監修:平野 哲也(株式会社オンリーストーリー 代表取締役)
VRは、ゴーグルなどを通じて現実のような体験ができる技術で、採用活動にも活用が広がっています。
採用活動にVRを導入するメリットや事例、コストを確認しましょう。

採用活動でのVRの活用方法を、会社説明会や会社見学、インターンシップ、ゲームに分けて解説しています。導入のメリット・デメリット、保育園や工場見学などの事例、導入までの流れと撮影費などのコストもまとめました。
監修:平野 哲也(株式会社オンリーストーリー 代表取締役)
VRは、ゴーグルなどを通じて現実のような体験ができる技術で、採用活動にも活用が広がっています。
採用活動にVRを導入するメリットや事例、コストを確認しましょう。

VRを採用活動に用いる方法は、4つあります。
VRを採用活動に用いれば、ホームページや動画にはない臨場感や没入感のある体験を、求職者に与えられます。
さらに、録画したコンテンツを提供すれば、求職者はいつでもどこでも参加でき、運営側の負担も軽減できるでしょう。
会社説明会にVRを用いると、より多くの求職者に会社のことを知ってもらえます。
なぜなら、ゴーグルなどの機器さえあればオンライン上で開催できるので、参加場所を選ばないからです。
遠方に住む求職者であっても参加できます。
さらに、会場が密になる心配がなく、開催者の負担も減らせるでしょう。
VRは、職場や社員の雰囲気が知れる会社見学にも有効です。
求職者はあたかも、会社に出社しているかの様な体験ができるので、働く環境や社員が働く様子を知れるからです。
特に工場見学を実施する場合は、参加者の安全面に配慮する必要がないので、効率的な運用ができるでしょう。
インターンシップや職場体験にVRを使えば、求職者は具体的な仕事のイメージをつかめるでしょう。
開発や営業の業務を体験できたり、社員とコミュニケーションをとれたりして、実務に近い体験をできるからです。
入社の前後で生まれがちな認識のズレを解消するのに役立ちます。
採用活動にVRのゲームを採用している会社もあります。
言語では伝えづらい企業理念や価値観は、ゲームという手段を用いれば、求職者に理解してもらいやすいのです。
例えば、Webアプリケーションを開発する会社では、採用の過程でVRのゲームを導入しています。

採用活動にVRを導入するメリットは、3つあります。
VRを使えば、入社後のミスマッチを防ぎ、離職率を抑える効果が期待できます。
入社前に、職場の様子や同僚の人柄を理解できるのが理由です。
VRなら実際の仕事に近い体験ができるので、入社してから「思っていた職場のイメージと違う」というミスマッチを減らせます。
オンラインで採用活動をすれば場所に縛られないので、より多くの求職者に会社のことを知ってもらえます。
また、録画したコンテンツを使えば時間の成約もないので、求職者と開催者が日程調整をする手間も省けます。
さらに、求職者がVRを使えば、ホームページや動画にはない没入感を得られるでしょう。
採用活動のために制作したVRのコンテンツは、会社のPR活動にも使うと効果的です。
なぜならVRを導入する企業は少なく、注目を集めやすいからです。
例えば、自社のブランドイメージを向上させたり、広報活動にも使えたりする用途があります。

