監修:平野 哲也(株式会社オンリーストーリー 代表取締役)
テレアポ代行は料金体系によって費用の発生タイミングも相場も大きく異なります。
3つの料金体系ごとの相場と追加費用、費用を抑えるコツをまとめました。

テレアポ代行の料金体系はコール課金型、成果報酬型、月額固定型の3種類です。それぞれの費用相場と初期費用などの追加コスト、費用を抑える3つのコツ、代行会社を選ぶ際の確認ポイントをまとめました。
監修:平野 哲也(株式会社オンリーストーリー 代表取締役)
テレアポ代行は料金体系によって費用の発生タイミングも相場も大きく異なります。
3つの料金体系ごとの相場と追加費用、費用を抑えるコツをまとめました。
テレアポ代行とは、電話によるアポイント獲得を外部の専門会社に委託するサービスです。
自社で人員や設備を揃えずにプロのオペレーターへ任せられる点が特徴です。
架電によるアポイント獲得が中心ですが、リスト作成やスクリプト設計、架電結果のレポートまで対応する会社もあります。
依頼範囲が広がるほど料金は上がるため、どこまで委託するかを事前に整理しておくと見積もりの精度が高まります。
テレアポ代行はアポ獲得に特化し、営業代行は商談やクロージングまで含むサービスです。
アポ獲得だけを任せたい場合はテレアポ代行、受注まで一貫して委託したい場合は営業代行が適しています。
料金体系は大きく3種類あり、費用の発生タイミングが異なります。
商材の特性に合わせて選ぶことが重要です。
電話をかけた回数に応じて料金が発生する体系です。
掛け直し回数で単価が変わり、1コール100円から300円程度が相場です。
アポが取りやすい商材では費用対効果が高い一方、獲得率の低い商材ではコストが膨らむリスクがあります。
アポイントを獲得した場合にのみ料金が発生する体系です。
1アポあたり1万円から3万円が相場で、難易度の高い商材では4万円を超えることもあります。
費用がかからない反面、件数を追い質の低いアポが混ざるリスクがあります。
成果の定義を「決裁者との面談」など具体的に設定し、質を担保しましょう。
コール数やアポ数に関わらず毎月一定額を支払う体系です。
月額10万円から50万円が相場で、スクリプト改善やレポート提出まで含むサービスが多い傾向です。
PDCAを回しながら中長期で改善したい場合に適していますが、成果がゼロでも費用は発生します。
コール単価やアポ単価だけで判断すると想定外の出費につながります。
見積もり段階で総額を把握しましょう。
初期費用は3万円から10万円程度が一般的で、ヒアリングやオペレーター研修の費用が含まれます。
リスト作成は1件30円前後、スクリプト作成はオプション扱いの場合もあるため、基本料金の範囲を必ず確認してください。
コール課金型では最低ロットが1,000件や2,000件に設定されている場合があります。
単価100円でもロット2,000件なら月20万円となり、固定型と差がありません。
単価だけでなく月額換算で比較しましょう。
依頼側の工夫で費用を抑えつつ成果を最大化できます。
リスト作成を自社で行えば1,000件分で3万円前後の削減になります。
自社のターゲット層に合った精度の高いリストはアポ獲得率を押し上げ、結果的な費用対効果も高まります。
スクリプトの質はアポ獲得率に直結します。
自社の強みや競合との差別化ポイントを反映したスクリプトを用意すれば、作成費用の削減と成約率の向上を同時に実現できます。
いきなり大量発注せず、数百件単位のお試しプランで検証するのが有効です。
少額でアポ獲得率や質を確認してから本契約に進めば、ミスマッチによる無駄な出費を防げます。
料金だけでなく成果に直結する要素も確認しましょう。
オペレーターの商材理解がアポの質を左右します。
同業界の実績がある会社は立ち上がりが早く、精度にも期待できます。
格安の裏にアルバイトや未経験者の多用がある場合、アポの質は安定しません。
