000円×8/税込) なお、見積書はPDF形式にて添付しております。 ご確認いただき、もし疑問や不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 何卒、よろしくお願い申し上げます。 |
メール本文に商品の見積内容を記載し、取引先の認識に間違いがないか確認している点がポイントです。添付の見積書データを開かなくても、検討している商品や個数が正しいか確認できるため親切です。
件名: 見積書のご確認について 〇〇株式会社〇〇部 ●●様 いつも大変お世話になっております。 △△社の〇〇(担当者名)です。 先日、弊社の◯◯に関する見積書をお送りさせていただきましたが、ご確認いただけましたでしょうか。 お忙しい中恐縮ですが、ご確認済みでしたらその旨をご返信をいただけますと幸いです。 もし、メールが見当たらない場合や、再度見積書をお送りするようでしたら、お知らせください。 何卒よろしくお願い申し上げます。 |
取引先がメールに気づいていないのではなく、メールが届いていない可能性があります。メールが届いていない場合を考慮し、配慮の一文を入れましょう。「メールが見当たらない場合や再度見積書が必要でしたら、お知らせください。」の1文がそれに当たります。
〇〇株式会社〇〇部 ●●様 いつも大変お世話になっております。 △△社の〇〇(担当者名)です。 先日お送りさせていただいた見積書に関して、社内での予算検討を進めてくださるとのご連絡、ありがとうございます。 必要な資料や情報提供がございましたら、お気軽にお申し付けください。 すぐにお送りいたします。 また、検討過程でのご質問や疑問点など出てきた場合にも、お気兼ねなくご連絡ください。。 それでは、引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。 |
取引先が商品購入・サービス導入を進められるよう最大限のサポートを行うため、取引先が分からない点を質問しやすくなるような一節を入れるとよいでしょう。「必要な資料や情報提供がございましたら、お気軽にお申し付けください。」と「検討過程でのご質問や疑問点など出てきた場合にも、お気兼ねなくご連絡ください。」の2文が該当します。
次に取引先から受注した際送るメールの例文を3パターン紹介します。
件名: 【〇〇株式会社 様】受注の確認と今後の進行について 〇〇株式会社〇〇部 ●●様 いつも大変お世話になっております。 △△社の〇〇(担当者名)です。 先日の商談において、以下の内容での受注を承りましたので、お知らせいたします。 改めまして、弊社から発注いただき心より感謝申し上げます。 商品名: 〇〇 数量: 8点 価格: 64,000円(8,000円×8/税込) 納期: 5月8日 受注内容に誤りや変更点がございましたら、お手数ですが速やかにご連絡いただけますと幸いです。 受注後の予定としては、上記の納期に商品を発送いたします。 発送完了次第、再度ご連絡させていただきます。 また、ご注文内容や納期等に関して、ご不明点や疑問点、またご要望などがございましたら、何なりとお申し付けください。 何卒、よろしくお願い申し上げます。 |
取引先とのトラブルを防ぐため、受注内容は再確認しましょう。商品名、数量、価格と納期に加え、今後の取引がどのように進むかを伝えるとよいでしょう。
件名: 【〇〇株式会社 様】ご注文ありがとうございます 〇〇株式会社〇〇部 ●●様 お世話になっております。はじめまして△△社の〇〇(担当者名)と申します。 このたびは弊社WEBサイト〇〇でのご注文、誠にありがとうございます。 以下の内容で受注を確認いたしました。 商品名:◯◯ 数量: 8点 価格: 64,000円(8,000円×8/税込) 納期: 5月8日 ただいま発送の準備を進めております。 受注内容に誤りや変更点がございましたら、◯月◯日までにご連絡いただけますでしょうか。 商品を発送いたしましたら、到着予定日のご連絡をいたしますのでお待ちください。 ご注文内容や納期等に関して、ご不明点や疑問点、またご要望などがございましたら、お問合せいただけますと幸いです。 引き続き、何卒、よろしくお願い申し上げます。 |
オンラインからの受注の際は、必ず注文受注が入ったWebサイトの名前を記しましょう。企業名と担当者名のみが記されていると、発注者は何の連絡かわからない場合があるからです。また、初担当となる場合は自己紹介をするのも重要です。