採用活動にVRを導入するデメリットは、コンテンツの制作が難しいことです。
なぜなら、VRではホームページや動画にはない臨場感や没入感のあるコンテンツの制作の技術が求められるからです。
もし自社に制作する技術やノウハウがない場合は、専門知識を持つパートナーを探す必要があります。
各領域のスペシャリストに相談したいという悩みは「カウンセル」で解決できます。カウンセルは現役経営者に、自社が抱える悩みを相談できる相談型解決サービスです。売上の拡大、マーケティング戦略や即戦力となる人材採用などの悩みがワンストップで解決できます。今なら3万円の相談費用が無料になり、お得に始められるチャンスです。相談内容を入力するだけで相談相手が紹介されるので簡単に利用可能。
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採用活動におけるVR導入事例を3つ紹介します。
株式会社ストーブカンパニーが運営するよつば保育園では、園見学にVRを採用しています。
あたかも、保育園を訪れて入口から教室まで移動することができ、園内の構造が分かります。
さらに園児が遊んだり、昼食を食べたりする様子を、まるで近くで見ているかのような体験ができ、保育園を選ぶ際の参考になるでしょう。
警視庁が、内定者とその家族に向けた職場見学にVRを導入しました。
VRを使った職場見学では、警察学校の施設紹介と1日体験をでき、求職者の入庁後のミスマッチを減らす効果が期待できます。
金属部品の加工メーカーである難波制作所は、工場見学にVRを導入しました。
社員でなければ立ち入るのが難しい工場にいるような体験ができ、稼働する加工機などの様子が分かります。
こうしたバーチャル工場見学は、採用活動のブースでも実施できます。
したがって求職者は工場に赴くことなく、ものづくりの現場を知れて、会社の理解を深めるのに役立つでしょう。

採用活動にVRを導入するステップは以下の通りです。
採用する上での課題を見きわめることが重要です。
なぜならホームページや動画で解決できる課題であれば、VRを導入する必要がないからです。
VRの特徴である臨場感や没入感がどのように課題解決に役立つのかを明確にするとよいでしょう。
制作では、動画の撮影や編集する技術が求められます。
したがって、社内に制作するか技術がなければ、外部に制作を委託する必要があります。

VRを採用活動に導入するためのコストは、主に以下の4つです。
VRのコンテンツを制作するには、360度方向の動画が必要です。
したがって、通常の撮影費よりも高くなる傾向があります。
三次元CGの制作費は、制作会社や作り込みの度合いによって費用は変わります。
また、音響は著作権フリーの素材を使うなどの工夫をすれば、削減できる余地があるので知っておくとよいでしょう。
VRの臨場感や没入感といった特徴を採用活動に活かせば、入社後のミスマッチを防ぎ、離職率を下げられるといったメリットがあります。
VRを導入するには、課題を見極めてコンテンツを制作することが重要です。
VRの映像を制作するには360度方向の撮影など、通常の動画と異なるノウハウが求められます。
社内に制作する技術がなければ、専門家に相談するとよいでしょう。
各領域のスペシャリストに相談したいという悩みは「カウンセル」で解決できます。
カウンセルは現役経営者に、自社が抱える悩みを相談できる相談型解決サービスです。
完全オーダーメイドの「無料ピッチ会」は、ニーズを伝えるだけで、ソリューションを持つ会社が集まり、たった1時間で効率的に情報収集が行えます。
申込は無料で、連絡先を入力するだけの5分で済むので、ぜひご検討下さい。
A. コンテンツの制作が難しいことです。
臨場感や没入感を出す技術が求められるため、自社にノウハウがなければ専門のパートナーを探す必要があります。
まずは短い動画から始めて、求職者の反応を確かめる方法もあります。
A. 自社の採用課題を洗い出し、VR動画作成のゴールを決めます。
そのうえでコンテンツを企画し、制作する順に進めます。
各段階で採用担当者と現場の社員の意見を取り入れると、実態に近いコンテンツになります。
A. 目安として、撮影費5〜10万円、編集費5〜25万円、三次元CGの制作費40万円程度、音響・ナレーション費5〜10万円がかかります。
費用は内容や品質によって変わるため、複数社の見積もりを比べて判断しましょう。
A. 職場や仕事の様子を実際に近い形で体験できるため、求職者が入社後の働き方をイメージしやすくなるためです。
良い面だけでなく実際の業務の様子も見せることで、より効果を高められます。
この記事の監修者

平野 哲也(ひらの てつや)
株式会社オンリーストーリー 代表取締役
BtoB営業と決裁者マッチングの領域に12年間携わり、決裁者同士をつなぐマッチングサービスを運営。
累計26億円の資金調達を実施し、「ベストベンチャー100」にも選出されている。
「つよいい会社をつくる」を掲げ、経営の中でのしくじりや営業の現場で得た知見を発信中。