自社雇用のオペレーターが在籍し、研修やモニタリング体制が整っているかを確認しましょう。
架電結果のレポートや定例ミーティングの有無は成果改善の鍵です。
スクリプト改善の提案まで行う会社なら、継続するほど成果が向上します。
三つの体系にはそれぞれ向き不向きがあり、自社の状況によって適した形は変わります。
選ぶ際に見るべき観点を整理します。
一件の受注額が小さい商材で成果報酬型を選ぶと、費用が利益を上回ることがあります。
一アポあたりの費用が、受注額に成約率を掛けた金額を下回るかを必ず確認します。
高単価の商材であれば、成果報酬型でも十分に採算が合います。
継続課金の商材なら、初回の受注額ではなく生涯価値で計算しましょう。
件数を確保したいならコール課金型、質を重視するなら成果報酬型が向いています。
アポの定義が緩いと、件数は増えても商談にならないという結果になりがちです。
契約前に、どの状態をアポと見なすのかを文書で確認しておきます。
アポが増えても、商談に出られる人員がいなければ機会を無駄にします。
週に何件まで対応できるかを先に把握してから、依頼する件数を決める必要があります。
繁忙期には件数を絞れる契約かどうかも確認しておきましょう。
料金以外の条件が、実際の成果と手間を大きく左右します。
見落としやすい項目を挙げます。
代行会社が作成したリストを、契約終了後に引き継げるかは重要な論点です。
接触履歴を含めて返却されるかどうかを、契約書で確認しておきます。
返却されない場合、次の施策をゼロから始めることになります。
件数だけの報告では、うまくいかない原因が分かりません。
断られた理由の内訳まで共有される体制かを確認しておきましょう。
定例の打ち合わせがあるかどうかも、改善の速度に影響します。
最低契約期間が設定されている場合、途中解約に費用が発生することがあります。
成果が出なかったときにいつ抜けられるかを、契約前に確認するのが安全です。
自動更新の条項があるかどうかも、あわせて見ておきましょう。
テレアポ代行の料金はコール課金型、成果報酬型、月額固定型の3体系に分かれます。
コール課金型は1コール100円から300円、成果報酬型は1アポ1万から3万円、月額固定型は月10万から50万円が目安です。
初期費用やリスト作成費も発生するため、見積もりでは総額を把握してください。
リストやスクリプトの自社準備、お試しプランの活用で費用は抑えられます。
料金の安さだけでなく実績や運用体制も含めて比較し、自社に合ったパートナーを選びましょう。
A. コール課金型で1コール100〜300円、成果報酬型で1アポ1万〜3万円、月額固定型で月10万〜50万円が目安です。
料金体系によって向いている使い方が異なるため、依頼の目的や期間に合わせて選びましょう。
A. 件数を追って質の低いアポが混ざるリスクがあるため、成果の定義を具体的に決めておく必要があります。
アポの内容を定期的に確認し、代行会社にフィードバックすることで質を保てます。
A. 初期費用が3万〜10万円程度、リスト作成が1件30円前後かかるケースが一般的です。
見積もりの段階で、追加費用も含めた総額を確認しておくと安心です。
A. ターゲットリストとトークスクリプトを自社で用意すると、作成費の削減と獲得率の向上を同時に狙えます。
自社で用意する場合も、代行会社の意見を取り入れて内容を改善していくと効果が高まります。
A. テレアポ代行はアポ獲得に特化し、営業代行は商談やクロージングまで含みます。
自社で商談や提案を担える体制があるかによって、どちらを選ぶかを判断しましょう。
この記事の監修者
平野 哲也(ひらの てつや)
株式会社オンリーストーリー 代表取締役
BtoB営業と決裁者マッチングの領域に12年間携わり、決裁者同士をつなぐマッチングサービスを運営。
累計26億円の資金調達を実施し、「ベストベンチャー100」にも選出されている。
「つよいい会社をつくる」を掲げ、経営の中でのしくじりや営業の現場で得た知見を発信中。