件名: 【〇〇株式会社 様】】追加注文のお礼 〇〇株式会社〇〇部 ●●様 いつも大変お世話になっております。 △△社の〇〇(担当者名)です。 この度は、◯◯の追加受注を賜り、誠にありがとうございます。 発注内容のご確認と今後の予定についてご連絡させていただきました。 サービス名: ◯◯ 数量: 8点 価格: 64,000円(8,000円×8/税込) 納期: 5月8日 現在、発送準備を進めております。 受注内容に誤りや変更点がございましたら、お手数ですがご連絡ください。 また、ご不明点や疑問点、またご要望などがございましたら、お問合せいただけますと幸いです。 貴社とのご縁をさらに深めることができ、大変嬉しく思っております。 今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。 |
すでに関係を構築している企業に受注メールを送る際は、関係を深められることを嬉しく思っていると伝える一節を付け加えましょう。「貴社とのご縁をさらに深めることができ、大変嬉しく思っております。」の1文がそれに当たります。
次に、社内での受注報告メールの例文を3パターン紹介します。
件名: 【受注報告】A社からの新規受注について 〇〇さんお疲れ様です。 以下、新規受注について報告します。 受注先: A社 受注日: 2023年8月21日 商品/サービス: XYZ製品 数量:1000個 納期: 2023年9月15日 受注金額: 5,000,000円 以上の通り、A社より新規の受注を確定いたしました。 受注に関する詳細資料を添付しております。 今後の進行に関しては、計画通り進めて参ります。 何かご不明点、ご指示がございましたら、お知らせください。 よろしくお願いいたします。 |
社内への共有メールは、必要最小限の内容を記しましょう。受注内容、経過をまとめた資料の付与、質問と指示の促しだけを記し、読み手が必要な情報だけをすぐに把握できるようにします。
件名: 【受注報告】新規取引先B社からの初回受注について 〇〇さんお疲れ様です。 以下、新規取引先からの初回受注の報告をいたします。 取引先: B社 初回受注日: 2023年8月22日 商品/サービス: ABC製品 数量:500個 納期: 2023年9月10日 受注金額: 2,500,000円 この度、新規の取引先B社より、初めての受注をいたしました。 B社様の詳細や、取引開始までの過程、条件等の詳細資料を添付しております。 取引開始に際しての手続きは全て完了しており、今後の業務進行に関しては、計画通り進めて参ります。 何かご不明点、追加の指示がございましたら、お知らせください。 よろしくお願いいたします。 |
新規の取引相手の詳細を上司が知らないことは多いため、取引の過程や条件・企業概要等をまとめて伝えるといいでしょう。メールの本文は端的に済ませつつ、詳しい情報は資料にまとめて添付すると、ストレスなく情報を理解できます。
【重要】受注に関するミスの報告と謝罪 〇〇さん お疲れ様です。 C社の以下の受注に関して、見積もり金額の誤送付が発生しました。 取引先: C社受注日: 2023年8月20日 商品/サービス: DEF製品 数量:300個 ミス内容:割引を適用していない見積書を送付した 期間限定の割引価格を適用し忘れ、通常価格での見積もりを算出しました。 早急にC社に対して正確な見積もりと謝罪を行い、誤差分の金額を返金、または次回の取引時に割引として適用する提案を行う予定です。 今回のミスについては、私の確認不足が主な原因だと考えています。 今後は再発防止に向けチェック体制を強化するとともに、関連部署との連携をより密に行うことで、同様のミスを繰り返さないよう努力いたします。 この度は、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。 引き続きのご指導とご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 |
受注に関してミスが生じた場合、上司や関連部署に対して必ず謝罪のメールを送りましょう。同時に原因分析と今後の取り組みを記し、改善の意志を示します。
この時「事実」と「所感」を混同しないことが重要です。上記だと「ミス内容:割引を適用していない見積書を送付した」の部分は事実なので断言していますが、「今回のミスについては、私の確認不足が主な原因だと考えています。」は自らの解釈なので「考えています」の1一文を挿入し、事実と解釈を分離しています。
続いて請求書送付時に関する例文を以下の3パターン紹介します。
件名: 【〇〇株式会社 様】◯◯の請求書送付 〇〇株式会社〇〇部 ●●様 いつも大変お世話になっております。 △△社の〇〇(担当者名)です。 添付ファイルにて、5月分の◯◯に関する請求書を送付いたします。 請求書は、PDFにして添付しております。 請求書の押印形式に関して、先日の合意に基づき電子印鑑を使用しております。 ご確認の上、本請求書に明記させて頂いた振込先へ6月9日までにお振込みくださいますよう、お願い申し上げます。 請求書に関する疑問点や確認事項がございましたら、お気軽にご連絡ください。 何卒、よろしくお願い申し上げます。 |
電子印を利用する場合は、事前の打ち合わせで押印の形式を確認しておきましょう。電子印の利用を認めていない場合、印鑑の効果がなくなってしまうためです。また、請求書は改ざんができないPDF形式で送るのがおすすめです。
件名: 【〇〇株式会社 様】入金確認のお知らせ 〇〇株式会社〇〇部 ●●様 いつも大変お世話になっております。△△社の〇〇(担当者名)です。 〇〇年〇月分の〇〇商品に関する請求額、合計64,000円について、本日入金の確認が取れました。 ご対応いただき、ありがとうございます。 何かご不明点、ご質問、追加のご注文等がございましたら、お気軽にお問合せください。 今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。 |
取引先を不安にさせないために、入金の確認が取れ次第連絡しましょう。また、トラブルを避けるために、入金金額に間違いがないかも確認します。
件名:【〇〇株式会社 様】5月分◯◯商品の入金状況のお問い合わせ 〇〇株式会社〇〇部 ●●様 いつも大変お世話になっております。 △△社の〇〇(担当者名)です。 6月分の◯◯商品に関する請求額、合計64,000円につきまして、現在までのところ入金の確認が取れておりません。 お手数をおかけしますが、ご入金のご予定をお知らせいただけますでしょうか。 メールが入れ違いとなり、既にお振込みいただいておりましたら、申し訳ございません。 何かご不明点やご質問等がございましたら、お気軽にお問合せください。 何卒、よろしくお願い申し上げます。 |
入金の確認が取れない場合、入金の予定を質問しましょう。入金のお願いではなく質問をした方が、相手を不快にさせずに振込日程を確認できます。また自社の確認ミスも想定し「既にお振込みいただいておりましたら、申し訳ございません。」という一節も挿入しておきます。
最後にミスに関して謝罪する時のメールの例文を3パターン紹介する。
件名:【〇〇株式会社 様】見積書の間違いに関するお詫び 〇〇株式会社〇〇部 ●●様 いつも大変お世話になっております。 △△社の〇〇(担当者名)です。 先日お送りさせていただきました見積書に間違いがございました。 誠に申し訳ございません。 詳細としましては、データ入力の際のヒューマンエラーにより、提出した見積書に誤った金額や項目が記載されていました。 直ちに正確な見積書を作成し、本日中にお送りいたします。 また、見積書のチェック体制を強化し、同じミスを繰り返さないようフローの見直しを行って参ります。 この度はご迷惑をおかけいたしまして、心よりお詫び申し上げます。 今後の業務において、より慎重に、そして迅速に対応して参りますので、引き続きのご信頼を賜りますようお願い申し上げます。 |
前述の通り、謝罪の際は謝罪の意に加え、問題の原因と解決策を伝えましょう。記載する解決策は、今後の改善より今生じている問題に焦点を当てることがポイントです。取引先の関心は現在の問題であり、その解決に真摯に向き合う姿勢が重要です。
件名:【〇〇株式会社 様】発送遅れに関するお詫び 〇〇株式会社〇〇部 ●●様 いつも大変お世話になっております。 △△社の〇〇(担当者名)です。 この度の商品の発送遅れに関しまして、深くお詫び申し上げます。 弊社中央倉庫の倉庫の在庫管理ミスにより、商品の出荷が遅れてしまいました。 既に他の倉庫より該当の商品を手配し、明日中には発送を完了いたします。 また、在庫管理の方法を見直し、今後このようなミスが再発しないような措置を講じて参ります。 この度のミスに関しまして、大変ご迷惑をおかけしたこと、重ねてお詫び申し上げます。 今後はよりよいサービスを提供できるよう努力して参りますので、何卒宜しくお願い申し上げます。 |
発送遅れの対処は早ければ早いほどよいです。あらゆる手段を使って、少しでも早く発送します。事前の防止策として、納品日は問題なく発送できる月日から逆算して提示しましょう。
件名:【〇〇株式会社 様】商品の不備に関するお詫び 〇〇株式会社〇〇部 ●●様 いつも大変お世話になっております。 △△社の〇〇(担当者名)です。 先日お届けした商品に不備がございました。 具体的には、弊社の製造ライン及び品質チェックの段階で、不完全な商品が出荷されました。 ご注文いただいたにも関わらず、完全な状態で商品をお送りできなかったこと、心よりお詫び申し上げます。 弊社負担で新しい商品を速やかにお送りさせていただきます。 加えて、製造及び検品プロセスの再評価を行い、同様の問題が再発しないよう厳重に対策を講じます。 この度はご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。 この問題を真摯に受け止め、今後とも信頼に応えるサービスを提供できるよう努めて参ります。 何卒ご理解とご容赦のほど、よろしくお願い申し上げます。 |
商品の不備があった際は、新しい商品とその発送にかかる費用が問題となります。自社のミスが原因である場合、原則として費用は自社が負担します。
受注のメール例文に関してよくある質問をまとめました。
それぞれに回答します。
A. 例文をそのまま利用するのはおすすめしません。取引先ごとに文章を書き換えることによって、取引先のニーズや要望に柔軟に対応しましょう。テンプレートは単なる一つのフォーマットとして捉え、取引先ごとの特性や要望に合わせて調整します。
例文を使ったメールのテンプレート化は、効果的な業務効率化の手段です。一度テンプレートを作成すれば、受注のたびに同じ文面を再利用できるため、作業時間の短縮やミスの低減につながります。
A.それぞれの受注の内容や状況に合わせて、例文の微調整を行います。
初めての受注時との違いは、取引先との関係が既に形成されており、以前の取引で得た経験や情報を文章に盛り込める点にあります。以前の取引に対する謝意を表したり、業務課題の解決状況についての質問を入れたりできます。また、取引先に商品やサービスの感想を尋ねるのも、満足度を確かめる上で効果的です。
A.まず現場の状況の正確な把握が重要です。
現場の実態や受注までの流れを洗い出すことによって、ミスの発生原因や背景が明確になります。さらに、”So What?”の考え方を用いて、事実や情報を深ぼることが推奨されます。
“So What?”の考え方は、「問題が何を意味するのか」または「それに基づいてどのような行動や考え方をすべきか」を理解するためのフレームワークです。ある要素や、導き出した結論に対し、それがどうしたの?、それが意味するものは何か?と問い、問題についてより深い理解や視点を求めます。
このようなフレームワークを使いつつ、単に事実を知るだけでなく、その事実が意味するものは何か、どのような影響があるのか、次にどのような行動をとるべきかという点を明らかにしましょう。
ここまで、受注の際に送る文章の例文を紹介してきました。しかし、受注に至る件数を増やさないことには、売上は増加しません。決裁者とのアポイントを獲得できれば、商談から成約までスムーズに進められるうえ効果的に提案できるため、受注率の増加につながります。
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今回は受注のメールの例文を紹介しました。受注の際のメール作成において、以下がポイントです。
受注時には、さまざまなタイミングで文章を記す必要があります。シチュエーションで例文をそのまま使うのではなく、取引先との関係に応じて文面を調整することが重要です。例文をもとに効果的な文章を作成し、取引先との取引をスムーズに進めましょう。
そもそもの受注に至る件数を増やしたいという場合には、「チラCEO」の利用がおすすめです。チラCEOは決裁者同士をつなぐビジネスマッチングのプラットフォームです。決裁権を持つ者同士でコミュニケーションをとることによって、受注までのリードタイムを最短にできます。新たな受注先をお探しの方は、ぜひチラCEOをご検討ください。